風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

宝塚スピンオフ作品を妄想する / 貧乏神 / 喜六 / ブルース / 谷三十郎 / ピットキン主演

 
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辛いニュースが多い中、先日TwitterでフォロワーAさんの呟きが目に留まりました。

20世紀号のタグを見ていたら心がほぐれると。
レビュー本で20世紀号のメンバーに再び出会えた喜びの素敵なツイートです。

その中で「ブルース」の文字が突如光って見えまして、彼のことをブログに書きたい!と思いました。
ブルースは『20世紀号に乗って』で彩風咲奈さんが演じた役です。

ブルース主演のスピンオフ作品があれば楽しいだろうなというところから、ユニークな登場人物5名を選んで、彼らを主役にしたスピンオフ作品を考えてみました。

私の愛すべきキャラクターたちのもう一つの物語です。(完全妄想)

* (      )は当時演じた方です。

 

 

ポージングレビュー 『桃色ブルース』 


主演 ブルース・グラニット (彩風咲奈)
-『20世紀号に乗って』より

 

屈託のない笑顔、無邪気な性格、一途な激ラブ視線…
ピンクのスーツを着こなしポーズを決めるナルシストな彼は列車の中でも一際目立つ存在でした。
学生時代も はちょっと浮いていたかもしれません。

しかし彼も人間ですからいつも笑顔ではいられないでしょう。
『20世紀号に乗って』は彼の人生のほんの一部分に触れたに過ぎません。
実生活では悔し涙を流す日もあれば苦悩に顔を歪める日もあるはずです。

ですがブルースにはいつも笑っていてほしい。

なので彼の主演作品は、持ち味の「軽さ」を生かした笑顔はじけるポージングレビュー!

もちろん全てこだわりのピンクの衣装でゴージャスに華やかに。

次々とポーズを決めるかっこいいブルース‼︎
ワクワクしませんか!?

脚長ポージングスターの名前をほしいままに、
『桃色ブルース』最高にhappyなレビューになりそうです♪

 
♡―――――♡

 
個性の強いキャラクターが目白押しだった20世紀号乗客の中でも、ブルースは異彩を放つ存在でした。

いちいちポーズをとるところが可愛いくて頭をぶつけるのも可愛い。
何も考えてなさそうな笑顔は可愛さの極みでした。
キャリエール役で感動を呼んだ咲ちゃんの真逆の魅力が光る貴重な役でした。

 

ああ!20世紀号に乗って、
本当に楽しかったですねー‼︎ ←突然の発作

 

落語コメディ『喜六の記録』

 

主演 喜六 (七海ひろき)
-『ANOTHER WORLD』より

 

康次郎の後を追って…というわけではないがANOTHER WORLDへひょっこり来てしまったっぽい喜六。

顔はどえらいイケメンなのに中身のずっこけぶりがたまりません。

そんな喜六は地上でも皆なに愛されていた。
よく食べよく眠り、朗らかに働き、陽気に遊ぶ、裏も表もない男。

そんな喜六のこの世での人生を描いたハートフルな落語コメディ「喜六の記録」

お人好しエピソード、お気楽エピソード、能天気エピソードなどなど、
悩み少ない喜六の人生エピソードが盛りだくさん。

もちろん友達の康次郎も絶賛出演中!!

鯖にあたってアナザーワールドへ行くまでの喜六のほのぼの人生の記録を是非劇場で体感してください。

 

♡―――――♡ 

 

『ANOTHER WORLD』は3つの落語をベースにした楽しいミュージカルでした。
その中でかいちゃん演じる喜六は大変チャーミングな男。

人生はどんなに頑張っても限りがある。
ならば笑って暮らしたい。
これがなかなか難しいわけです。

でも喜六なら。

彼ならそんな人生を送れるかもしれない、というところからの彼のスピンオフ作品です。

落語作家の小佐田定雄さんによると「美」の世界の宝塚と「笑」の世界の落語の縁が深まるのは素晴らしいことだと。
「ANOTHER WORLD」はまさにそれが実証された作品でした。

 

谷 ロマン『油小路に散る』

 

主演 谷三十郎  (奏乃はると)
-『壬生義士伝』より

   

『壬生義士伝』では仲間に嫌われ油小路であっさり斬られてしまい、さぞかし悔しかったことでしょう。
曲がりなりにも新撰組の組長まで務めた男です。

スピンオフ作品3作目は、新撰組7番隊組長として激動の世を太く短く生き抜いた男、谷三十郎の人生を描く幕末ロマンです。


彼にも秘めたる野望や (逃げ足の速さ以外の)才能、武勇伝の一つや二つ、ロマンスの三つや四つあったかもしれません。

今回彼は唯一実在の人物です。
そこで彼の人生を簡単に調べてみますと、

大酒飲みで女好き、組のものには嫌われてた と書かれているのを偶然見つけてしまいました…

分かりやすい人柄のようで、ますます興味をそそられます。
しかしまだまだ私の知らない谷三十郎も存在するはず。

 

『油小路に散る』は壬生義士伝では語られなかった彼の知られざる凄い一面を(必死で探して) 描いた作品です。

油小路のラストシーンでは全観客の涙を誘うことになりそうです。(雪吹雪の演出あり)


♡―――――♡ 


壬生義士伝でのにわ三十郎さん、お上手でしたね、好きでした。

宴会の席では目つきといい足のよろけ具合といい本当の酔っ払いのおっちゃんのような動きがお見事でした。

またどの場面にも谷の小物感が出ていたと思います。

油小路で切られる瞬間から倒れるまでの顔、特に目は、谷という男の人生そのものを映し出しているように感じられとても印象に残っています。

 

‪哀愁喜歌劇『怒らない男ピットキン』

 

主演 ピットキン・ブリッジワーク
    (英真なおき / 輝月ゆうま)
ー『ON THE TOWN』より


男好きの婚約者に適当にあしらわれても、
軽く扱われても、
完全になめられていても、

怒りもせず終始穏やかな口調で「わかるよ

哀愁漂う男の名はピットキン…

尋常ではない包容力をお持ちのおっちゃん ジェントルマンです。

最後はどうにも我慢出来なくなって爆発しますけどね。
→よく耐えたで賞

忍耐強いピットキンが肉食系女子の婚約者に愛想を尽かして、最後に心を通わせたのはユニーク系女子でした。

似た者同士の哀愁カップルの誕生
『怒らない男ピットキン』のラブロマンスの始まりです…

この2人の今後の愛の物語に興味を抱く方が、私以外にいらっしゃれば幸いです。

 

 ♡―――――♡ 

 

私が観劇したのは英真ピットキン。
じゅんこさんの独特の間合いの演技が面白くてかなりツボにはまりました。
歌もしみじみと歌い上げ、ピットキンの人間性が滲み出るような歌がお上手でした。

この老成したおじさまを若いまゆぽんが好演したというのは凄いと思います。

 『ON THE TOWN』は娘役の活躍の場も多くて賑やかな舞台を楽しみました。

 

貧乏ミュージカル『貧ちゃんズ』

 

主演  貧乏神
(華形ひかる/朝夏まなと/祐澄しゅん/望海風斗)
ー『くらわんか』より


最後は『くらわんか』の貧ちゃんたち。
4人の役替わり公演でした。

最高に可愛い4人の気弱な貧乏神たちがチーム結成‼︎「貧ちゃんズ」

貧乏の王道を説く真面目な貧ちゃん
お掃除もする健気な貧ちゃん
お金も貸してくれるお神好しの貧ちゃん

4人の貧ちゃん主演の楽しい貧乏ミュージカルです。


『くらわんか』では気弱な貧ちゃんでしたが、『貧ちゃんズ』では彼らの活発でやんちゃな一面を描いています。

『貧ちゃんズ』のプログラムで4人の貧ちゃんの紹介文を見てみましょう。
中途半端な関西弁で書かれているのが特徴です。


世界の貧ちゃんH
あの世とこの世のプチ二股生活をおくる貧ちゃん。
あちら(アナザーワールド )では冥途観光案内のアルバイトをしてちゃっかり稼いではりまっせ。

スタイリッシュ貧ちゃんM
なんと!!  福の神昇格へ向けて修行中の傍ら、異国のライバル黄泉の帝王トート役で舞台出演中‼︎  ごっつ人気もあるようで凄いでんな〜

ダンサー貧ちゃんS
お仕事が終わったらそそくさとダンスのお稽古熱心にしてはる貧ちゃん。
弱そな貧ちゃんも剣舞はかっこようて嫁の小糸も惚れ惚れしてますがな。

歌うま貧ちゃんD
お休みの日は歌劇観劇ツアーにちょこんと参加。
冥土歌劇団「ベルサイユの蓮」はプレミアチケットゲットでおめめウルウル、お口ニマニマ。
根っからのオタク貧ちゃんですわ。

 

皆んな個性強そうですね〜
可愛い貧乏神たちがあちこちであばれる貧ちゃんワールド!

難点は、役替わりではなく4人同時に出演するので、
上演時間は8時間半と長時間…ひぇー\(ᯅ̈ )/
演じる方も観る方もフラフラに!

貧乏ミュージカルを見る人にたくさんの福が訪れますように

 

  ♡―――――♡ 

 

上方落語に「貧乏神」という有名な噺(はなし)があって、怠け者で嫁に逃げられて貧乏暮らしの男のところにやって来た貧乏神が、「ちと、精出して働け」と呼びかけます。

バウホール公演『くらわんか』はそんな古典落語を題材にした人情噺がベースとなった楽しいお話でした。

この公演は後に映像で観ることができました。
貧ちゃんは、風斗さん←バージョンです。

あんな可愛い貧乏神いますか?
可愛くて可愛くて可愛くて、もし貧ちゃんファンクラブがあれば、たとえ貧乏になっても入ってました。

『ANOTHER WORLD』でみつるさんが貧乏神になり登場された時は、当時をご存知の方は懐かしい気持ちでご覧になられたでしょう。
2作品とも谷正純先生の作・演出でした。

観るものを笑顔にしてくれる貧乏神、落語ならではの面白さで楽しませていただきました。

あー可愛い!

 

 最後に

 

他にも数名思いつきましたが4000文字を超えたのでここで終了です。
長々とお付き合いいただき有難うございました。

今回はコミカルシリーズでしたが他にも、危険な女シリーズ、色気ダダ漏れシリーズ、イケオジシリーズなど、色々と出来そうです。

宝塚の歴史と共に思い出の役は限りなく増え続けていきますね (*•̀ᴗ•́*)و ̑̑どっせい!
有り難いことです。

 

最後になりましたが、宝塚の現在の状況において歌劇団があらゆる事態を想定されて対策を講じられていることは、今までの敏速で誠実な対応から伝わってきます。
特に生徒さんたちはメンタルを維持されることも大変なこととお察しします。

生徒さん及び劇場従業員の方々の心と身体の健康をお祈りしています。

誰もが安心して観劇できる日を1日も早く取り戻すことが出来ますように。

皆さんもどうか元気にお過ごしください。

 

うさぎ

花組公演「はいからさんが通る」観劇感想 〜新生花組の浪漫花咲く

 

花組公演『はいからさんが通る』
130日ぶりの開幕は宝塚歌劇の再演新生花組の誕生という大きな喜びの中、笑いあり涙ありの楽しい舞台になりました。

新トップコンビ柚香光さんと華優希さん、お披露目おめでとうございます。

生演奏はなく、半数の観客、出演者も減数という環境のもと、いつもと同じように夢と浪漫を観ることができました。
 

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18日にはLIVE配信で、20日には大劇場で観劇しました。
全体的な感想をまとめています。

開演10分前、2階席着席。
会場内はいつものざわつきもなく静かでした。

 

麗しのトップコンビー柚香光・華優希

 

柚香光さんは女性なら誰でも憧れるパーフェクトな男・伊集院忍をパーフェクトに演じ、
華優希さんも花村紅緒がはまり役となり、
トップコンビはお披露目公演で素晴らしい大正ロマンの花を咲かせました。

脚本は2017年版より増えたシーンもあり端折られたシーンもあります。
全体的には、あれこれ盛り込まずに焦点を絞ったことでスッキリした印象でした。

光ちゃんは演技にも歌にも気持ちが込められていて歌の弱さは気になりません。

キレのあるダンスと無敵のビジュアル、何より大羽をつけて大階段を降りてきた時大きく見えて、やはり選ばれしトップスターだと思いました。

前回より包容力も色気も増していて確実にレベルアップ。

優しさと強さを併せ持つ伊集院忍柚香光はごく自然に融合し、紅緒や周りの人への愛が伝わってくるいい演技に感動しました。


また華優希さんの生き生きとした紅緒は楽しくて目が離せず、オペグラで追っかけました。
コミカルでコロコロ変わる表情が面白くて可愛くて。

娘役をこれほど熱心に執拗に(笑)追ったのは、20世紀号の真彩希帆さん以来です。

正直に言うと「ダンス・オリンピア」ではダンサー柚香光の相手役としては少し物足りなさを感じていました。

ですがそこだけにとらわれていたら良いところも見えなかったかもしれません。

足りないところがあってもキラリと光るものが大きな魅力となり輝くタイプの人がいます。

華ちゃんがショーも含めてそのようなタイプかどうかまだ分かりませんが (厳しいですよ-笑)、
私は次の公演がとても楽しみになっています。


デュエットダンスは新生花組誕生の美しい門出です。

トップコンビの並びもお芝居の相性がいいこともよく分かりました。
少女漫画から抜け出したような2人は5組の中で今後貴重な存在になりそうです。

 

その他の生徒さん感想

 

ビジュアル系編集長 / 瀬戸かずや

伊集院忍に並ぶほど人気者、青江冬星

オスカル風の金髪巻き髪&ロングヘアー、ブルーのスーツ。
冗談社という社名と貼り紙の日替わり標語。

ロマンチックなのかコミカルなのか

この時代には珍しいビジュアル系編集はやはり最強のキャラクターです。

配役発表時には男っぽさ全開のあきらさんと冬星はイメージが違うと思いました。
ダークなスーツをビシッと着こなす渋いイケメンこそが瀬戸かずやだ !・・と。

しかも…冬星役で大当たりしたちなつさんの影がチラつきまして…チラチラ

しかし‼︎
あきらさんがブレずに自分の冬星をきっちり作り上げていたことはさすがでした。
トップコンビとの息もぴったりで2番手としての存在感をしっかり感じました。

 

開禁ワイルド軍曹 / 水美舞斗

この鬼島森吾も大人気のキャラクターですね。
マイティは顔立ちはノーブルなプリンス系ですがワイルドな男もとても似合います。

鍛え上げた筋肉美も最高!
戦闘シーンも歌もダンスもかっこよく、色気も男くささも確実にパワーアップしていました。

マイティ演じる鬼島軍曹のスピンオフ作品が見たいくらいです。
フィナーレ開襟はあかんやつですが、、好きです❤︎
役の振り幅が本当に広くて、これからの花組にとってますます貴重な存在になると思っています。 

 

快傑イケメン丸? / 永久輝せあ

高屋敷要(ライオン丸)で花組デビューとなった永久輝せあさん。
ユニークでいい男ですが、身なりとか風貌はちょっと・・というのが漫画の高屋敷。

その雰囲気を出しつつもやはりひとこちゃんののライオン丸はイケメンでした。

出番も増えていて、デビューが明るく陽気な役で良かったですね。
飄々とした袴姿の高屋敷の個性をひとこちゃんはよく掴んでいたと思います。

フィナーレのどちらのバージョンもかっこよくて凛々しくて。
素敵なダンサーぶりを観ながら、花組の永久輝せあになったんだなぁと、嬉し涙。

  

音くり寿 / 聖乃あすか

花組公演の楽しみの一つに音くり寿さんの存在があります。

本来なら北小路環より紅緒タイプの役柄がしっくりくるように思うものの、芸達者な歌うまさんは期待を裏切りません。

特に職業婦人となったところからは本領発揮、最後に「私たちが男性を選ぶのです」の言葉の力強さは素晴らしく、ブラボ〜と叫びたくなりました ^ ^
エトワールはさすがですね。

 

聖乃あすかさんの藤枝蘭丸
歌舞伎の女形美少年を宝塚の男役が演じるというのも面白いと思いました。←何気にややこしい ^^;

あすかちゃんは温かく柔らかい雰囲気のイメージがあるので、蘭丸もすんなりはまり綺麗でした。

この公演では華優希さん初め花組100期生の活躍と躍進を大きく感じます。

 

ちなみに現実の話、関東大震災により東京の劇場は壊滅状態になったらしく歌舞伎座再興に2年ほどかかったそうです。
いろいろあります。

 

朝月希和 / 飛龍つかさ 

花乃屋吉次さんは女も惚れるいい女ですね、かっこよかった、ひらめちゃん!
キリッとした表情に着物姿の立ち振る舞いが見事に決まってました。

芸者さんについてかなり研究されて役作りをされたようでとても美しい芸者さんでした。

 

牛五郎のつかさくん、出番が多くてインパクトの強い役柄で大活躍でしたが、とーっても難しい役だと思います。
たそさんの当たり役を若いつかさくんが大健闘、笑わせていただきました !

コミカルな役が多いですが爽やかなイケメン役も似合うと思うのですが。
歌えて踊れる実力派の飛龍つかさくん、ショーでの活躍も期待したい人です。

 

「はいからさんたち」のその後は・・

 

20日はひょんなことから観劇前にTwitterフォロワーMさまにご挨拶させていただく機会があり、その際に座席がお隣なことが発覚してびっくりしました。

この時期ですのでいつもみたいにお話は出来ません。
それでも観劇後の「楽しかったですね!」
短い言葉に観劇できた喜びを十分に分かち合うことができました。

観客が半数とは思えない万雷の拍手に『はいからさんが通る』は多くの宝塚ファンに夢を見せてくれたことを実感しました。

 

大正という短い時代を駆け抜けた個性豊かな登場人物たち、物語の最後は浪漫に満ちていました。

青江と冗談社の仲間たちは社の再生を誓い、
高屋敷の原稿は希望となる。

鬼島は新天地へと向かい、
環は親の決めた結婚を放棄して愛する人を追いかける。

伯爵夫妻(英真なおき、美穂圭子)のハートマークは2人の歴史とこれからの幸せの印なのかもしれない。


新しい時代へと向かう彼らの力強さに多くのエネルギーを貰いました。
夢を見ました。


さて忍と紅緒はどんな道を歩むのでしょう。
2人のデュエットダンスからハートマークが見えてくるようです。


花・うさぎ 

 

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憧れの大正ロマン〜はいからさんが通るの世界

 

花組公演『はいからさんが通る』の初日が近づいてきました。

原作の漫画は連載開始から45年たちますが今なお愛され続ける作品です。

「大正ロマン」というノスタルジックな世界、そこに登場する超美形の陸軍少尉明るく破天荒な女学生、古き良き時代のラブコメディに心奪われずにはいられません。

 

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今日ははいからさんの背景になっている「大正ロマン」の魅力を探ってみたいと思います。
(少しですが内容に触れるところがあります)

 

 

大正ロマンとは


明治と昭和に挟まれた、たった15年の大正時代。(実際は14年と5ヶ月)

「大正 (ロマン)」という言葉から何を連想されますか。

レトロな建物、モダンガール、叙情画家、大正デモクラシー、ハイカラなお菓子、宝塚少女歌劇…

「大正ロマン」について、竹久夢二美術館学芸員の石川桂子さんはこのようにまとめられています。

大正時代、大衆のための芸術や流行風俗において生じた、個性と自由を尊重した風潮。
さらに和洋折衷と新旧の融合があらわれていることを特徴とする。

引用元:大正ロマン手帖 p

 

はいからさんの花村紅緒は、個性と自由を謳歌するこの時代の象徴的なヒロインと言えますね。

 

 おしゃれ

 

 女学生と袴

 矢矧(やがすり)の着物に袴、黒のブーツ、頭には真っ赤なリボン

紅緒のファッションは当時の女学生スタイルそのものです。

矢絣(やがすり)というのは元々江戸時代の大奥の女中が好んで着用していた着物の柄でした。
「放たれた矢のように真っ直ぐに進む強い意志」という意味合いがあります。
なかなか凛々しいですね!

上の画像のうさぎ女学生も着てます^ - ^(妹2画)

 

朝ドラ『エール』のヒロイン双浦環のモデルとなった三浦環は、当時のハイカラさんでした。
矢絣模様の着物に海老茶色の袴、髪には大きな白いリボンで自転車通学、
まさに花村紅緒ですね。

 

明治、大正と女学生が日常に着ていた袴はやがてセーラー服など洋装に変わっていき、着物と袴は姿を消していきます。

ところが、当時の『はいからさんが通る』のブームもあり、その後学生の卒業式に袴姿が増えてきました。
現在は小学生から大学生まで幅広く着用されています。

『はいからさんが通る』の影響力は凄いです。

 

タカラジェンヌと袴


そして宝塚歌劇団と宝塚音楽学校の正装は黒紋付と緑の袴です。

初期の頃はさまざまな色の袴でしたが、大正10年に緑の袴に統一されました。
詳しくはこちらから→https://kageki.hankyu.co.jp/100th/history/

 

着物から洋装へ


この時代は美意識が一段と高まってきて小物などにもこだわりがでてきます。
和服から洋装へと少しづつ変わっていく時期でもありました。 

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左から桐谷天香「銀杏の葉」/竹久夢二「影」/川上千里「御年始状」

 

化粧品


大正時代になると化粧品の種類が増えてきます。
化粧水にクリーム、口紅、頬紅、眉墨、マニュキアなど
また香水やオーデコロンも開発されました。


資生堂「オイデルミン」という化粧水をご存知ですか?
明治30年に開発され、改良を重ねながら大正、昭和、平成、令和と110年以上のロングセラーになってます。

桃谷順天館の「美顔水」これも130年以上の歴史があり、今は「明色美顔水」として販売されています。
もう一つ、天野源七商店 (現・株ヘチマコロン) の「ヘチマコロン」、こちらもベストセラーですね。

当時のポスタター

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髪型 

 主流はやはり日本髪ですが、既婚者や未婚者、娘、花嫁と多くのバリエーションがあったようです。

少女はおさげ髪が中心。

前髪を額で切り揃えて髪を後ろで束ねて大きなリボンを結ぶスタイルは女子学生の間で大流行していました。やっぱり紅緒ですね ♪

 大正時代髪型いろいろ↓

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職業婦人・モダンガール

 

当時の職業婦人とは、事務員や店員、医師や看護婦など専門職、女給、芸能関係などの職について社会活動に従事した、いわゆるホワイトカラーの仕事をしている女性のことを表します。

でもまだまだ職業婦人に対する偏見は強くて、多くは家事の妨げにならない程度で低賃金でした。

 

そしてモダン・ガール、略してモガと呼ばれる女性が大正時代末期に登場します。
洋服を着て、切り揃えた断髪、綺麗な化粧、
男バージョンはモダン・ボーイ、略してモボ
だそうです。

『はいからさんが通る』後半は職業婦人やモガやモボらが登場しますが、紅緒も洋装で冗談社で働く「職業婦人モガ」となって現れます。

       藤谷虹児「マロニエの花」↓↓↓

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少女雑誌・婦人雑誌

 

当時はたくさんの少女雑誌がありました。
確認できただけで7誌、残念ながらどれも終刊となってます。
1番長くあったもので「少女俱楽部」昭和37年終刊でした。

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婦人雑誌も多いですが、現在も刊行されているものが2誌あります。
ご存知「婦人画報」「婦人公論」
中身が気になりますね…女性の関心ごとは現代とあまり変わらないということですが。

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大正期の恋愛、結婚

 

大正時代の平均初婚年齢は男性が27歳、女性が23歳でした。

裕福な家庭の娘たちは小学校卒業後は女学校に進学して、卒業後すぐ結婚するか花嫁修行するか。
家の結びつきが重視されていたので親の決めた人と結婚するのが常識でした。

そしてお見合い結婚のシステムが出てきて、恋愛結婚が盛り上がりを見せたのも特徴です。

とは言うものの「男女7歳にして席を同じゅうせず」というのが当時の一般的な考え方。
小学校卒業後は男女別学となり身内以外の異性とは簡単に接触できませんでした。

自由恋愛から結婚へと発展する場合も様々な悲劇が起きるケースもあったようで、自由な恋愛を楽しむ…までの風潮ではなかったようです。

はいからさんの忍と紅緒のケースは少し変化球でドラマティックな流れですね。

 

5爵について

 
ここで「はいからさんが通る」「春の雪」など、明治から昭和初期の作品によく出てくる五爵について簡単に整理しておきます。

明治時代には「華族」という貴族階級がありました。
華族の該当者が増え続けた事で1884年、「五爵」という格付けが導入されました。

格付けは↓ 

公爵→侯爵→伯爵→子爵→男爵

五爵を含む華族制度は、昭和22年日本国憲法の施行により廃止されています。

詳しくはこちらから→「爵位」→https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%88%B5%E4%BD%8D


例えば『はいからさんが通る』
→ 伊集院家のの祖父は伊集院伯爵です。

忍は伯爵家の次期当主の座を約束された御曹司ですが、華族制度に疑問を感じていました。
華族の枠にはまらない紅緒の型破りな性格に惹かれたのでしょうか。

 

ハイカラな生活 

 

当時のハイカラ文化を言葉より画像で見ていただきたいと思います。 

大正8年三越の店内、田中良「東京新名所 三越」↓↓↓

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日本の初期の百貨店は全て呉服屋からの転業らしいです。


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新聞広告、わ、あれこれ欲しいかも!  笑
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宝塚少女歌劇団の始まり

 

さて最後になりましたが、宝塚歌劇団が誕生したのも大正時代です。
大正2年、鉄道を利用してもらう目的で小林一三さんによって結成されます。

・大正 2年   「宝塚唱歌隊」結成

いよいよ夢の舞台が宝塚の地に誕生します。

・大正 3年 第1回目公演を上演
・   8年 「宝塚少女歌劇団」が誕生
・  10年 花組、続いて月組が結成される
・  13年 宝塚大劇場オープン、雪組が登場

 そのあと昭和に入って星組、平成に宙組が誕生します。

    昭和14年宝塚グラフの表紙↓↓↓

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宝塚歌劇の再開、大正再び

 

ざっと書いてきましたが大正ロマンの香りを感じていただけましたか。

今回は竹久夢二美術館学芸員の石川桂子さんが編集された「大正ロマン手帖」を参考に私なりにまとめてみました。

竹久夢二は大正ロマンを象徴する抒情画家ですが、彼の絵を見ていると女性たちの可愛らしさや儚さの中に時代の息吹が感じられて、大正ロマンの世界へと誘われていきます。

 

いよいよ宝塚歌劇が再開しますが、おそらく『はいからさんが通る』も大正ロマンの夢をみせてくれるでしょう。
いつもとは違う観劇スタイルに不安や緊張感が全くないと言えば嘘になります。
舞台観劇すると決めることは自分自身に責任を負うことでもあります。

ですが観劇自体は大いに楽しみたいと思っています。

宝塚の始まりは大正時代、公演中止から数ヶ月経て大正ロマンで華やかに幕開けです。
宝塚歌劇に、そして新生花組公演に千秋楽の幕が下りるまで絶え間なくが降り注ぎますように。

花・うさぎ

 

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『カサノヴァ』 vs 『ドン・ジュアン』稀代のプレイボーイ

 

4年前の7月2日は、梅田ドラマシティで『ドン・ジュアン』の幕が上がった日です。

あの時舞台に咲いた妖しく美しい悪の華は何年たっても鮮烈に焼きついています。

 

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地上の愛を求めて彷徨うプレイボーイの双璧、ジャコモ・カサノヴァそしてドン・ジュアン
良くも悪くもそこら←のプレイボーイとはスケールが違います。

巷のプレイボーイとは一線を画している2人の豪快なプレイボーイっぷりも、ここまでくるとあっぱれ!

そこで「ドン・ジュアン梅田芸術劇場シアタードラマシティ公演初日4周年記念 』(←長い) の今日、「カサノヴァとドン・ジュアンのプレイボーイ対決!」をしてみます。

一昨年書いた記事のリメイク版になります。

 

 

2人の生い立ち

 

ご存知のようにカサノヴァは実在の、ドン・ジュアンは伝説の人物です。
比べにくいところもありますが、ざっくりと進めていきます。

 

華やかベネツィアに誕生カサノヴァ

ジャコモ・カサノヴァは18世紀ベェネツィア生まれ。両親共に俳優、上流家庭。

何だかおしゃれな経歴。

ですがね、実の父親はどうも別の人らしく弟や妹も婚外子だったりと、家族はバラバラ感。

彼の両親の貞操観念も最弱だったようで、子供らに関心を示さず、カサノヴァは親の愛を知らずに育った可能性もあります。

そのことが影響しているのか、彼も自分の婚外子たちに関心を持つことはありませんでした。

・・・というのが通説ですが実際にはどうなのでしょう。

彼が72歳の時に書いた自伝『カサノヴァ回想録』によると、それなりに両親にも愛され、全く親の愛を知らずに育ったわけでもないように読み取れました。
←この回想録、図書館で貸りていて読んでる途中。最後まで読めば新たに何かわかるかも。とても面白いけど長い、長ーい…

 

金銭的に恵まれていたのできちんと教育も受け、利発で知識欲のある優れた子供でした。

イタリアで2番目に古いパドヴァ大学へ進学。
大学で学んだのは、神学、法学、化学、数学、医学、哲学、歴史、文学、占星術、錬金術など。
凄いですね〜

そして、はい。例の自伝によると異性への関心はかなり早い時期からありまして、、
さすがカサノヴァだと感心しながら読んでいます。

 

情熱のスペインに誕生ドン・ジュアン

ドン・ジュアン(仏語)は、イタリア語でドン・ジョヴァンニ、英語でドン・ファン
どの名前も聞き覚えありますね、日本で馴染みのあるのはドンファンでしょうか。
(ドンは一般的に地位の高い人に使う尊称)

 

ドンジュアン伝説の有名な3作品と言えば、
・ミュージカル『ドン・ジュアン』
・モリエールの戯曲『ドン・ジュアン  もしくは石像の宴』
・モーツァルト作曲の歌劇『ドン・ジョバンニ』


この3作品はあらすじ、登場人物、またはその設定などが違います。

例えばモリエール戯曲では、ドン・カルロ(彩風咲奈)は エルヴィラ(有沙瞳)の兄としてドンジュアンと敵対している関係です。

(ここではミュージカル版の人物像を主軸にして書いています。)

 

生い立ちですが、ドン・ジュアンの父親はスペイン貴族で彼もまた裕福な家庭に生まれます。
跡取り息子として父親に厳しく育てられていたようですね。

そして優しかった母親。

少年時代のドン・ジュアンは母親と禁忌(タブー)を冒してしまいます。
母親の死は息子との関係を苦にしての自殺でした。

KATTではこのように描かれていた母親との関係と死が、ドラマシティでは病死に変更されてました。

ドン・ジュアンを生涯苦しめる母親の死という悪夢、死因が違うと彼の苦しみの意味合いが大きく変わってきますね。

彼の常軌を逸した放蕩ぶり享楽ぶりを見る限り、彼の人格形成に暗い影を落としていたのが母親の病死だったというのは、少し弱い設定のように感じます。
あくまで最初の設定と比べるとですけど。

いずれにしても彼もまた、両親とは良好な関係が持てないまま成長したような印象です。

 

プレイボーイ全盛期
 

 

裕福で複雑な家庭に生まれ育った2人が大人になりいよいよ世に放たれます。

 

世界の恋人カサノヴァ 

詩人・作家・聖職者・政治家・詐欺師・錬金術師・スパイと、多くの顔を持ち、名門パドヴァ大学の法学博士号も持つ程の頭脳明晰な人物。

知力、経済力、行動力、体力、想像力、全てを持ち合わせている男。
190㎝の高身長、かなりイケメンらしい。
モテる要素しかないような…。


カサノヴァの生きた時代のヨーロッパは、恋愛に関して大らかで奔放だったこともあり、彼は貴婦人から女奴隷、尼僧まで数々の女性と浮名を流します。

カサノヴァの信条は、『享楽の5分の4は女性を幸福にすること』
相手の幸福を1番大切にした上で、生涯自由人であった彼は、やはり魅力溢れる男だったのでしょう。

 

晩年はヴァルトシュタイン伯爵の司書となりましたがあまり優遇されず、若い頃の華やかな日々とは真逆に孤独で寂しい人生をおくったようです。

そんな中で自伝『我が生涯の物語』(回想録) を執筆して、73歳で亡くなりました。
 

愛に呪われたドン・ジュアン

ドン・ジュアンは悪の香りがぷんぷんと漂ってきますが、そこが彼の最大の魅力でもあります。

1人の女性とずっと一緒にいることは彼にとって束縛でしかなく、酒と女に溺れ悪徳の限りを尽くす。性格も悪そう、、泣

もって生まれた美貌とダダ漏れる色気、
どれほど悪名を馳せていても女性が夢中になるのですから罪な男です。
 

次々に女たちと情事に耽る彼が初めて愛した女性はマリア。

「お前はいずれ愛によって死ぬ。愛が呪いになる」彼が決闘で殺した騎士団長の言葉が重くのしかかります。

悲劇的な最期をむかえますが、その代償に真実の愛を見つけることができたので彼にとっては幸せな幕切れかもしれません。

 

ちなみにモリエール戯曲のドン・ジュアンの最期。

悔悛することのないドン・ジュアンの手を騎士の像が握った瞬間、彼の体に雷が落ちて大きな炎が吹き出して死んでしまう、というとんでもない終わり方です。

全体的には古典的な悲喜劇になっていて従僕スガナレルとのやり取りなど可笑しみがあります。
短編なのですぐに読めました。 

 

宝塚の舞台

 

 どちらも演出は生田大和先生。

 

カサノヴァと明日海りお

 『CASANOVA』とは全く別作品ですが、宝塚では1994年にカサノヴァを主役にした『カサノヴァ・愛のかたみ』が上演されてます。
当時の星組トップ紫苑ゆうさんのサヨナラ公演でした。
シメさんとみりおさんは持ち味はまるで違いますが、どちらもカサノヴァの雰囲気はあります。

華やかで美しく大人の色気もあってプレイボーイがよく似合う。

個人的にみりおさんのトップ時の作品で1番好きなのは『金色の砂漠』ですが、代表作は『ポーの一族』、男役として1番輝いていたのは『CASANOVA』だと思っています。

劇中でモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』が出てきますが、実際にカサノヴァはそのオペラを観劇したという説があります。

主題歌も良く衣装も豪華、宝塚らしい華やかな作品でした。

 

ドン・ジュアンと望海風斗

さて。
今私は何度目かのドン・ジュアンブーム真っ只中。
情熱的なフラメンコダンス、物悲しい音楽、リズムを刻む足音、夜の酒場で夜な夜な酒と女に溺れる魔性の男…

何もかもに酔いしれています。

フランス上演版の『Don Juan』ご覧になられましたか?

日本語字幕もなくフランス語は全く分かりませんが、宝塚版を知っていれば楽曲もストーリーの流れもほぼ同じなので、宝塚版と比べながら観るのも楽しいです。

数々の難曲を情感たっぷりに歌いこなす。
➕濃厚な色気と妖艶美
望海さんの持ち味が存分に発揮されて、ご自身も「いつ宝塚を辞めても悔いはないと思えた作品」と言われるほど思い入れの深い作品です。

伝説の男のミュージカル 『ドン・ジュアン 』は宝塚の伝説になるのではないでしょうか。

  

永遠のプレイボーイ

 

似て非なる2人のプレイボーイ対決いかがでしたか

日本なら源氏物語の光源氏、平安時代の歌人・在原業平などでしょうか。←えらい昔

どの時代どの国にもいらっしゃると思いますが、世界的なプレイボーイ、プレミアムプレイボーイとなるとやはりあのお2人なのかなと。

いずれのプレイボーイも宝塚の舞台、映像で出会えるところが凄いですね。
そしてこの先誕生するであろう新たなプレイボーイにも期待しています。


これで「ドン・ジュアン梅田芸術劇場シアタードラマシティ公演初日4周年記念』からの カサノヴァ vs ドン・ジュアンを終わります。←長い

ここまでお読みくださった方、ありがとうございました。

 

Don Juan Forever!  うさぎ

 

宝塚歌劇〜実在の登場人物を年代別に分けてみる〜誰と誰が同年代?

今日は特別映像「One Heart PROJECT」にかなり感動しまして、途中になっていたブログ記事を一気に書くことができました。
夢のコラボ!素晴らしい映像を有難うございました!

 

さて宝塚の舞台には実在の人物がたくさん登場しますが、作品Aと作品Bは同時代の話だったと後から気づくことがありませんか。

例えば。
フランスでロベスピエールダントンらが革命に身を投じている、その同じ時期、
稀代の詐欺師カリオストロはローマで宗教裁判にかけられていて、
ドイツではヴェートーヴェン(←来年デビュー)が名曲を生み出していました。

日本では江戸時代、『星逢一夜』から少しばかり後の時代の出来事です。

 

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前置きが長くなりましたが、今日やりたいことは↓これです。

雪組が誇る男役4天王(命名)望海風斗彩風咲奈彩凪翔朝美絢

またの名を4騎士、奇跡のカルテット!

過去に4人が演じた役は数知れず。
皆が同じ舞台に立つのもあと一作になります。

そこで過去に4人が演じた役を中心に、国境を越え時代ごとに登場人物を分けてみました。
(4人の役以外のキャラクターも登場します。)

 

 
①上記の4人が演じた役はわかる範囲で色分けしています。

望海さん→みどり
咲ちゃん→むらさき
翔ちゃん→あお
あーさ →あか
時々2色になります。

②歴史上の人物限定
(誕生年が推定の人は?←を記してます)

 

1700年代〜ひかりふる時代の人たち


宝塚作品は1700〜1800年代の作品が多いです。
まずは1700年代の作品から。

だいきほの始まりの『ひかりふる路』はまさにその年代です。

ロベスピエール    1758-1794
ダントン       1759-1794
マノン・ロラン夫人  1754-1793
サン=ジュスト    1767-1794 

・アントワネットに「なんて退屈な人 」と言われるほど生真面目なロベスピエールだが女性には人気があった。

・(お声の大きな)ダントンは金遣いも遊びも派手だったけど、愛妻家で急死した妻ガブリエルの胸像を作らせて飾っていた。

・ジロンド派の女王と呼ばれた黒幕的存在のマノン・ロラン夫人は、美貌に加えて知性と教養も持ち合わせた女性。

・「アデュー!」美貌と冷酷さを持つサン=ジュストが断頭台でロベスピエールに向かって言った最期の言葉。どこまでもクールでかっこいい男!

実直なマクシム人間味溢れるダントン知性派美人のロラン夫人冷静なサンジュスト
『ひかりふる路』ではそれぞれのキャラクターの特性が見事に表れていましたね、凄いです‼︎

 

この時代には他にも有名人があちこちに点在していて、
革命家とは違う立場でフランス革命に関わったフェルゼン伯爵 新公、シャルル ド アルトワ伯爵 新公
先述したカリオストロ伯爵ベートーヴェン
そしてベートーヴェンに生前会ったのはゲーテ


1700年代に生まれた人たちは他にもたくさんいます。

フランツ1世シュテファン 1708-1765
マリアテレジア   1717-1780
カサノヴァ     1725-1798
プガチョフ     1742-1775
カリオストロ    1743-1795
ゲーテ       1749-1832
ベートーヴェン   1770-1827
マリーアントワネット  1755-1793
フェルゼン伯爵     1755-1810 新公  
シャルル ド アルトワ伯爵  1757-1836 新公
モーツァルト    1756-1791
ナポレオン     1769-1821
アレクサンドル1世   1777-1825

革命家に音楽家、国王に詐欺師、プレイボーイまで、宝塚の舞台を彩った華やかな顔ぶれです。
『f f f - フォルテッシモ』もこの年代になりますね。

wikiよりマノンロラン夫人の肖像画、確かに知的美人↓ 

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さて、1800年代になると日本は幕末を迎え宝塚は和の世界が多くなってきます

 

1800年〜幕末とエリザベートの時代

 

望海さん主演の新撰組作品は『誠の群像』『壬生義士伝』ですが、
ちぎさん主演の『星影の人』『幕末太陽傳』『るろうに剣心』も同時代・・・
雪組、幕末頻度が高い。

4人が演じた役をざっとあげてみます。

(新撰組隊士)

山南敬助  1833-1865
土方歳三  1835-1869
吉村貫一郎 1839?-1868?
斎藤   1844-1915

出ました!  1人で2色!
山南は星影の翔ちゃん、誠の咲ちゃん
土方は誠の望海さん、壬生の翔ちゃん
斎藤は剣心の咲ちゃん、壬生のあーさ←追記
 

(幕末志士、その他)

勝海舟  1823-1899
桂小五郎 1833-1877
坂本龍馬 1836-1867 新公
榎本武揚 1836-1908
高杉晋作 1839-1867
久坂玄瑞 1840-1864

こうしてみると彩彩は役の上でも絆が深い…!
この後のハリウッドもワンスも2人の呼吸はぴったりですもんね。

咲ちゃんのスーツ姿と翔ちゃんの和物姿は、美しいタカラジェンヌの中でも一際輝く存在です。

 

さて『壬生義士伝』の時代と『エリザベート』の時代は被っています。

坂本龍馬が生まれた翌年ドイツでエリザベートが生まれ、更にその36年後にルキーニが生まれました。

エリザベートとは随分年が離れているんですね。

シシィが殺害された翌年、アメリカではアルカポネが生まれています。
日本は明治32年のことです。

1800年代に生まれた人たち

リンカーン  1809-1865
アンリ・デュナン  1828-1910 新公
フランツ   1830-1916
エリザベート 1837-1898
桐野利秋   1839-1877
沖田総司   1842-1868
ルドルフ   1858-1889
ラスプーチン 1869-1916
ルキーニ   1873-1910
フェリックス・ユスポフ 1887-1967
マリー・ランバート 1888-1982
スチュワート・メンジーズ 1890-1968 新公
ドミトリー・パブロヴィチ 1891-1942
フィッツジェラルド    1896-1940
アルカポネ        1899-1947

ルキーニはルドルフより15歳も年下なんですね・・
てっきりルキーニの方がおっさん大人だと思ってました。
因みに『炎のボレロ』『ファントム』も1800年代の話です。

 

よく見かける土方歳三の写真(左)は、土方の小姓の新撰組隊士・市村鉄之助が土方の親戚の佐藤彦五郎に届けたものなので本人の写真で間違いないと言われています。写真はwikiより。

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さて1700〜1800年代の登場人物を見てきましたが、それより古い時代、紀元前から1600年代の人物を一気に見ていきましょう。

 

紀元前〜1600年代−ヨシツネ登場

 

紀元前

劉邦 前256?    項羽 前232    虞美人 前202?
アントニー 前83?     クレオパトラ 前69?

 

A.D.1000まで 

木梨軽皇子  ?  -453
穴穂皇子  401-456
大長谷皇子 418-479 
蘭陵王(高長恭)     541-573
中大兄皇子    626-672  
大海人皇子      ? -686
玄宗 685-762    楊貴妃  719-756
吉備真備  695-775
在原業平  825-880
渡辺綱   953-1025

日本物は『月雲の皇子』の古墳時代から『あかねさす紫の花』の飛鳥時代『花の業平』『大江山花伝』平安時代まで。
名作が生まれてますのぅ。

中国では楊貴妃も蘭陵王も美し過ぎました。

 

1000年〜1400年代

源義経(ヨシツネ)   1159-1189
ジャンヌ・ダルク    1412 ?-1431
レオナルド・ダ・ヴィンチ  1452-1519
チェザーレ・ボルジア    1475-1507

お、ヨシツネ登場!『義経妖狐夢幻桜』
あーさも月組、雪組と歴史上の人物を結構演じてますね。

1300年から西欧はルネサンス期に入ります。

 

1500年〜1600年代

上杉謙信     1530-1578
前田慶次     1533 ?-1605
織田信長     1534-1582
竹中半兵衛    1544-1579
アレハンドロ・ファルネーゼ  1545-1592
フアン・デ・アウストリア   1547-1578 新公
蒲田治道         ?   -1601
ウィリアム・シェイクスピア  1564-1616
森蘭丸    1565-1582
真田幸村   1567 ?-1615
佐々木小次郎      ?   -1612
宮本武蔵   1584-1645

天草四郎       ? -1638
ルイ14世  1638-1715新公
坂田藤十郎  1647-1709
大石内蔵助  1659-1703
サンジェルマン伯爵   1691?-1784

日本は戦国時代から江戸時代、この頃も英雄がたくさん。
『戦国BASARA』望海さんが演じた猿飛佐助は私の大好きなキャラクター。
佐助は有名な真田十勇士の中でも屈指の実力と人気を持つ忍者で架空説と実在説がある面白いキャラクターです。

 

1900年以降に生まれた人たち

 

 最後に1900年代、グッと近づいてきましたね。  

クライド・バロウ  1909-1934
ボニー・パーカー  1910-1934
ジョン・F・ケネディ  1917-1963
カストロ   1926-2016
チェ・ゲバラ 1928-1967

 『Once Upon a Time in America』『ハリウッド・ゴシップ』は1920年代、
『20世紀号に乗って』『凱旋門』は1930年代の話でした。

 これからの宝塚

 

舞台の歴史上の人物たち数名を年代ごとに見てきました。

実在した人たちが宝塚の舞台で生まれ変わってヒーロー、ヒロインになり、多くの夢を見せてくれます。
ベートーヴェンはどんな夢を私たちに残してくれるのでしょうか。

7月宝塚歌劇再開の発表がありました。
9月頃と予想していたので私が思っていたより2ヶ月程早い再開です。
歌劇団が決めたことは今考えうる最善策なので、色々な意見を見かけますが、まずは公式の発表を熟読して理解し行動することが大切なことだと思っています。

花組公演の幕が無事に上がること、そこからがスタートですね!
(*ΦωΦ*)(≡^.^≡)♪

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うさぎ

 

 

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各組トリデンテをシャッフルして上演作品を考えてみる〜雑記です

宝塚歌劇の休演が続く中で、宝塚に関する楽しみを見つけたくて普段はあまり考えたり書かないようなことをブログ記事にしています。

今回はタカスペのトップコンビシャッフルから発想を飛ばしてトリデンテシャッフルして遊んでみました。

深く考えずに適当に決めるくらいの方が面白いと思い、トリデンテはほぼ適当に決めましたが、上演作品については気付けば少し真面目に考えてました。

 

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なるべく多くの人が知っている作品から選んでいます。
前回の「各組妄想劇場」同様に今回も思いついた順番に書いています。
スタートは何故か今回も珠城さんから!

 

珠城りょうシャッフル

 

『Shall we ダンス?』
ヘイリー・ハーツ  珠城りょう
エラ        舞空瞳
ジョセリン・ハーツ 瀬戸かずや


↑変則キャストですね。
『Shall we ダンス?』は作品の内容も良かったですが、壮一帆さんの上手さとかっこよさが更に作品力を高めていてとても良い舞台でした。

珠城さんにはハマり役だった青柳氏のサラリーマン繋がりでヘイリー役を。
壮さんとは違うタイプのヘイリーになりそうな珠城バージョン。

青柳&ヘイリーは誠実で穏やかで熱いところもあり、私にとって理想の男です。

娘1は本来妻のジョセリン役ですが、ひっとんにはダンス教師のエラを希望します。
ちぎさんの女役とっても綺麗でしたね。

ひっとんは可愛いエラになり、しなやかに踊ってほしい。

さてここで、つまずいたのはあきらさんの役がジョセリン役、つまり女役になってしまうこと。
どうしてもあきらさんは男役以外考えられず、、
うーーん、
うーーん、と物凄く悩みました。
結果

まっいいかな、と。
←企画そのものが遊びなので唸るほど悩まなくてよいという結論。

花組の彼氏、ザ男役のあきらさん、今回は女役でお願いします‼︎
もし上演されることがあれば(ない)、全力で応援します。
 

礼真琴シャッフル


『ノバ ・ボサ ・ノバ』
ソール    礼真琴
エストレーラ 華優希
オーロ    月城かなと


リオの熱いカルナバルを舞台に展開するドラマティックなラテンショーの傑作『ノバ ・ボサ ・ノバ』

現実的な話としては礼真琴トップ就任中に再演の可能性はあるかもしれないと思っています。
前回の星組再演は2011年と琴ちゃんもかなり下級生でしたし、今の琴ちゃんのダイナミックな歌とダンスのパワーにシナーマンを託したいという気持ちがあります。

まぁ今日は現実的な話は置いておいて、

エストレーラのはなちゃん。
リオの住人ではなく母親とカルナバルを観光しに来たヒロイン
ソールとの出会いと束の間の恋の切なさを表現してくれるでしょう。

個人的に大好きなのはオーロ役。
私の好きだったオーロは香寿たつきさん、
歌も演技も自在に操るタータンのオーロは今でも妹との間で語り草になっています。

とにかくソールと張り合うくらいのパワーが必要とされる役です。

で、ここは琴ちゃんの同期のれいこちゃんに。
れいこちゃんは濃いラテンショーよりノーブルでクールな作品が似合いそう…

と見せかけてのオーロ役。

エスメラルダの黒塗りも素敵でしたし、ドラマ性のあるショーの中に生きるオーロを熱く捉えてくれそう。
燃えたぎろう、れいこちゃん!

今回5組の中でもしかして1番持ち味がばらばらのトリデンテかもしれません。
だから面白いと思うのですが。
どんな化学反応が起きるのか乞うご期待!
←このメンバーで上演されることはありません。

 

望海風斗シャッフル

 

『竜馬伝!』

坂本竜馬  望海風斗
お竜    美園さくら
中岡慎太郎 芹香斗亜


久しぶりに初演の真矢みきさんの『RYOMA』を観ました。
真矢さんの物怖じしない大胆さとカラッとした持ち味が、明るく大らかな竜馬と気持ちよく融合してとても楽しい作品になってました。

再演の貴城けいさんの作品は、かしげちゃんに合った竜馬バージョンにリメイクされています。

そこで私は目をつけました。
常に、好きな日本の歴史上人物ベスト3に入る人気者、坂本竜馬に・・
これは是非のぞ様に演じていただきたいと。

望海さんにとって幕末ものは土方歳三、吉村貫一郎、高杉晋作と演じていてお手のものです。加納惣三郎もですか。

船上に現れる竜馬のシルエットからの登場はわくわくしますよ。
茶目っ気のある豪快な竜馬を魅せてほしいですね。

男前でしっかり者のおりょうさんに美園さくらちゃん。
破天荒な龍馬をしっかり支えてくれそう。

そして再演で2番手役になった中岡慎太郎にキキちゃん。
竜馬の同郷、同士ということで、花組時代一緒の時を過ごしたのぞキキを楽しみましょう。
キキちゃんのシーンもたっぷり作ってください。

竜馬自身は明るくて陽の人だけど、平穏な人生に背を向けて嵐の中に飛び込み、最後は時代の波にのまれてしまう。

ということで、のぞ様、最後はまた切られちゃいますね、
でも今回は仲間も一緒です。←「キキ中岡」道づれ

しかしながら竜馬は悲劇より激動の幕末を短くとも力強く生き、風のように走り抜けた人という印象の方が強く、そこも人気の秘訣かと。

明るく大らかで男らしくて歌うまのかっこいい幕末の志士、ほんっと観たいです。

 

柚香光シャッフル

 

『大江山花伝』

茨木童子 柚香光
藤子   星風まどか
渡辺綱  愛月ひかる

 

このチームは最初『情熱のバルセロナ』にしようと思ってました。
大地真央、黒木瞳さんが初演、水夏希、愛原実花さんが再演した作品です。

それでも良かったんですけど、今日久しぶりに宙組公演の『大江山花伝』を見ていて、パッと光ちゃんの茨木をイメージしたんです。
で、急遽変更に。

『大江山花伝』は初演は平みちさん主演の大好きな作品です。
原作は『紫子』や『アンジェリク』と同じ漫画家、木原 敏江さん。

今日観た茨木役ゆうひさんホントかっこよくて、またファンになりそう。
渡辺綱役は初演の杜けあきさんも再演の北翔海莉さんも歌うまで、主題歌は今も結構な頻度で聞いています。

さてこの作品はプロローグもエンディングも好きなんですが、超イケメンの鬼役(正確には鬼と人のハーフ)を光ちゃんで。

かっこいいだけではなく彼の背負う悲しさや切なさをとおして、滲み出てくる茨木の美しさを出してほしいですね。
光ちゃんならこの世のものではない何かを自ら発光してくれそう。←求め過ぎか?

可憐で一途で意志の強い藤子役はまどかちゃんに。
ビジュアルも雰囲気も合っていて最高です。

正義感が強くて優しい男気溢れる渡辺綱は男気溢れる愛ちゃんで。
鬼と友情築ける綱さんは人間がおっきいですからね。
その辺は愛ちゃんの包容力で完璧かと思います。
このような爽やかな青年も絶対似合うと思うんです。

わ、このキャスト良さそう!

 

真風涼帆シャッフル


『ベルサイユのばら〜アンドレ編』
アンドレ  真風涼帆
オスカル  真彩希帆 
フェルゼン 彩風咲奈


最初に。
真彩ちゃんのオスカル役は決しておふざけではありません。(この企画そのものがおふざけです)

まず、以前タカスペでゆりかさんがベルばらに出演したことがないと寂しそう?だったので、この演目に決めました。

そして真風氏はアンドレでもフェルゼンでもどちらの役をされてもバシッと決まります。
なので、相手役の真彩ちゃんの役を先に決めました。

もちろん普通ならアントワネット役でしょう。

しかし私の中では真彩ちゃんはオスカル一択!

オスカルは女性ですが男装の麗人、過去100% 男役さんがされているので、男役志望だった真彩ちゃんには是非オスカルをしてほしいのです。

ゆりかさんは包容力溢れるアンドレとなっていただきたい。

フェルゼン役には咲ちゃんで是非。

思い起こせば彩風咲奈ヒストリー、
ダントン、次郎右衛門、マックスと、望海さんの役に負けないくらい壮絶な人生送っている方ばかり。
アンリやキャリエールだってたいがい重い人生です…
↑ (一言で済ませるなら20世紀号ブルースちゃん以外ね)

それもあって悲劇には違いありませんが、ベルばらでは少女漫画から抜け出したようなキラキラの貴公子になっていただきたいのです…涙、涙

 


以上で各組トリデンテシャッフルと上演作品について終わりたいと思います。←突然終了。
今日は朝から色々と考えていたので体力(というより脳内) を消耗しました、
またオススメの作品などあれば教えてくださいね。

それではまたお会いしましょう。

うさぎ 

 

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宝塚妄想劇場〜各組の宝塚作品に因んで考えた遊びです。

 

5月後半は本来なら『NOW! ZOOM ME!!』一色の日々を送っているはずだったうさぎです。

今月最後の雨の日曜日、何をしようか考えるうちにブログを更新したくなりました。
いつもは書きたいことが出てくるとブログを書きますが、今日は逆パターンです。

そこで各組でかつて上演された作品からヒントを得て、それに因んだ妄想作品を書いてみました。
ちょっとした遊びですので、軽ーい気持ちでお読みくださいませ。
上演してほしい作品も真面目に考えました。

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思いついたから順番に書いていきます。

妄想タイトル→簡単なあらすじ→まともな希望作品

 

月組

 

妄想劇場『赤と白と青』

青柳誠二は仕事でウィーンへ来てきた。
休日に友達のジョージに会うため、Hエードラーを訪ねるが残念ながら留守で会えなかった。
美人の嫁エマによると五つ星になり多忙を極める日常らしい。
帰国後、青柳は宝塚の月組公演『赤と黒』を観劇する。
実は美園さくらの隠れファンなのだ。(エマに似てると感じる青柳)

そんな青柳の日常をを描くハートフルな作品。
が、舞台裏は大変なのだ。 
何しろ主演の珠城さんは、青柳、ジョージ、ジュリアン演じる珠城りょう3役を演じる驚異の早変わり!
因みにタイトルの赤と白はオーストリア国旗、青は青柳、舞台の『赤と黒』もちょい絡んでます。

 

私が月組で前々から観たいと思っている作品は『太王四神記』です。
珠城さんを中心にピタッとくるんです、全てが。
もう叶いませんが今の月組で観たかった作品です。
 

宙組 

 

妄想劇場『日本海十一』

もうお気づきでしょうが、『オーシャンズ11』の日本物バージョン。 
こちらに関してはストーリーはご存知のとおり。

舞台は花のお江戸へ移ります、幕開けは華やかにチョンパで。

ゴージャスに登場するのは、見目麗しい夫婦、日本海涼吉こまど
…と思いきや、実は涼吉は天下の大泥棒。

腕は天下一品だが、仕事時の男前オーラ隠しには苦労が絶えない。

室町時代創業の老舗旅館「みなとや」を舞台に、(この時代でこの設定には多すぎるであろう)十一人の男たちが暴れ回る豪快エンターテインメント大作。
大ヒット間違いなし!(だろうか・・)

 

さて真風さんへのリクエストは宇治十帖から『夢の浮橋』の匂宮。
どうしても和物を推したい。
雅な源氏の世界で群を抜いて色気があるのは光源氏と匂宮でしょう。
真風氏の色香漂う貴公子役をぜひ、ぜひ、ぜひ!
 

雪組 

 

妄想劇場『21世紀号に乗って』

こちらはTwitterフォロワーさん数名のお名前を随所にちりばめて書いてみましたので、他より少し長くなっています。
(仮名遣い、漢字、英語、など表記を変換している場合があります。)

もちろんどなたでも内容は分かるようになっています。(と思います)

 

ミント ・ジャフィは祖父のオスカーに瓜二つのイケオジ予備軍。
恋人のルル・グラニットにプロポーズしたばかり。

ルルの大好きなものは(全身)ピンクのドレスとシシィ、お人形のシェラ、お菓子のマドレーヌムース
とっても乙女なのだ

しかし!歴史は繰り返す。
ルルはシャキッとしないミントに不満を持ち、最近出会ったエリオに惹かれ始め婚約解消!
ひぃー」失意のミント…!
祖母のリリー、母親のルーシーはオロオロするばかり。

そこで親友のラズカアーミーに相談してルルを取り戻す作戦を立てる。

あるが出る夕刻、ばらゆり向日葵ビオラ(季節バラバラ)の花束を大量に抱えたミントがメイプル駅にやって来た!
新調したパープルのスーツを着て計画どおりルルと同じ21世紀号に乗ろうとしている。
薔薇の花びらのさきっちょにはキラリと光るリングが!

車掌さんはにこにこ笑顔のイケメンmuttu
何も知らずに親友マリーアリエルアリスと一緒に乗車しているルル。

右隣の部屋はルルたち、
左隣は日本人のひらぬまファミリーとウサギのうさミミ
パパは奥さんのゆきマママッサンと呼ばれている。
娘はノリコ
ノリコの兄やんアキラ、姉やんはユーコケイコキヨナホ
エリコユキミに弟ユキチ
大大家族やないかー‼︎

いつの間にかきりは晴れ美しい三日月、ミントの夢をのせていよいよ希望の21世紀号がジェラ駅へ向かって出発する。

2人に幸あれ!
ハッピーあれ!


望海さんの『オペラ座の怪人』は観たかったですね。The Phantom Of The Opera、聴きたいじゃないですか。
もう1つ『タイタニック』
若き日のディカプリオの映画は美しく悲しく、かなりはまった記憶。
豪華客船を舞台に感動のロマンスのミュージカル、観たかったです。
(しつこいですが、『カサブランカ』も希望)
 

花組 

 

妄想劇場『花より華』
主役は道明寺光(ひかる)
超イケメン、道明寺司のいとこにあたる。
マドリッドに住む彼は屈指のフラメンコダンサーとして大活躍、
スペイン人の母親の期待どおりに育つ。
充実した日々を送っていたが、やがて別居中の盆栽作家の父親の影響を受け、盆栽にのめり込んで行く…。
遂にはダンスか盆栽か、スペインか日本か、父親か母親か、どちらかを選択せねばならない時がやってきた。
やがて光の可愛い恋人はなびにもある決断の時が。
苦悩する光が最後に選んだ大切なものは…。
珠玉の作品の香りがします・・(か?)

 

花組で観たいのは『憂国のモリアーティ』
19世紀ロンドンが舞台のかっこいい漫画作品です。
主役ウィリアムとシャーロック・ホームズの頭脳戦も見どころ。
ただ原作どおりだと男役祭りで娘役の出番が少ないのが難点ですね。
個人的に光ちゃんは想像意欲を掻き立てられる生徒さんです。
 

星組 

 

妄想劇場『ANOTHER WORLD 琴組』
康次郎たちが地上へ戻った後、徳次郎は冥途歌劇団を受験する。
性別や年齢による決まりはなくここでは100歳を超える方も活躍されている。
そして宝塚歌劇団も驚きの狭き門。

徳次郎は見事首席入団、新設された琴組でいきなり大人気のトップスターに!
新しく冥途にやってきたおひとちゃんとの出会い、赤鬼赤太郎との友情…。

若くして高級魚フグに当たりこの世界へやってきた徳次郎の愛と青春の日々を鮮やかに描く熱血ミュージカル。
この作品好きなんです。
なので少し続編希望の本気入ってます。

 

星組で観たい作品は『アラジン』です。
去年、ディズニー映画の実写リメイク作品をみましたが、歌も作品も素晴らしくて、終始ことちゃんを想定しながら観てました。
勢いのある今の星組にぴったりです。
 
 

専科 

 

妄想劇場『パパ・アイ・ラブ・ミー』
妻、恋人、子供と嵐の日は過ぎ去り静かな日常に戻った2枚目医師デーヴィッド
家族や友を何より愛していると信じて生きてきた。
色々あって(←ざっくり)、最後には自分を大切にすること、愛することの本当の意味に気づくという、哲学コメディ。
新しいジャンルの扉を轟悠が開きます…。

 

轟さん主演では『ジュリアス・シーザー』希望します。
かつて上演されたロック・オペラ ではなく、新たに轟悠主演バージョンで。
シェイクスピア作品の中でも人気が高い作品ですので見応えがありそうですね。

 

以上、各組と専科の妄想劇場、及びに希望公演でした。

失礼いたしました。

うさぎ

 

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「すみれの花」あれこれ 〜 スイーツ・香り・詩・音楽・Tea・俳句〜愛される宝塚歌劇の花

宝塚歌劇団のシンボル「すみれの花」

可憐で小さな花ですが、凛とした強さと優しさを持ち、古くから愛される花です。

今日はすみれに関するものをあれこれ集めてみました。

すみれを食す、観る、読む、聴く、愛でる・・。

色んなすみれを楽しんでみたいと思います。

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 すみれティー

 

まずはすみれの香りのteaから。
ティーと言えば日本茶と紅茶ですね。

 

青い緑茶

まずはこちらは先日Twitterでも紹介したPetit Point「すみれが香る青い緑茶」です。
宇治茶を使用しているのですっきりした味です。

水出し用ですが私は冷たいものが苦手なので温めてみました。
美味しいですが、やはり色は写真のように綺麗に出ませんでした(右側)。

暑くなって来たら冷たくしていただきたいです。

 

すみれ入りブラックティー

次は紅茶。ハートアートコレクションのトゥールーズから直輸入したすみれ入りすみれのブラックティーです。

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紅茶色で味はすみれのフレバーティ。
飲みやすいと思います。

南仏トゥールーズにはスミレの群生地があり、毎年2月にスミレ祭りが開催されます。
街には130種類のスミレで彩られスミレの特産品が並ぶようです。

そんな素敵なお祭り行ってみたいですね!

以前宝塚月組公演『いますみれ花咲く』という日本物レビューがありましたが、今度はトゥールーズを舞台のスミレレビューなんてどうでしょう。

すみれの紳士、すみれ娘、すみれっ子、
すみれの歌手、すみれダンサー、すみれの燕尾の郡舞…。(全てすみれをつけただけ)

  

すみれスイーツ

 

スイーツ2種類、お腹の足しにはなりませんが気持ちは優雅になります。

 

すみれの砂糖漬け

皇妃エリザベートに愛されたスミレの砂糖漬け
有名なのはウィーンDEMEL(デメル)のものでしょうか。
デメルはハプスブルク家の紋章を今もブランドマークにしているウィーン王宮御用達菓子です。

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私が数年前に買った時のパッケージと同じタイプが左で、右は今お買い物できるものです。
デメルは箱も包装紙も綺麗ですね。

砂糖漬けは優雅で贅沢なスイーツでした。
けれど買ったのは1度だけ。
私は好きでしたが他の家族男3人は上品過ぎて物足りなかったようです。
女性向きのお菓子かもしれません。

食べ方はそのままでも美味しいですが、ホットミルクの中に入れるとほんのり甘くてスミレが香ります。←おすすめ

あとはグラスに入れた白ワインに一粒入れたり、紅茶にもいけます。

因みにショパンはホットチョコレートに入れて飲むのが日課だったそうです。
はぁおしゃれな日常を送られていたのでしようね、やはり男性でもいろいろ・・。

スミレやビオラの砂糖漬けは手作りもできますので、ご興味のある方はチャレンジしてみてください!
検索すると色んなレシピが出てきます。
お洒落な日々が待ってますよ〜♪

 

すみれのキャラメル

さて薔薇のイメージを持つマリーアントワネットも実はすみれ好きだったようです。
モンパリグルマン社のキャラメル、マリーアントワネットキャラメル ヴァイオレット(すみれ)

 

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麗しいアントワネット箱を開けると右のすみれ付きのキャンディが入ってます。
柔らかくて口溶け良く、バターとすみれフレバーが香り美味しい甘さ。
こちらは息子たちがパクパク食べるので途中「待ったー!」

手作りか市販の生キャラメルにすみれの砂糖漬けをのせれば、自家製のすみれキャラメルが出来そうです。私は作れませんが。小声で。

 

すみれの本

 

 日本スミレ探訪〜ナポレオンと宝塚

もしスミレの花が好きならこの本はとてもおすすめです。

著者の山田隆彦さんは日本植物友の会副会長ですが、とにかくスミレ愛が強くて心満たされる一冊です。

この本は、
スミレに魅せられてよかった。
スミレにはロマンがある。
と語られる山田さんが学生時代から55年、日本に生育する約220種のうち167種のスミレと出会われた、その記録です。

 

仕事では、スミレを趣味とする変わったやつがいると注目されて人間関係が広がった。
趣味でも、理科系の私には古典など世界が違うと思っていたら、スミレが詠まれた万葉集の世界へとつながり、また、スミレを歌ったクラシック音楽の世界にも誘われた。
さらに、ほかの草や木、シダなどの植物の世界へも好奇心が呼びおこされ、思いもよらぬ方向に、つぎからつぎへと世界がふくらんでいった。

出典: 山田隆彦(2019)日本スミレ探訪
太郎次郎社エディタス16–17


さて、ナポレオンスミレの父と呼ばれたほどスミレが好きで、妻の誕生日にはスミレの花束を贈るほど。

興味深いのは、彼の愛したスミレはスイートバイオレットともニオイスミレとも呼ばれていて、これが宝歌劇団の「すみれの花咲く頃」のスミレと同じそうです。

山田さんのお母様は宝塚歌劇が好きでお庭にニオイスミレが植わっていたそうです。

 

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すみれの花の砂糖づけ〜詩集から

ガラッと変わりますが、レシピの本じゃないです。
江國香織さんの素敵な詩集です。

その中でタイトルになっているすみれの詩は「だれのものでもなかったわたし」という3行だけの短い詩です。

江國さんの詩はとてもストレート。
受け取り方は人それぞれと思いますが、個人的には人との距離感など江國さんに共感できることが多いなぁと感じる詩集です。
だれのものでもなかったわたし、タイトルも意味深。

 

すみれの香り

 

すみれのアロマオイル 

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スミレの精油は‪深く眠りたい時‬、‪癒されたい時‬、‪効果があると言われてます。‬
‪アロマポットやディフューザーなどなくても大丈夫、
‪ティッシュやコットンに一滴落として好きな場所に置くだけでも効果は得られます。(妊娠中、授乳中は×)‬
‪枕の横に置くといい夢が見れるかもしれません。

 

すみれの香水

 

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すみれの香りの香水3種。

左、TOCCAのフローレンス
ガーデニアとスミレが漂う上品なフローラル

真ん中、ボルサリのヴィオレッタ ディ  パルマ
ナポレオン2番目の妻の情熱、エレガンスと官能性を表現したクラシカルな香り

右、アニックグタールのラ ヴィオレット
私が実際に知ってるのはこの香りだけ。甘くて儚い花の香りでとても好きです。

すみれの香りは色々なメーカーからたくさん出ています。
青っぽい香りから華やかな香りまで色々あるのでお試ししてみると好きな香りが見つかるかもしれません。

 

すみれの俳句

 

さて、お次は俳句です。

すみれの俳句と言えば小学校で習った松尾芭蕉「山路きて何やらゆかしすみれ草」を1番に思い出しますが、本当にたくさんの俳句や短歌に詠まれている花です。

すみれは和歌の世界では万葉の時代から詠まれていて、「墨入れ」と似ていたところから「すみれ」となりました。→万葉時代の表記は須美礼だったそうです。

 

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すみれの句を四句。

菫ほどな 小さき人に 生まれたし 夏目漱石

一夜寝て なほもゆかしき 菫かな 三浦樗良

みちびかれ 水は菫の 野へつづく 桂信子

菫野や 今見し昔 なつかしき 高井几菫

 

すみれレストラン

 

大阪にイタリアン「sumile osaka」スミレというお店があります。
吉田美和さんのソロワークとしてリリースされた「beauty annd harmony」シンボルフラワーのスミレの花をモチーフに笑顔=Smileを願い「sumile」(スミレ)と名付けられたそうです。

去年の秋訪れました。綺麗でしょう。

 

すみれとクラシック 

 

ゲーテが詩を書きモーツァルトが作曲した歌曲「すみれ」

内容は野に咲くスミレの心を謳ったものです。

「ああ、ほんのしばしでも、野原で1番美しい花になれたなら、やさしい人に摘みとられ胸におしつけられたなら、ああ、ああ、ほんのひと時でも」

近づいてくる少女に摘まれたいと望むスミレですが、結局少女に踏みつけられてしまい・・でも、スミレは幸せです、というちょっと切ないストーリーです。 

1785年モーツァルト29歳の時の短い作品ですが機会があれば聴いてみてください。
私の場合ドイツ語はおろか音楽も何も語れませんが、ストーリーを思い浮かべながら聴くと、ドラマチックな曲の表現力が心に響いてきました。

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すみれの花咲く頃 

 

やっとここに辿り着きました。

以前に宝塚歌劇団のシンボルのすみれについて記事にしていました。

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この歌を望海さんが歌われることになり本当に嬉しかったですね。
もちろん定期的に聴いています。 

さて、すみれに関するあれこれ書いてきましたが、ここにあげたのはほんの一部です。
世界中の人にとても愛されている花だということがよくわかりました。

私は小学校の卒業アルバムに好きな花をすみれと書いているのですが、それが宝塚の影響なのかどうなんでしょうか。 
また何かすみれ情報があれば教えてください。

すみれについて、宝塚について、またいつかどこかで一緒に熱く語りましょう (๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 

うさぎ 

 

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宝塚な薔薇の名前集合!〜ファントム・桜木・春の雪・グランドホテル・千・レイ・・・

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4月の終わりから5月、6月と薔薇が最も美しい季節になります。
こんな時世ですがうちの薔薇も小さな蕾をつけています。

宝塚の舞台にもよく薔薇が登場しますね。

最近、宝塚の作品や役名、また生徒さんの芸名や愛称などと同じ名前の薔薇がたくさんあることに気づきました。

今日はそのいくつか紹介したいと思います。
(画像をお借りしたサイトは最後に紹介します。)

 

 

作品名

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グランドホテルはゴージャス!
意外なのはエスメラルダがピンク色なこと。
宝塚ではエメラルドの海をバックにした熱いラテンショーでしたね。
明日海りおさんのサヨナラ公演名も2つ揃っていてびっくり!
青色の薔薇は現実的でないところが魅力なのでしょう。
ファントムが可愛らしい。 

 

役名

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星組トップコンビの役名揃い踏み!作品は違いますけどね。
どちらも綺麗です。

ドンファンドンジュアンのことです。
ベルベットのような深い赤、薔薇も濃厚だ・・

そしてマキシムアイリーンに負けないほど可愛らしさ!

 

ベルばらシリーズ

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さすがベルばらシリーズ、艶やかで華やかで美しいですね。
🎵白き〜薔薇ひとつ〜清らかに咲く〜
花言葉は 色によって違います。

紅薔薇は「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」

白薔薇は「純潔」「純潔」「清純」

紫色は 「誇り」「気品」「尊敬」

黄色は   「友情」「平和」「愛の告白」

ピンクは「可愛い人」「美しい少女」

ベルばらのキャラクターと花言葉のイメージが見事に合ってる!
何色の薔薇が好きですか?

 

芸名・愛称

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「天津乙女」は天津乙女さんに因んで、また「大地真央」は真央さんの舞台30周年を記念して命名されました。
凄いですね、薔薇にその名を冠せられるなんて。
それだけ美しく気高い大スターということでしょう。

リサリサは一つリサが多いですね、消しちゃいましょうか。→バァーン!

彩はアヤと読みます。
意味も響きも文字さえ美しいので、名前に「彩」という漢字 の入っている生徒さんは多いですね。

追記1
Rei(レイ)麻実れいさんに因んでつけられたそうです。
ブログを見てお友達が教えてくださいました。(有難うございます!)

レイは新トップの礼真琴、柚香光のレイでもあります。
気高く凛としたターコさんのレイですが、令和のレイはどんな花を咲かせてくれるのかワクワクしています。

 

何となく真風涼帆

 

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「真宙」「涼」「ユリイカ」

何となくゆりかさんぽいもの集めてみました。
ちょっと無理があるような気もしますね、ごめんなさい!
どの薔薇もとても綺麗です。

 

ダリアとタカラジェンヌ

 

薔薇は少しひと休み。

ここで望海風斗さんの好きなダリアを紹介しましょう。
ダリアは江戸時代末期にオランダからやって来ました。

 

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ダリアにもタカラジェンヌいるでしょう!
色とりどりで可愛い花です。

 

花々タカラジェンヌ 

 

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チューリップ、紫陽花、椿、サザンカと季節を問わず色々と宝塚あります。
月組公演の『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』早く観られる日が来るといいですね。たま様〜

 

舞台

 

さて、薔薇に戻りましょう。

 

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地名になってる薔薇も多いですね。
あ、ラスベガスは真風さんコーナーでも良かったー!

 

これぞ宝塚!

 

最後に紹介する薔薇は「宝塚」を象徴するような名前の薔薇です。

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フェアリーやらプリンスやら宝塚でしょう? 
カフェブレイクまで。笑 

 

 薔薇の写真

 

ひと時、宝塚を感じて楽しんでいただけましたか?

この薔薇の画像は下記の[花の手帖]さんから多くお借りしました。
問い合わせたところ快諾していただき感謝しています。

まだたくさんの写真のストックがあるらしく、紹介した以外にも美しい薔薇の写真が多数あるので、お時間のある時是非ご覧になってください。
美しい花々に癒されます。

 

↓薔薇の歴史なども書かれています。

他、出典:

・NOIBARA - バラに関する情報満載!バラ関連ポータルサイト「NOIBARA」

・薔薇図鑑 〜Rose Collection〜大好きなバラがいっぱい

・バラの図鑑

 

さて、 うちの『希望』という名の薔薇も来週には可愛い花を咲かせてくれそうです。

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         (追記2)トリは『グランデ アモーレ』

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それではまたお会いしましょう!

 

うさぎ

 

花組『DANCE OLYMPIA』感想〜柚香光のフラメンコに魅せられて

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ライヴュ観劇から日が経ってしまいました。

新生花組のトップ柚香光さんのプレお披露目公演『DANCE OLYMPIA』
舞台は予想以上の素晴らしさで、夏の梅芸での別箱公演にくるなら是非生で観たい!
その時に感想を書きたい思ってましたが、トップコンビの夏はブロードウェイミュージカルと発表されました。
なので遅ればせながら感想を残しておきます。


ダンスオリンピアは、エネルギッシュで、楽しく、華麗で、力強い。
息もつかせぬ躍動感でダンス、ダンス、ダンス!

光ちゃんを中心に花組の皆さんの魂を込めた素晴らしいダンスに感動しました。

これほどダンスに特化したショーを観たのは初めてです。
これは心に残るショーになります。

 

柚香 & 水美 永久輝 聖乃


ストーリー仕立ての1幕は、光ちゃんがしなやかなダンスを遺憾無く発揮。

マイティ (水美舞斗) はダイナミックなダンスを披露して存在感を出してました。
ほんとに凄いの一言です。
筋肉美に酔いしれます。

花組デビューのひとこちゃん (永久輝せあ) 
キレッキレダンスで花組に溶け込んで楽しそう、得意のダンスが花組スタートになって良かったですね。
ほのか (聖乃あすか) ちゃんとのサロメも妖艶で素敵でした。

そのほのかちゃん、これほど踊れるとは知らず驚きました。
素晴らしい!
1幕はあっという間に終わりました。

ユニークなストーリー仕立ての中に、ヒップホップや華ちゃん (華優希) とのデュエットダンスなど盛りだくさん。
光ちゃんたちのダンスがふんだんに散りばめてあり構成、演出が素晴らしく楽しむことができました。

 

2幕はオープニングの和太鼓なども見どころでした。
太鼓は音を響かせるのは思っている以上に難しいようで、皆さんかなり練習を積まれたと思います。

 

孤高のフラメンコ

 

光ちゃんのフラメンコダンサーのシーンは圧巻でした。
振付は『ドン・ジュアン』の佐藤浩希さん。
先生によると、フラメンコは虐げられた人たちが思いをぶつける術として地面を踏み鳴らしたことが始まりだそう。


スポットライトの下でひとり、リズムを刻む柚香光。
ビジュアルも最高です。

息をするのを忘れそうなくらい魅入られます。
ジプシーの切なさ、力強さ、心に秘めた情熱のフラメンコを色気たっぷりに魅せてくれました。

美しさと悲しさと、表現力が素晴らしい。
こういう自信に溢れた光ちゃん観たかった、光ちゃんにしかできないダンスだ。

お隣の席の方はずっと泣きっぱなし。
わかります、私も胸が熱くなりました。


トップスターとは孤独なもの。
その姿はひとりフラメンコを踊る柚香光と重なり、
観客は息つく間もなく。
あの瞬間、会場の空気は柚香光の為にだけ存在していたと思います。

魂のダンスだと思いました。
だから多くの人の胸を打つのでしょう。

これぞトップスターという姿を見ました。
素晴らしかったです。

 

これからの花組


光ちゃんの魅力とマイティの存在が大きく光るショーでした。
華ちゃんはダンスが得意ではないようなのでダンスショーと聞いてどうなのかなと思ってましたが、このショーは基本男役中心で展開している印象を受けました。

デュエットダンスはもちろん華ちゃんと美しく。

今後も花組ショーはこういう形になるのかなと。
華ちゃんとはお芝居でがっつり組んで、ショーではマイティたちとダンス中心のような。


新生星組を率いる礼真琴さんもダンサーなので(歌うまでもありますが)、光ちゃんの花組とどのような色の違いを出してくるのかと思ってましたが、この舞台は全く新しいタイプのショーで、2組の個性の違いが出ていました。

星組は舞空瞳さんもダンサーなのでトップコンビで踊る、
花組はダンサーチーム男役で魅せる。

 

ダンスオリンピアを観て光ちゃんの大人の作品を観たいと思いました。
かっこいいです。
フラメンコが素敵だったので、スパニッシュショーなんかも素敵ですね。


初々しいトップコンビ、光ちゃんと華ちゃんが作っていくこれからの花組の歴史、
マスカレード組も加わってどのように作られていくのか楽しみです。

そして光ちゃんのフラメンコは何かの形で生で観たい!
また1人楽しみなトップスターが誕生しました。


花・うさぎ
 

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花組『マスカレード・ホテル』感想 瀬戸かずや 刑事役を好演!

颯爽と舞台に登場、刑事役をかっこよく決めるのは主演の瀬戸かずやさん。

『マスカレード・ホテル』1/7 感想です。
ネタバレにご注意ください。


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ミステリアス・ロマン
『マスカレード・ホテル』
原作 東野圭吾「マスカレード・ホテル」(集英社文庫刊)
脚本・演出/谷 正純

 

ストーリーが流れるよう


私はミステリーものや推理小説が好きですけど、読み始めから流れるように犯人へと辿り着かなくては、面白くありません。
ドキドキ、ビクビク、ハラハラしながら一気に結末へと進みたい。

舞台も同じかと。

宝塚マスカレードは谷先生の脚本もすっきりとしていてわかりやすく、2幕に入ると盛り上がりもあり最後まで一気に引き込まれました。

セットもシンプルでこちらもスッキリ。
ストーリーへの集中力が高められ、とことん素敵なあきらさんを楽しめます。

また事件を中心に、恋愛要素も程よく散りばめられていて宝塚のロマンスも楽しむことができました。

 

あきらさんを中心に


警視庁捜査一課の警部補の新田浩介
あきらさんがこの役にこれほどハマるとは。
一緒に行った友達曰く、
「この舞台何処を切り取ってもかっこいい瀬戸かずや」

演技も歌もスーツ姿も自然なので、等身大の新田浩介が目の前にいるような錯覚に夢を見れます。
ぶっきらぼうで個性の強い新田が衝突しながらも山岸(朝月)に見せる優しさ、
突き放しているようで後輩の能勢(飛龍)に見せる思いやりなど演技も上手くて、素敵な刑事さんでした。


ヒロインの朝月希和さん、ひらめちゃんのお芝居もホント良かった!
花組時代、雪組時代としっかり力を蓄えてきて花開いた感じがします。

キリッと落ち着きのあるフロントクラークとしての顔、小競り合いしつつ気になる新田(瀬戸)へ見せる1人の女性としての顔

出来る女と恥じらう女の両面をうまく表現して、山岸尚美という人間を魅力的に作り上げてました。

主演コンビのデュエットダンスも綺麗でしたよ⭐︎

 

新田の後輩巡査の能勢役には飛龍つかさくん。
元気で可愛い後輩役を好演、登場するだけで舞台が明るく華やかになりますね。
コメディセンスも抜群!
フィナーレの歌は素晴らしかったので、お芝居でも歌をもっと聞きたかった。
歌って踊れて芸達者なつかさくんのこれからの活躍には期待しかありません。


ホテルの総支配人役の汝鳥伶さん。
貫禄ありますね、流石ですね!
フィナーレでの軽快なステップ、とても良かったです。


そしてまたまた音くり寿ちゃんが魅せてくれました。
あの見せ場であれだけの歌と演技ができるなんて素晴らしいの一言!

薔薇の精でのくりすちゃんは軽やかなダンスでホンモノの妖精のように可愛らしかったけど、今回は危険な女を体当たりで熱演。
カメレオン女優さんですねー、素晴らしい‼︎

 

マスカレードシリーズ


東野圭吾さんの作品は白夜行を皮切りに一時まとめて数十冊読みましたが、多分7〜8年前にマスカレードホテルも読んでいたようです。←本棚にあった。

実はストーリーを覚えてなかったんです。
観劇の途中で思い出すかなと思ったけれど全く思い出せず、新鮮な気持ちで観劇できました。

東野さんの作品は読後感がどーんと辛くなるようなものもあるのですが、このマスカレードシリーズは新田浩介という魅力溢れる主人公が事件を解決していくという痛快なミステリー作品。
映画化もされましたが、宝塚ならではの男役のかっこよさが刑事にピタリとハマりましたね。

また舞台がホテルというのも華やかで良かったかもしれません。

このマスカレードシリーズは3作品あり、いずれも新田浩介が主役になってます。
・マスカレード・ホテル
・マスカレード・イブ
・マスカレード・ナイト

宝塚でもシリーズ化できそうですね。

 

花組へ期待


花組の別箱公演の観劇は明日海りおさんフェルゼン役の『ベルサイユのばら』以来になりました。

『マスカレード・ホテル』はあきらさんを中心とした力強いメンバーの好演もあって見応えもあり、花組さんのこれからが楽しみになる舞台でした。


花・うさぎ

 

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2019年の宝塚歌劇を振り返って

 

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皆さん今年1年も宝塚の舞台を楽しまれたでしょうか。
数多くの観劇をされた方から、1度の観劇の方、贔屓の組を中心に観劇される方、全ツのみの方、ライビュのみの方、状況によってそれぞれの楽しみ方があったと思います。
また今年は事情で観劇できなかった方もいるかもしれません。

私も全く観劇できない年もありました。

今年は恵まれた環境にあったので私的には観劇を十分に楽しむことができました。

また観劇は舞台であれ映像であれ、自分の目で観たこと 耳で聴いたこと 心で感じたことを大切にしたいと思いますが、他の方の感想から気づくこともたくさんありました。

 

今年最後のブログ記事として、宝塚歌劇2019年について振り返ってみます。

昨日届いた望海さんのCD「GIFT」についてはまだしっかりとした感想は書けませんが今年の大切な出来事として少し触れたいと思います。

今年は宝塚大劇場公演は5組全て観劇しました。タカラヅカスペシャル2019はライビュのみ。
ここでは別箱で観劇したものだけ記します。

月組
アンナ・カレーニナ
ON THE TIWN
チェ ゲバラ

雪組
20世紀号に乗って
PR×PRince
はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution!
ハリウッド・ゴシップ

星組
鎌足
アルジェの男/ESTRELLAS
ロックオペラ モーツァルト
龍の宮物語

 

トップとはまり役

 

自分が描くトップのイメージと作品の役柄がぴったり合うと、作品力がアップしてより楽しめるように思います。

例えば
『CASANOVA』の明日海りお
I AM FROM AUSTRIA』の珠城りょう
『20世紀号に乗って』の望海風斗
『霧深きエルベのほとり』の紅ゆずる
『オーシャンズ11』の真風涼帆

望海さんだけ別箱作品ですが、20世紀号でのハマり具合が半端なかったのでこちらをあげてみました。

 

特に好きだった作品

 

大劇場公演も別箱公演も合わせて考えてみます。 

「作品」として良かった(好きだ)と思ったのは

霧深きエルベのほとり
20世紀号に乗って
龍の宮物語

3作品です。

感想等はここでは割愛しますが、全く異なるこの3作品はそれぞれに余韻が残る作品でした。

こうしてみると、今年は特に星組作品に好きな作品が多かったです。
『鎌足』も良作でした。
『ロックオペラ モーツァルト』『食聖』は、主演の持ち味を生かせたという点でお披露目とサヨナラに相応しい良い作品だったと思います。

 

また、CASANOVAの華やかさ、Iafaの温かさ、壬生義士伝の力強さ、オーシャンズ11のかっこよさ

トップと役柄が合っていると組子たちの力も増して来て、先述したように本来の作品力もアップすると改めて感じた舞台です。

ショーは今年どの組も良かったです。

宙組に関しては『アクアヴィーテ‼︎ 』は真風さんがトップになられてからの宙組で1番好きなショーです。

そして贔屓組の『Music Revolution! 』は最初から最後まで余すところなく楽しめるショーであったことをここに記しておきます。

 

宝塚OGの活躍

 

OG出演の舞台で観劇したのは
『ベルばら45』
『わたるのいじらしい婚活』
『ロミオとジュリエット』

『ベルばら45』では多くの懐かしいOGの皆さんを、『いじらしい婚活』では今年舞台生活30周年になる今も変わらず素敵な湖月わたるさん、ゲストの朝海ひかるさんの活躍を観ることができました。
どちらも感想を書いています。

また、感想を書くタイミングを逃しましたが『ロミオとジュリエット』
キャピュレット夫人役の春野寿美礼さんの歌声はさすがに素晴らしく、宝塚ファンとして誇らしい気持ちになりました。

 

今年印象に残ったスターさん

 

今年特に印象に残った生徒さん
(トップは除いています) 敬称略

美弥るりか
天寿光希
鳳月杏
彩風咲奈
瀬央ゆりあ
瑠風輝
風間柚乃
彩海せら

海乃美月
有沙瞳
音くり寿
きよら羽龍

一樹千尋
英真なおき
華形ひかる

別箱公演の観劇が雪月星組に偏ったことが影響しているようで、3組の生徒さんが多くなりました。
来年は花宙組も観たいですね。

 

夏のFNS /「GIFT」ーNOZOMI FUTOー

 

今年の出来事ということでいうと夏にはFNS歌の夏まつりで雪組メンバーが大活躍でした。

そして今年最後に届いたビッグプレゼント!
望海風斗さんが自ら選曲してレコーディングされた宝塚の名曲が詰まったCD「GIFT」です。

またメイキング映像、ミュージッククリップを収めたブルーレイもついているのですが、これはまだ見ていません。
年が明けてから綺麗に片付いて浄化した清い部屋で(笑) 見ようと思っています。

さてCDはさすがに待ちきれず何度も聴いていますが、古参ファンながら所々観劇にブランクのある私でも馴染みのある曲が多く、また望海さんに歌って欲しいと思っていた曲もあったりで、とても嬉しいです。

 

「GIFT」の中から2曲だけ感想を。

 さよならは夕映えの中で
ー風と共に去りぬー

お馴染みの曲ですが、夕日をバックにバトラーがスカーレットに別れを告げて去って行くところで歌う、言わば壮大なストーリーの最後に歌われる大切な曲です。

この歌を初めて舞台で聴いた時は大人の男の背中に惚れ惚れして(笑)、バトラーに恋しましたよ
「明日になれば」など、真彩ちゃんのスカーレットナンバーも聞いてみたい。

愛するスカーレットがようやく自分への愛に気づいたことで、バトラーにはやり直すという選択もあったけど、彼はそうしなかった。

傷つき、全てを終わらせて振り向きもせず去って行く…
やっぱりかっこいいですね〜 切なさを秘めた旅立ちに、バトラーの男としての生き方の美学がこの曲に込められています。

曲調は悲しい感じではないのですが、それだけに彼の心の悲哀を込めるのが難しそうです。

望海さんの歌にはバトラーのドラマが見えてくる。
素晴らしい一曲です。

 

アマールアマール
ーノバ・ボサ・ノバー

実は大石内蔵助より、バトラーより、望海さんに演じて欲しい役がこのソールです。

役に関して滅多に条件をつけませんが、トートとソールは超がつくほどの歌うまが理想です。

『ノバ・ボサ・ノバ』は宝塚作品の中で燦然と輝くショーの一つ。
舞台がブラジル、リオのカーニバルの出来事ということで舞台で思いっきり熱く踊り狂い歌う望海ソールが素晴らしい(←観ていません 演ってません)

…とまぁ、舞台が見えてくるという点でやはり素晴らしい望海さんのライライライ

これからも生き続けてほしい名曲であり作品としてこの曲を収めていただけたことはとっても嬉しいです。

 

急ぎ足になりましたが、このCDについての感想を書くと長くなることが今わかりました。
また後日改めて記事にできれば(いいなー)と思います。

 

宝塚歌劇の未来

 

今年は紅ゆずるさん、明日海りおさん始め、今の宝塚を支えてきた多くの生徒さんの卒業がありました。

先日2019宝塚グランプリも発表されたことでこの1年も幕を下ろそうとしています。

1914年(大正3年)プールを改造したパラダイス劇場でスタートした宝塚歌劇。

『ドンブラコ』から始まり、紆余曲折ありながらも105年。
来年年明けの大劇場公演は雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』
時代は桃太郎からギャングへ。

 伝統を大切に、同時に新しい挑戦も。
そのようにして宝塚歌劇の歴史が続いているように思います。

震災により宝塚の街並みも変わり、宝塚ホテルも新しくなりますが、思い出は残り夢は未来へと繋がり広がっていくことでしょう。

 

今年も拙ブログをご訪問くださりありがとうございました。
皆さまにとって来年も宝塚歌劇を通して彩ある素敵な日々となりますように。

 

うさぎ

 

『タカラヅカスペシャル2019-Beautiful Harmony-』感想ー夢に泣いて夢に酔う時

 

『タカラヅカスペシャル2019-Beautiful Harmony-』ライブビューイング感想です。

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泣いたり笑ったり、今年のタカスペはいつもより気持ちが大きく揺さぶられながらも楽しい時間を過ごすことができました。

今年は特に望海さんと真彩さんに対する思い入れが強くて( いつもですね )、
全体の感想を書いてますが、途中(こっそり)雪組特集があったりします。
それでは順不同、思いつくままに書いていきます。
(今回は全て愛称ではなく名前で)

  

各組トップコンビ


今年学年が1番上になるのは雪組望海風斗さんと真彩希帆さんです。
初日の終了後あちこちで望海さんと真彩さんのラスボス感という言葉を目にしましたが、実際に観て私もそのように感じましたね。
圧倒的なオーラと存在感がありました。

そしてこちらも貫禄と安定感の宙組真風涼帆さんと星風まどかさん。
真風さんはトップが横並びになると一際大きく颯爽としていて思わずザ・男役!と叫びたくなるほど。

トップとして初めてタカスペの舞台に立つのは花組の柚香光さんと華優希さん、
星組の礼真琴さんと舞空瞳さん。

2組の持ち味が全然違っていていいですね。
いかに男役としての自分の魅せ方を知っているかが大きなポイント。
異なる魅力があるので、それぞれ持ち味を存分に生かして大きく飛躍されるよう、宝塚のいちファンとして期待しています。

 

世界の終わりの夜に」


各トップスターのSpecial Songは皆さん聞き応えありました。
望海さんが歌われたのは「世界の終わりの夜に」

この曲は元X JAPANのYOSHIKIさんが作詞作曲した楽曲を、2004年『TAKARAZUKA舞夢!』のショーの中で当時花組トップだった春野寿美礼さんが歌われた曲。
特別な曲ですね。

初日望海さんがこの曲を歌われたという情報が入り懐かしさがこみ上げてきたオサさん大ファンの妹1。
あの曲を望海さんが…と。

素晴らしい歌い手の春野さんから望海さんへと歌い継がれることで名曲はずっと生き続ける。
深みのある声と表現力は、語りかけるように心に染み入り、心を掴まれて、
望海さんが届けてくれた愛の祈りは永遠に胸に刻まれると思います、これからもずっと。

かつて妹が涙したこの歌を15年後の今日、姉の私は涙なしに聞くことはできませんでした。

 

雪組にフォーカス!

 

全体の中から雪組メンバーの活躍をまとめてみます。

Music Revolution!

雪組メンバー10名でパワフルに。
蘇りますね、音楽の戦士たちのメロディ🎵

 

雪組コーナー 

2組に分かれます。
まず『ルパン三世』のメンバー登場
次元に扮した彩風咲奈、五エ門の彩凪翔、懐かしい。
2人とも当時より更にカッコよくて、色気が半端なかったです。

ルパン三世役は朝美絢綾凰華
トレードマークの赤ジャケを2人が一緒に着ると素敵かっこいい!

不二子役は4人、星南のぞみ野々花ひまり彩みちる潤花
お色気というより可愛い感じですね。

ルパン三世のテーマを歌ったら次に登場するのはトップコンビ。

 

ここでまさかの『ひかりふる路』
お披露目公演の時にして完璧だと思ったロベスピエール、
望海さんに終わりはない、まだまだ進化していることを実感し未だ感動の余韻に浸っています。

そして真彩さんとの「今」
2人の歌声が美し過ぎて泣けるほど素晴らしい。

ここで映画館の空気が一瞬変わったように感じたけれど。
気のせいでしょうか。

最後はルパン組と一緒に「CONGRATULATIONS 宝塚!!」

楽しさと感動に溢れていた雪組コーナーでした。

 

彩風咲奈「エル・クンバンチェロ」

各組の2番手のパワフルで大きな見せ場です。
皆さん素敵なんですよ。
雪組からはもちろん彩風さん
あまりにかっこよくて見入ってしまいました。
やっぱりダンスが綺麗、彩風さんにしか出せない魅力を毎回発見するのが楽しみです。

 

第二部の始まり、ダイアモンドガールの真彩さんは可愛くてキュート、声は天使のように美しく・・でもやっぱり男前!
不思議な娘役さん、そして思いきり素敵だ!

 

Memories of 柴田侑宏「くそったれ」


柴田侑宏先生の名作主題歌を歌い綴るコーナー
これは全曲知ってましたね、
そして曲を聴きながら全て舞台を再生できる(たけくらべ以外)のも凄いことだと思います。
心に響く作品というのはやはりいつまでも記憶に残るものなのですね。
さすが柴田先生です。


このコーナーでさんが『紫子』望海さんが『忠臣蔵』の主題歌を歌い上げてくれたのは特に嬉しかったかな。
2人とも素晴らしい歌声でした。

『紫子』はいつか再演してほしいと思っている作品です→イメージ的には彩風さんで希望。

『忠臣蔵』はいろんな意味で再演は難しそうな作品ですね。
杜けあきさんのサヨナラ公演一本物の大作で、かりんちょさんの大当たり役でした。
たまに望海さんで再演希望と言われるのは納得できる面もあります。

かつての名曲をこうして聞く事ができるのもタカスペならではです。

 

ここでの雪組メンバー(作品名で)

『琥珀色の雨にぬれて』朝美さんが水美さんと。
2人ともかっこいいです。
朝美さんは本当に歌上手くなって、声の伸びがとても綺麗に感じました。

『バレンシアの熱い花』さんが聖乃さんと歌う。
さんは凄く抜擢されているように感じます。

『哀しみのコルドバ』彩風さんと星風さん
彩風さんが色っぽくてドキドキです、美しいコンビ。

『仮面のロマネスク』愛月ひかるさんと真彩さん
このようなコンビを見られるのもやはりタカスペならではですね、素敵でした。

『星影の人』華形さんと凪七さんが歌っているところへ彩凪さん登場。
彩凪さんの沖田総司あるんじゃないか、と思った瞬間。
 

MCで望海さんが話されていたこと。
『凱旋門』のボリス役のお稽古の時、ラヴィック(轟悠)に向かって言う「くそったれ」というセリフ、柴田先生からなかなかOKが出なかったようです。

望海さんなら出来ると信じてのことでしょうけど、簡単に首を縦に振らなかった先生も、最後まで「くそったれ」を探求し続けた望海さんも凄いと思いました。

 

印象に残った人・シーン


♪ 愛月さんと舞空さんの「うたかたの恋」が素敵で、愛月さんの貴公子役を観くなりました。

♪ 同じく桜木みなとさん、星風さんとのラダメスとアイーダもお似合い。
桜木さん存在感出てきて、いい意味で自信に溢れてる感じです。

♪ 龍の宮以来すっかり注目の人になった瀬央ゆりあさん。
ある新聞記事で遅咲きの大輪と称されてましたが、そんなに遅くもない。
確かに大輪の花オーラを感じました。

♪ 組コーナーでは面白かったのは宙組さん。
ていうか他の組と全く別世界でした…。
その中でも芹香斗亜さんのスカーレットにはかなり笑いました!
いや、物凄くチャーミングで綺麗なんですけどね。

ところでこのコーナー、芹香さんが話題をかっさらってますが、真風涼帆バトラー、
どえらくかっこよくて、同時にウケたんですけど。
こういう趣向も楽しくて好きです。
宙組さんありがとう。

♪音くり寿さんと有沙瞳さん、
ソロがあって良かった、各組でいい働きをしている素敵な2人です。

♪花組の永久輝せあとして初めての舞台ですね、花組コーナーの劉邦役、とても堂々としていて素敵でした。
柚香さんや水美さんとのダンスは見応えありそうで、これからが楽しみになりました。

♪各組の2番手さんたちー瀬戸かずや彩風咲奈愛月ひかる芹香斗亜ー何だか大人の香りがして素敵ですね、新たな2番手伝説が始まりそう。

専科コーナー
凪七瑠海さんの蘭陵王、華形ひかるさんの貧ちゃん、轟悠さんのゲバラ、
三者三様にどの役もインパクト強かったので舞台が蘇り楽しめました。

 

今年最後の夢


去年まで出演していた人が今年はいなかったり、
来年の卒業を発表されている人もいたり、
毎年様々な思いを持ちながら観るのがこのタカラヅカスペシャル。

それでも1年の終わりの夢の競演は全てを受け入れて楽しみたいという思いがあります。

Beautiful Harmonyという明るいテーマ曲から始まった今年のタカスペ、宝塚の数々の名曲が歴史の中で歌い継がれていくことの素晴らしさを感じることができました。

今年最後の素敵な夢をありがとうございました。

 

うさぎ

 

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明日海りおラストデイ〜東京宝塚千秋楽ライビュ感想

 

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『A Fairy Tale / シャルム!』千秋楽

 

花組トップスター明日海りおさんの宝塚ラストデイ。
ライブビューイングにて最後のお別れをしました。

私の街の映画館にも薔薇の精は来てくれました。
私はこの日を忘れません。

この公演は2度舞台で観劇する機会がありましたが、観る度に泣ける場面が増えていきます。

私にとって『青い薔薇の精 』はストーリーの細かいことはさておき、物語の中で美しく咲くみりおさんの青い薔薇の精が好きでした。

この世の人ではないものを「明日海りお」ほど上手く(違和感なく) 演じることのできる人はいないと思う。
なので最後の舞台が薔薇の精のエリュ役であったことは本当に良かったです。

そして『シャルム!』で美しい宝塚の男役・明日海りおを堪能することができたので、満足度の高いラストステージとなりました。

 

以前観劇した時に書いた感想です。↓

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公演終了後に明日海りおさんのサヨナラ ショーがありました。

 

サヨナラ ショー

 

エリザベート 

宝塚幻想曲

カリスタの海に抱かれて

新源氏物語

金色の砂漠

メサイア

EXITER!!ー客席おりー

Melodia(柚香)

CASANOVA

ポーの一族
 時の輪
 水車の曲(明日海・華デュエダン)

Sante‼︎ (芽吹 白姫 乙羽 城妃)

BEAUTIFUL GARDEN

Happiness

Delight Holiday


 今となればどの歌も懐かしく、全ての曲に明日海りお魂の息吹が感じられます。

そしてどの役もみりおさんが愛しファンが愛した役でした。

また本日みりおさんと共に卒業される芽吹幸奈さん、白姫あかりさん、乙羽映見さん、城妃美伶さんら4人で歌うSante!! 

最後まで皆さんとても素敵な娘役さんでした。

 

4人のトップ娘役

 

長期トップといえど4人も相手役が変わり、相手役さんが固定することはなかったけれど、それぞれとの舞台に心に残る作品があったと思います。

蘭乃はなさんとの『エリザベート』華優希さんとの『青い薔薇の精』はそれぞれ1作のみになりましたが、お披露目とサヨナラという大きな舞台を演じあげ印象付けました。

花乃まりあさんとの『金色の砂漠』仙名彩世さんとの『CASANOVA』はコンビ作品としてとても素晴らしかったです。

また、サヨナラショーにはありませんでしたが、再演に心躍らせた『あかねさす紫の花』みりゆきも秀逸でした。

 

舞台挨拶は紋付袴で

 

みりおさんは最後の大階段を紋付袴で降りてこられました。

お花渡しは、組からは柚香光さん、同期生からは宝塚では望海風斗さんでしたが東京では羽桜しずくさん。

舞台挨拶で「宝塚にすべてを捧げてきました。男役として生きることに自分をかけてきました。」と心からの言葉を聞いた時は言葉の重みに思わず胸がきゅんとしました。

また「身も心もふくよかになった」という言葉にみりおさんの満たされた心と男役としての達成感を感じました。

 

明日からも清く正しく美しく

 

みりおさん、たくさんの夢の舞台をありがとうございました。

私たちの胸の中にいつまでも生き続け、お言葉どおりに夢の続きはまた次の世代へと受け継がれていくのですね。

また「宝塚に残る方たちが恥ずかしくないように明日からも清く正しく美しく生きてまいります」とOGとしてあるべき姿を語られていたのも印象的でした。

そして男役としてファンに最後の投げキス「受け取れよ‼︎」

最後までかっこよく楽しく素敵なみりおさんでした。

第27代 花組トップスター 明日海りお本日にて任務を終了します。」(ニュアンス)と言われましたが、17年間本当にお疲れ様でした。

 永遠に輝ける美しいスター明日海りおさんに寄せて。

 

花・うさぎ