風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』感想④ 表と裏 / 彩凪翔 / その他のキャスト

 

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少なからず人は表と裏の顔があると思いますが『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』のジミーの裏の顔は・・。

この作品で影のキーパーソンのジミーを演じる彩凪翔さんと、その他印象に残ったキャストについての感想です。

細かいところは触れていないつもりですが、ストーリーの流れなどネタバレにご注意ください。

 

ジミー / 彩凪翔


ジミーは全米運送者組合に属する労働者という現実的な役で、キラキラ系とは対極の役です。

そもそもこの作品の男役に要求されるのはキラキラではなくてかっこ良さ、または色気や渋さ。
ジミーは他とは一味違う個性を光らせて存在感を出していく役どころです。

ストライキを先導する場面は前半の若いジミーの大きな見せ場で、翔ちゃんの熱演はそのままジミーの熱さとなり伝わってきます。


主要キャラクターにはそれぞれ持ち歌があって、聴けば聴くほどいい歌がたくさんありますがジミーのテーマ曲も素敵ですよ!

私のお気に入りは、壮年期ジミーが裏の顔を出しマックスに向かって歌う「マックスに引導を渡すソング」(「すみれの国日記」のルルさん命名)

静かに語りかけるような出だしで歌い始める非情なジミーが最高にかっこいい(マックスごめんなさい!)

青年時代のジミーが善人と呼べるのかどうかわかりませんが、少なくても理想を掲げていたと思う。
年月を経て冷徹な顔へと変わっていく翔ちゃんの抑えた演技がとても良かった。


最初にギャング映画が原作の作品と聞いた時、対立するギャング組織の抗争シーンなど想像してました。
その場合、望海さんに敵対するギャングボスは翔ちゃんで、その組織にはあーさもいて…と。

全くの見当違いでしたが、笑。

翔ちゃんはギャングがかっこよく決まると思ったんです。
プロローグのギャングスターとして登場する翔ちゃんはやはり素敵なんですね。

キラキラの彩凪翔はフィナーレで登場します。
あーさと一緒に主題歌を歌いますが、2人の歌でストーリーに引き戻されて胸がジワっとなるシーン。
そこから群舞、パレードでワンスの彩凪翔が完結します。


ジミーには実在のモデルがいるそうですが、75年に謎の失踪。

野心故にダークサイドに堕ちていくジミー、彼が求めた夢は何だったのか。
ヌードルスたちとは違うところから現代アメリアの負の側面が描かれたことでストーリーに厚みが出ました。
翔ちゃんはまた新しい役の引き出しが増えたのではないでしょうか。

 

その他のキャストの感想


コックアイ / 真那春人 
まなはる君、瞳の色が左右違う?メイクで?顔の歪め方とか色々細かいところのこだわりが凄い。
ハーモニカと拳銃どちらも使いこなす、かっこいいギャングです。

 

ニック / 綾凰華
ニックは才能豊かで、デボラや皆んなと良好な関係を築ける優しい人。
あやなちゃんの雰囲気にぴったりの役です。
ニックの存在は熱く激しい男たちの中でオアシスになっています。
フィナーレダンスになると凄くかっこいい!

 

パッツィー / 縣千
縣くん、この学年で出来上がったビジュアル+大人な色気予備軍のとても楽しみな人です♪
スーツも着こなし抜群に似合ってます。

縣パッツィーは愛嬌もあって、生まれた環境が違っていれば陽のあたる人生を歩んでいたのではと思わせる青年、キャラ立ちしていて良かったです。

縣くんは歌が課題と言われてますが、まだまだ伸び代あるでしょう。
私が望海さんの歌が好きなのは、技術的に素晴らしいだけではなく心に響いてくるから。
縣くんにもまずは心に響く歌い手になって欲しいですね。

 

ドミニク/ 彩海せら
あみちゃんの演技にはいつも泣けますが、またまた最後の叫びが耳に響く…

 

バグジー / 諏訪さき
セリフもはっきりしていて聞きやすく、何でも卒なくこなせますね。
新公のヌードルス役は歌えるしゅわっちが輝ける舞台になりそうです。
最高の力が出せますように!

 

サム / 煌羽レオ

こういう役をバシッと決めてくれるカリ様、最高です〜

ファット・モー / 奏乃はると
ヌードルス達と友達だけどギャング仲間ではなくて、どこかのんびりしているファット・モー。
にわさんが出てくるだけで平和感と安心感が。
今回もいい味出してられます。

 

感謝して


25年前の今日、阪神淡路大震災で多くの方が犠牲となり宝塚市も大きな被害を受けました。

様々な苦難を乗り越えて存在してくれる宝塚歌劇に感謝、
当たり前に過ごしている日々にも感謝です。


『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』非常に見応えある作品です。

観劇回数が増えると感想も変わってきますね。
以前の記事に加筆するかもしれません。

昔はほぼ1公演1度の観劇 (今も複数回観るのは基本雪組だけ) でしたけど、1度の観劇でずーっと心に残っている作品も多数あり、
稀にですが複数観たけどあまり残ってない作品もあります。

なのでこの作品がずーっと心に残るかどうかの正確な答えは数年後?(笑)
今はただこの世界観に はまり続けます。

 続きます。


雪・うさぎ

 

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雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』感想③ 夢に向かうデボラ・愛に生きるキャロル / 真彩希帆 / 朝美絢

夢を叶える為に
愛に背を向けるデボラ

愛だけに生きるキャロル

対照的な2人の女性を魅力たっぷりに演じる真彩希帆さんと朝美絢さんについての感想です。

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細かいところは触れていないつもりですが、ストーリーの流れなどネタバレしてますのでお気をつけください。


デボラ   真彩希帆
キャロル  朝美絢

ヌードルス 望海風斗
マックス  彩風咲奈

 

デボラ / 真彩希帆


バレエのレッスンを受ける真彩ちゃんにいきなり惹きつけられました。

少女時代の可愛いデボラは他の少女たちとは少し様子が違っているような…。
どこか遠くを見つめる瞳が印象的で、ひとりだけ別世界にいるような…。
浮いているような…。

そんな印象を受けました。

この時点で真彩ちゃんのデボラはまり役感をかなり強めに感じました。

やんちゃなヌードルスとのやり取りも可愛く、歌も素晴らしい。
夢を語る2人に神はどのようにこたえるのか。

これからだいきほの作り出す世界観の期待値がここで一気に高まります。

サナギが蝶に、みにくいアヒルの子が白鳥になるように、いつか皇帝と皇后になるという約束をした2人ですが、神はここで2人を離します。


次にヌードルスと再開するのは7年後。
スターになったデボラの登場シーン。

あまりにゴージャスな衣装にびっくりしましたが、
それよりも圧巻の歌声で豪華な衣装に負けてないデボラ真彩希帆に感動しました。

真彩ちゃん立派になったなぁと(涙ぐむ)←いや、デボラ

ヌードルスとは長い年月の間に、別れと再会を繰り返す切ない関係です。

愛に流されず現実的なデボラ
「私、失敗しないので」というセリフこそありませんが、成功へ向かい着実に歩んで行く姿は逞しい。
それでも1幕最後の名シーンで泣きながら去って行く後ろ姿には寂しさを感じました。

意思の強いデボラ役はやはり真彩希帆さんのはまり役に思います。確定です。


壮年期、思わぬ場所でのヌードルスとの再会。

このシーンのだいきほも好きですね。
昔とは違う空気感が静かに流れていて、2人の間に長い年月を感じます。

そして衝撃的なラストへと向かうのですが、神は結局2人の恋をハッピーエンドにしませんでした。

 

真彩ちゃんはデボラの芯の通った人生をブレずに演じてくれたので、映画を見ていなくても彼女の人生観がしっかり伝わってきたように思います。

それにしても本当に美しい歌声です。
真彩希帆CDがあればぜひ欲しい、娘役さんでこれほど歌で感動するのは何年ぶりでしょう。

 

キャロル / 朝美絢


キャロルはホントに可愛い。
美しくて妖艶で…と数多称賛の言葉はありますが、あーさのキャロルはとってもチャーミングで歌を聴く度に顔が緩む私。

特に2幕の歌は愛嬌たっぷりで、ストーリーが佳境に入ってくる中、清涼剤の如く楽しめます。
声もよく通る綺麗な声、私が惚れた男♪ などいいですよ!


このキャロルもマックスと出会うことで大きく運命が変わった人です。
DVされてもマックスを一途に愛する。
そういう意味で彼女もブレない人かもしれません。

銀行襲撃事件以降、ヌードルスとデボラ、マックス、キャロルはそれぞれ別の場所で別の人生を歩みますが…

ヌードルスが1人静かな日々を送っていても、
マックスが昔の名前を捨て栄光を手に入れていても、
デボラがハリウッドスターとして成功をつかんでいても
キャロルが記憶を失ってしまっても

内面ではお互いを断ち切ることができずに複雑に絡み合っていたんだろうなと。


記憶を失ったキャロルのあーさの目の演技がとてもいいです。
キラキラした目、不思議そうな目、遠い目、怯えた目

キャロルは昔のことしか覚えていないと言う。
小さな記憶の中の世界で生きるキャロルが幸せなのか不幸なのか。
ただその後の彼女の人生が穏やかな日々であるよう願わずにはいられません。

女役キャロルという新境地を開いて結果を出したあーさの次なる挑戦が楽しみになっています。


さて、本来バリバリの男役、朝美絢

プロローグのギャングスターもかっこいいし、
フィナーレでは最初に翔ちゃん(彩凪翔)と2人でキラキラの衣装で歌うところからのスタートも素敵です⭐︎
あとは男役群舞など、これからご覧になる方は是非楽しみにしてください。

 

 マンハッタンに咲いた花

 

子供の頃の夢に向かってまっしぐらに進んだデボラと、危険な男を愛し過ぎ愛だけに生きたキャロル。
1920年代からのアメリカを生き抜いた美しい女性を演じた真彩ちゃんとあーさは、それぞれの魅力で舞台を美しく彩り大いに楽しませてくれました。

続きます。


雪・うさぎ


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雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』感想② 危険な香りを纏う男マックス / 彩風咲奈

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このストーリーの登場人物の中でかなり興味を惹かれたのがマックスでした。
危険な香りしませんでしたか?
今日は気になるマックスと彼を演じた彩風咲奈さんについて感じたことをつらつらと。

細かいところには触れていませんが、ストーリーの流れなどネタバレしてますのでご注意ください。

マックス  彩風咲奈

ヌードルス 望海風斗
デボラ   真彩希帆
ジミー   彩凪翔
キャロル  朝美絢

 

あの日のプレゼントは

 

少年少女時代、コーラスのオーデションに合格したデボラに、マックスがお祝いのプレゼントを渡そうとします。

渡そうとした瞬間、ヌードルスがやってきて先にサッとデボラに可愛い薔薇の花束を渡します。

瞬時にマックスは自分のプレゼントを引っ込めて、笑顔の2人を背にその場を去る、というシーンがあります。

切なさもありながら微笑ましい、たわいもない風景の一つかもしれませんが、2人の性格や、微妙な関係性を表す大切なシーンとしてとても印象に残っています。

映画にはこのシーンあるのかどうかわかりませんが。

大人になったヌードルスとデボラはこの時の出来事を覚えていましたが、あの場にマックスもいたことは記憶の片隅に残っているのでしょうか。

おそらくマックスは忘れていないと思います。

あの日のプレゼントはあれからどうなったのか。

去って行く時の彩風マックスの表情が忘れられません。

 

ヌードルスたちとの出会い


話は前後しますが、ローワー・イーストサイドの街角でのマックスの登場場面、ここも印象的でした。

マックスはヌードルスのグループを警官から助ける形で登場。

私はマックスがスーと警官に向かって話し始めた時、警官に捕まったヌードルスに気を取られていて一瞬どこから出てきたのかわかりませんでした。
気配を感じさせないというか…。

その後ヌードルスと二分する行動力とリーダーシップを持ちながらどこか掴みどころがない少年というイメージは、彼が最後に銃を取る瞬間まで拭えませんでした。

この一件は少年マックスのしたたかさや、ヌードルスが言うように彼の頭の良さや度胸を感じさせるのですが、
それまでマックスが過ごしてきた過酷な月日や、生まれながらに備わっている彼の資質を垣間見るシーンとして記憶に留めています。

一見飄々とした彩風マックスの登場シーンはとてもいい。

 

ジミーとの繋がり


マックスとジミーとはお互い持ちつ持たれつ、同じ匂いがするのでしょうね。
襲撃事件以降、スキャンダルにまみれて破滅していくまで繋がりを深めていたようです。

マックスの破滅は栄光の座についた時から、栄光と引き換えに何かが少しずつ壊れ始めていたのかもしれません。

咲ちゃんの壮年期ビジュアルは、キャリエールとはまた違う悲壮感が漂っていて事の重大さが滲み出ていました。

マックスが最後の瞬間に見た景色はニードルスたちとつるんでいた貧しくても楽しかったあの少年時代でしょうか。

 

マックスの恋愛観


マックスの心の奥底にはずっとデボラがいた、ということでいいのかどうか。

ヌードルスのようなストレートな熱さが感じられず、マックスにとっての恋愛の価値観やプライオリティが今一つわかりません。

青年期にはキャロル(朝美絢)という魅力的な女と付き合っていた。
気に入らないとぶったりする。
それでも一途に慕ってくる可愛い女。

だけど壮年期の彼のそばにいるのはデボラ。

救いは記憶を失ったキャロルのことを見捨てたわけではなかったこと。
彼の優しさに触れたような。

キャロルのことも彼なりに愛していたと思いたい。

それでも彼にとっての「愛」は何なのかはよく分かりませんでした。
わからないのであれこれ考えてしまいます。

  

マックスとヌードルス


マックスはヌードルスを友として愛していたのか憎んでいたのか。
男同士の友情はサラッとしているようで結構濃密なこともあるようです。
特に少年時代から特殊な環境下で、ともに必死に生きてきた仲間ですから。

少年の頃に抱いていた夢は一緒でも、ある時から違う方向を見つめることもあるでしょう。

言葉や行動、キャロルの言葉から、マックスの深い闇をヌードルスも感じていたのでは。

もしヌードルスとマックスの間に激しい愛憎の感情が渦巻いているのなら、2人の関係をもう少し踏み込んでほしかったような気もしますが、映画ではその辺りどうなのでしょう。

そしてデボラ。
彼女との出会いは彼らの人生の中で大きな出来事でした。

少年時代のあの日、花束を渡したヌードルス、プレゼントを引っ込めたマックス。
あの日から2人の道なき道を歩む旅が始まっていたのかと。


望海さんと咲ちゃんは今まで同志、親子、友達と様々演じてきたことで、歌も演技もリズム良く呼吸が合っていますね、素晴らしい。

  

マックスと彩風咲奈


プログラムの咲ちゃんは、何処を見ているのか何を掴もうとしているのかわからないような表情です。

マックスは明確な目的を持つ上昇志向の強い男だけど、心の中は咲ちゃんの表情のようにだったのではないかと思えてなりません。
つまりプログラムに写る咲ちゃんはマックスの心の顔。

ギャングとして成り上がって暗黒街の顔役となり、商務長官にまで上り詰めるという、今までになかったメラメラとした役を咲ちゃんは気負うところもなく淡々と演じていてとても良かったと思います。


話はガラッと変わりますが ^^;、咲ちゃんはとにかくスーツが似合う、かっこいい
大人の色気も出てきて素敵です。

雪組男役はそれぞれにスーツのかっこよさが違っているので、プロローグは目が釘づけになりますが、そこも大きな楽しみです。


マックスについて印象に残ったところをいくつか書きましたが、彩風マックスは、彼の得体の知れない闇の部分をじわっと感じさせてくれました。
このじわっとは結構後から効いてきて、おかげで私はこうして彼についてあれこれ妄想して楽しい時間を過ごしています。


今日はマックスについて、2度目を観劇後の感想でした。

つづきます!


雪・うさぎ

 

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雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』感想① 世界初のミュージカル化!

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』

原作は映画史に残る名作なのですが、結局、映画を見ないまま観劇の日を迎えました。

それが正解かどうかはわかりませんが、舞台にだけ心を集中することができました。


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明けましておめでとうございます!
2020年も宝塚歌劇を楽しみながらマイペースでブログ更新できることが目標です。
今年もどうぞよろしくお願いします。

今年の初観劇は1月5日雪組公演の『ワンス アポン ア タイム イン アメリカ』
日常に戻る前の貴重な1日になりました。

今回は全体の印象をざっくりと、特に舞台内容に触れることはありませんが、完全に真っ白な状態で観劇されたい方はご注意くださいね。

映画を見てない者の感想です。

 ミュージカル
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』
 脚本・演出/小池 修一郎

 

宝塚ワンス…の世界観

 

ギャング映画が原作ということで少し身構えてました。

先生によるとストーリーの根幹は、ユダヤ系の移民の人たちがアメリカでどう生きていくかということだそうですが…

ユダヤ人、移民、ローワーイーストサイド、ギャング…これらのキーワードだけで心がザワザワします。

観劇前は今までで一番心がざわついて
観劇後はいいようにぐったり、放心状態!
こんな感じでした。

 

映画のインパクトが強いこと、小池先生も言われている様に宝塚作品としては異色で独特の世界観を持っていることから、この作品のミュージカル化はチャレンジだったと思います。

新しい試みというのは評価や好みが分かれるものですが、私的にはもう少し掘り下げて見たかったと思う部分があったものの、全体的には見応えのある作品になっていて満足感がありました。

映画を先に見ている場合は、舞台を別物として捉えることで、舞台の世界観に入り込めるかもしれません。

 

特徴としてはだいきほ中心に歌がとても多いです。
メロディだけでなく歌詞も難しく、心の叫びのような歌などもあり、それを歌いあげるだいきほの歌パワー全開‼︎
新公のヌードルス役が歌える諏訪さきさんというのも納得できるところです。

何度か観劇できるなら、メロディは次第に耳に残りハマっていきそう。
1度の観劇予定の方もだいきほの歌声に充分な満足感を得られると思います。
ほんとに素敵な歌が多いので。

また、女役キャロルにあーさを起用したことは大正解かと。
総じて適材適所の配役のように感じました。

真彩ちゃんの華やかな衣装で歌うシーンは驚きの豪華さ。

プロローグと1幕のラスト、フィナーレもとっても素敵です♡お楽しみに!

 今日は内容には触れないという約束なので作品についてはここまでにします。

 

キャストについて

 

キャストの感想ももう少し観劇回数を重ねてからにしたいと思いますが、
少しだけ。

主演の望海風斗さん。
渋く深みのある演技に加えて、大人の熟成された味わいを出せるのは、男役18年目を迎えようとしている望海さんだからこそと思いました。
この作品は特に歌も芝居の延長線上にあるものとして捉えたいです。

抑えた演技はボリスから
抑えられない衝動はエリックから

あるいはロベスピエール、アル・カポネ、源太

今までの全ての役を糧にして積み上げてきた男役の集大成がヌードルスではないかと。

それでもまだまだ私の知らない望海さんがありそうで、ますます今後の舞台が楽しみになっています。
のぞ様にかける期待はエンドレス…なのですが望海さんについての感想はこれでジ エンドにして続きはまた後日に。

 

真彩ちゃん(真彩希帆) この公演でも安定の歌姫、少女からのデボラの変貌も楽しめます。

ちゃん(彩風咲奈) またもや難役に挑戦も盤石の2番手に怖いものなし。

ちゃん(彩凪翔) 物語のスパイスとなる重要な役を手堅く好演 and 手堅くイケメン。

あーさ(朝美絢) 男役も女役も色気があって美しく、特に二幕は素晴らしい存在感。

あやなちゃん(綾凰華)  独特の雰囲気を確立しつつあるなと期待しているひとり。

 くん(縣千) 壬生義士伝に続いて抜擢に応えていてダンスはやはり素晴らしい。

まなはるくん(真那春人) ハーモニカの少年が可愛くて青年役も素敵でした。

 

最後に

 

映画のDVDが、わたしの本棚でポツンと寂しそうに出番を待っています。哀愁すら感じまます…泣。
名曲『アマポーラ』(スペイン語でひなげしの意味)が、映画の中でどのように流れているのかなど、色々と気になる点はあります。
いつのタイミングで見るかですね、

舞台を観て自分の中の何かが疼くような気がします。

自分にも懐かしくて大切な何かがあったような…。

感想の方ももう少し深めていけたらと思います。


雪・うさぎ

 

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2019年の宝塚歌劇を振り返って

 

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皆さん今年1年も宝塚の舞台を楽しまれたでしょうか。
数多くの観劇をされた方から、1度の観劇の方、贔屓の組を中心に観劇される方、全ツのみの方、ライビュのみの方、状況によってそれぞれの楽しみ方があったと思います。
また今年は事情で観劇できなかった方もいるかもしれません。

私も全く観劇できない年もありました。

今年は恵まれた環境にあったので私的には観劇を十分に楽しむことができました。

また観劇は舞台であれ映像であれ、自分の目で観たこと 耳で聴いたこと 心で感じたことを大切にしたいと思いますが、他の方の感想から気づくこともたくさんありました。

 

今年最後のブログ記事として、宝塚歌劇2019年について振り返ってみます。

昨日届いた望海さんのCD「GIFT」についてはまだしっかりとした感想は書けませんが今年の大切な出来事として少し触れたいと思います。

今年は宝塚大劇場公演は5組全て観劇しました。タカラヅカスペシャル2019はライビュのみ。
ここでは別箱で観劇したものだけ記します。

月組
アンナ・カレーニナ
ON THE TIWN
チェ ゲバラ

雪組
20世紀号に乗って
PR×PRince
はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution!
ハリウッド・ゴシップ

星組
鎌足
アルジェの男/ESTRELLAS
ロックオペラ モーツァルト
龍の宮物語

 

トップとはまり役

 

自分が描くトップのイメージと作品の役柄がぴったり合うと、作品力がアップしてより楽しめるように思います。

例えば
『CASANOVA』の明日海りお
I AM FROM AUSTRIA』の珠城りょう
『20世紀号に乗って』の望海風斗
『霧深きエルベのほとり』の紅ゆずる
『オーシャンズ11』の真風涼帆

望海さんだけ別箱作品ですが、20世紀号でのハマり具合が半端なかったのでこちらをあげてみました。

 

特に好きだった作品

 

大劇場公演も別箱公演も合わせて考えてみます。 

「作品」として良かった(好きだ)と思ったのは

霧深きエルベのほとり
20世紀号に乗って
龍の宮物語

3作品です。

感想等はここでは割愛しますが、全く異なるこの3作品はそれぞれに余韻が残る作品でした。

こうしてみると、今年は特に星組作品に好きな作品が多かったです。
『鎌足』も良作でした。
『ロックオペラ モーツァルト』『食聖』は、主演の持ち味を生かせたという点でお披露目とサヨナラに相応しい良い作品だったと思います。

 

また、CASANOVAの華やかさ、Iafaの温かさ、壬生義士伝の力強さ、オーシャンズ11のかっこよさ

トップと役柄が合っていると組子たちの力も増して来て、先述したように本来の作品力もアップすると改めて感じた舞台です。

ショーは今年どの組も良かったです。

宙組に関しては『アクアヴィーテ‼︎ 』は真風さんがトップになられてからの宙組で1番好きなショーです。

そして贔屓組の『Music Revolution! 』は最初から最後まで余すところなく楽しめるショーであったことをここに記しておきます。

 

宝塚OGの活躍

 

OG出演の舞台で観劇したのは
『ベルばら45』
『わたるのいじらしい婚活』
『ロミオとジュリエット』

『ベルばら45』では多くの懐かしいOGの皆さんを、『いじらしい婚活』では今年舞台生活30周年になる今も変わらず素敵な湖月わたるさん、ゲストの朝海ひかるさんの活躍を観ることができました。
どちらも感想を書いています。

また、感想を書くタイミングを逃しましたが『ロミオとジュリエット』
キャピュレット夫人役の春野寿美礼さんの歌声はさすがに素晴らしく、宝塚ファンとして誇らしい気持ちになりました。

 

今年印象に残ったスターさん

 

今年特に印象に残った生徒さん
(トップは除いています) 敬称略

美弥るりか
天寿光希
鳳月杏
彩風咲奈
瀬央ゆりあ
瑠風輝
風間柚乃
彩海せら

海乃美月
有沙瞳
音くり寿
きよら羽龍

一樹千尋
英真なおき
華形ひかる

別箱公演の観劇が雪月星組に偏ったことが影響しているようで、3組の生徒さんが多くなりました。
来年は花宙組も観たいですね。

 

夏のFNS /「GIFT」ーNOZOMI FUTOー

 

今年の出来事ということでいうと夏にはFNS歌の夏まつりで雪組メンバーが大活躍でした。

そして今年最後に届いたビッグプレゼント!
望海風斗さんが自ら選曲してレコーディングされた宝塚の名曲が詰まったCD「GIFT」です。

またメイキング映像、ミュージッククリップを収めたブルーレイもついているのですが、これはまだ見ていません。
年が明けてから綺麗に片付いて浄化した清い部屋で(笑) 見ようと思っています。

さてCDはさすがに待ちきれず何度も聴いていますが、古参ファンながら所々観劇にブランクのある私でも馴染みのある曲が多く、また望海さんに歌って欲しいと思っていた曲もあったりで、とても嬉しいです。

 

「GIFT」の中から2曲だけ感想を。

 さよならは夕映えの中で
ー風と共に去りぬー

お馴染みの曲ですが、夕日をバックにバトラーがスカーレットに別れを告げて去って行くところで歌う、言わば壮大なストーリーの最後に歌われる大切な曲です。

この歌を初めて舞台で聴いた時は大人の男の背中に惚れ惚れして(笑)、バトラーに恋しましたよ
「明日になれば」など、真彩ちゃんのスカーレットナンバーも聞いてみたい。

愛するスカーレットがようやく自分への愛に気づいたことで、バトラーにはやり直すという選択もあったけど、彼はそうしなかった。

傷つき、全てを終わらせて振り向きもせず去って行く…
やっぱりかっこいいですね〜 切なさを秘めた旅立ちに、バトラーの男としての生き方の美学がこの曲に込められています。

曲調は悲しい感じではないのですが、それだけに彼の心の悲哀を込めるのが難しそうです。

望海さんの歌にはバトラーのドラマが見えてくる。
素晴らしい一曲です。

 

アマールアマール
ーノバ・ボサ・ノバー

実は大石内蔵助より、バトラーより、望海さんに演じて欲しい役がこのソールです。

役に関して滅多に条件をつけませんが、トートとソールは超がつくほどの歌うまが理想です。

『ノバ・ボサ・ノバ』は宝塚作品の中で燦然と輝くショーの一つ。
舞台がブラジル、リオのカーニバルの出来事ということで舞台で思いっきり熱く踊り狂い歌う望海ソールが素晴らしい(←観ていません 演ってません)

…とまぁ、舞台が見えてくるという点でやはり素晴らしい望海さんのライライライ

これからも生き続けてほしい名曲であり作品としてこの曲を収めていただけたことはとっても嬉しいです。

 

急ぎ足になりましたが、このCDについての感想を書くと長くなることが今わかりました。
また後日改めて記事にできれば(いいなー)と思います。

 

宝塚歌劇の未来

 

今年は紅ゆずるさん、明日海りおさん始め、今の宝塚を支えてきた多くの生徒さんの卒業がありました。

先日2019宝塚グランプリも発表されたことでこの1年も幕を下ろそうとしています。

1914年(大正3年)プールを改造したパラダイス劇場でスタートした宝塚歌劇。

『ドンブラコ』から始まり、紆余曲折ありながらも105年。
来年年明けの大劇場公演は雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』
時代は桃太郎からギャングへ。

 伝統を大切に、同時に新しい挑戦も。
そのようにして宝塚歌劇の歴史が続いているように思います。

震災により宝塚の街並みも変わり、宝塚ホテルも新しくなりますが、思い出は残り夢は未来へと繋がり広がっていくことでしょう。

 

今年も拙ブログをご訪問くださりありがとうございました。
皆さまにとって来年も宝塚歌劇を通して彩ある素敵な日々となりますように。

 

うさぎ

 

『タカラヅカスペシャル2019-Beautiful Harmony-』感想ー夢に泣いて夢に酔う時

 

『タカラヅカスペシャル2019-Beautiful Harmony-』ライブビューイング感想です。

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泣いたり笑ったり、今年のタカスペはいつもより気持ちが大きく揺さぶられながらも楽しい時間を過ごすことができました。

今年は特に望海さんと真彩さんに対する思い入れが強くて( いつもですね )、
全体の感想を書いてますが、途中(こっそり)雪組特集があったりします。
それでは順不同、思いつくままに書いていきます。
(今回は全て愛称ではなく名前で)

  

各組トップコンビ


今年学年が1番上になるのは雪組望海風斗さんと真彩希帆さんです。
初日の終了後あちこちで望海さんと真彩さんのラスボス感という言葉を目にしましたが、実際に観て私もそのように感じましたね。
圧倒的なオーラと存在感がありました。

そしてこちらも貫禄と安定感の宙組真風涼帆さんと星風まどかさん。
真風さんはトップが横並びになると一際大きく颯爽としていて思わずザ・男役!と叫びたくなるほど。

トップとして初めてタカスペの舞台に立つのは花組の柚香光さんと華優希さん、
星組の礼真琴さんと舞空瞳さん。

2組の持ち味が全然違っていていいですね。
いかに男役としての自分の魅せ方を知っているかが大きなポイント。
異なる魅力があるので、それぞれ持ち味を存分に生かして大きく飛躍されるよう、宝塚のいちファンとして期待しています。

 

世界の終わりの夜に」


各トップスターのSpecial Songは皆さん聞き応えありました。
望海さんが歌われたのは「世界の終わりの夜に」

この曲は元X JAPANのYOSHIKIさんが作詞作曲した楽曲を、2004年『TAKARAZUKA舞夢!』のショーの中で当時花組トップだった春野寿美礼さんが歌われた曲。
特別な曲ですね。

初日望海さんがこの曲を歌われたという情報が入り懐かしさがこみ上げてきたオサさん大ファンの妹1。
あの曲を望海さんが…と。

素晴らしい歌い手の春野さんから望海さんへと歌い継がれることで名曲はずっと生き続ける。
深みのある声と表現力は、語りかけるように心に染み入り、心を掴まれて、
望海さんが届けてくれた愛の祈りは永遠に胸に刻まれると思います、これからもずっと。

かつて妹が涙したこの歌を15年後の今日、姉の私は涙なしに聞くことはできませんでした。

 

雪組にフォーカス!

 

全体の中から雪組メンバーの活躍をまとめてみます。

Music Revolution!

雪組メンバー10名でパワフルに。
蘇りますね、音楽の戦士たちのメロディ🎵

 

雪組コーナー 

2組に分かれます。
まず『ルパン三世』のメンバー登場
次元に扮した彩風咲奈、五エ門の彩凪翔、懐かしい。
2人とも当時より更にカッコよくて、色気が半端なかったです。

ルパン三世役は朝美絢綾凰華
トレードマークの赤ジャケを2人が一緒に着ると素敵かっこいい!

不二子役は4人、星南のぞみ野々花ひまり彩みちる潤花
お色気というより可愛い感じですね。

ルパン三世のテーマを歌ったら次に登場するのはトップコンビ。

 

ここでまさかの『ひかりふる路』
お披露目公演の時にして完璧だと思ったロベスピエール、
望海さんに終わりはない、まだまだ進化していることを実感し未だ感動の余韻に浸っています。

そして真彩さんとの「今」
2人の歌声が美し過ぎて泣けるほど素晴らしい。

ここで映画館の空気が一瞬変わったように感じたけれど。
気のせいでしょうか。

最後はルパン組と一緒に「CONGRATULATIONS 宝塚!!」

楽しさと感動に溢れていた雪組コーナーでした。

 

彩風咲奈「エル・クンバンチェロ」

各組の2番手のパワフルで大きな見せ場です。
皆さん素敵なんですよ。
雪組からはもちろん彩風さん
あまりにかっこよくて見入ってしまいました。
やっぱりダンスが綺麗、彩風さんにしか出せない魅力を毎回発見するのが楽しみです。

 

第二部の始まり、ダイアモンドガールの真彩さんは可愛くてキュート、声は天使のように美しく・・でもやっぱり男前!
不思議な娘役さん、そして思いきり素敵だ!

 

Memories of 柴田侑宏「くそったれ」


柴田侑宏先生の名作主題歌を歌い綴るコーナー
これは全曲知ってましたね、
そして曲を聴きながら全て舞台を再生できる(たけくらべ以外)のも凄いことだと思います。
心に響く作品というのはやはりいつまでも記憶に残るものなのですね。
さすが柴田先生です。


このコーナーでさんが『紫子』望海さんが『忠臣蔵』の主題歌を歌い上げてくれたのは特に嬉しかったかな。
2人とも素晴らしい歌声でした。

『紫子』はいつか再演してほしいと思っている作品です→イメージ的には彩風さんで希望。

『忠臣蔵』はいろんな意味で再演は難しそうな作品ですね。
杜けあきさんのサヨナラ公演一本物の大作で、かりんちょさんの大当たり役でした。
たまに望海さんで再演希望と言われるのは納得できる面もあります。

かつての名曲をこうして聞く事ができるのもタカスペならではです。

 

ここでの雪組メンバー(作品名で)

『琥珀色の雨にぬれて』朝美さんが水美さんと。
2人ともかっこいいです。
朝美さんは本当に歌上手くなって、声の伸びがとても綺麗に感じました。

『バレンシアの熱い花』さんが聖乃さんと歌う。
さんは凄く抜擢されているように感じます。

『哀しみのコルドバ』彩風さんと星風さん
彩風さんが色っぽくてドキドキです、美しいコンビ。

『仮面のロマネスク』愛月ひかるさんと真彩さん
このようなコンビを見られるのもやはりタカスペならではですね、素敵でした。

『星影の人』華形さんと凪七さんが歌っているところへ彩凪さん登場。
彩凪さんの沖田総司あるんじゃないか、と思った瞬間。
 

MCで望海さんが話されていたこと。
『凱旋門』のボリス役のお稽古の時、ラヴィック(轟悠)に向かって言う「くそったれ」というセリフ、柴田先生からなかなかOKが出なかったようです。

望海さんなら出来ると信じてのことでしょうけど、簡単に首を縦に振らなかった先生も、最後まで「くそったれ」を探求し続けた望海さんも凄いと思いました。

 

印象に残った人・シーン


♪ 愛月さんと舞空さんの「うたかたの恋」が素敵で、愛月さんの貴公子役を観くなりました。

♪ 同じく桜木みなとさん、星風さんとのラダメスとアイーダもお似合い。
桜木さん存在感出てきて、いい意味で自信に溢れてる感じです。

♪ 龍の宮以来すっかり注目の人になった瀬央ゆりあさん。
ある新聞記事で遅咲きの大輪と称されてましたが、そんなに遅くもない。
確かに大輪の花オーラを感じました。

♪ 組コーナーでは面白かったのは宙組さん。
ていうか他の組と全く別世界でした…。
その中でも芹香斗亜さんのスカーレットにはかなり笑いました!
いや、物凄くチャーミングで綺麗なんですけどね。

ところでこのコーナー、芹香さんが話題をかっさらってますが、真風涼帆バトラー、
どえらくかっこよくて、同時にウケたんですけど。
こういう趣向も楽しくて好きです。
宙組さんありがとう。

♪音くり寿さんと有沙瞳さん、
ソロがあって良かった、各組でいい働きをしている素敵な2人です。

♪花組の永久輝せあとして初めての舞台ですね、花組コーナーの劉邦役、とても堂々としていて素敵でした。
柚香さんや水美さんとのダンスは見応えありそうで、これからが楽しみになりました。

♪各組の2番手さんたちー瀬戸かずや彩風咲奈愛月ひかる芹香斗亜ー何だか大人の香りがして素敵ですね、新たな2番手伝説が始まりそう。

専科コーナー
凪七瑠海さんの蘭陵王、華形ひかるさんの貧ちゃん、轟悠さんのゲバラ、
三者三様にどの役もインパクト強かったので舞台が蘇り楽しめました。

 

今年最後の夢


去年まで出演していた人が今年はいなかったり、
来年の卒業を発表されている人もいたり、
毎年様々な思いを持ちながら観るのがこのタカラヅカスペシャル。

それでも1年の終わりの夢の競演は全てを受け入れて楽しみたいという思いがあります。

Beautiful Harmonyという明るいテーマ曲から始まった今年のタカスペ、宝塚の数々の名曲が歴史の中で歌い継がれていくことの素晴らしさを感じることができました。

今年最後の素敵な夢をありがとうございました。

 

うさぎ

 

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雪組2020年公演ラインアップ発表〜望海風斗/真彩希帆/彩風咲奈

 
2020年雪組公演ラインアップの発表がありました。
 
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望海風斗 『NOW! ZOOM ME!!』

 

kageki.hankyu.co.jp

 

外部特別ゲストとのコラボレーション、ゲストのそうそうたる面々に胸が震えます。
日本のミュージカル界を代表する井上芳雄氏、そして世界的なミュージカルスターであるラミン・カリムルー氏。

宝塚で圧倒的な歌唱力を誇る望海さんが、いよいよ日本の、世界のスターと共演するという大きな舞台になりそうです。

 

望海さんにはずっとコンサートをして欲しいと思ってました。

願いでした。

こうして夢が叶うことになった今思うことは、望海さんのファンとして誇らしい気持ちと喜び、そして来るべき日への寂しさと、様々な思いが胸の中を交錯します。

コンサートは観た人にとってきっと一生の思い出になる素晴らしいものになることでしょう。

今はただ、この輝かしい日々を望海さんたちが最高の状態で迎えることができるように祈っています。

 

真彩希帆 ミュージック・サロン

 

kageki.hankyu.co.j

 

真彩ちゃんは宝塚ホテルの開業記念イベントということもあるのでしょうか、このタイミングでミュージック・サロンを開催されます。

望海さんと一緒にコンサートと思っていたのですが、1部日程出演のみ。

少し残念な気持ちもありますが、大劇場公演もあるので、2人のデュエットはそちらで楽しみましょう。

新生・宝塚ホテルに響く歌姫・真彩希帆の歌声はホテルの新しいスタートに大きな喜びをもたらしそうです。

 

彩風咲奈『炎のボレロ』

 

kageki.hankyu.co.jp

 

さて、咲ちゃんの全国ツアー公演は『炎のボレロ』

これは絶対に咲ちゃんに合っている作品だと断言できます。
1988年初演の柴田侑宏先生の作品ですが、私はこの作品が好きでした。

当時主演だった日向薫さんと咲ちゃんは似ているわけではないけど、全く違うタイプというわけでもないので(長身でスタイルが抜群のところは共通点かな)
咲ちゃんの美しい姿がパッと浮かびました。

青年貴族の復讐と恋の物語、咲ちゃん絶対素敵ですよ。

ヒロインとのデュエット曲も良かったし、紫苑ゆうさんが演じた2番手役も印象に残る役だったのでキャストがとても気になります。

また、当時星組生だった夏美ようさんや一樹千尋さんらの出演があるのかないのか密かな楽しみです。

ショーは『Music Revolution! -New Spirit-』

 

変わりゆく雪組

 

雪組が大きく変わろうとしていることは事実ですが、今は全ての情報を額面どおりに受け取るのみ。

一つ一つの舞台観劇が大切な時間であり大切な空間であることは、今までも今からも変わりないので、これからも続けて舞台に集中したいと思います。

 

雪・うさぎ

 

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雪組レポの昔と今〜岸香織さんと早花まこさん〜退団発表に寄せて

 

舞咲りんさん
早花まこさん
美華もなみさん


雪組3人の娘役さんが、2020年3月22日の東京千秋楽で退団されるという発表がありました。

今日は早花まこさんの組レポについて少し。


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覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、その昔、岸香織さんという素敵なタカラジェンヌさんがいらっしゃいました。

雪組の娘役さんでしたけど、副組長を経て専科におられる時は男役もこなす大変器用な方だったように覚えています。

そしてキッシャンは1968年から1999年退団まで、歌劇誌に「聞いて頂戴こんな話」を28年間も連載されていた伝説の方でもあります。

キッシャンの温かさと鋭い視線からの組レポがとにかく楽しくて、面白くて歌劇誌を買うと1番に読んでいました。

 

暫しブランクを経て戻ってきた宝塚歌劇←私のこと

再び歌劇誌で楽しい組レポを発見しました。

早花まこさん。
きゃびぃさんは2012年より7年間雪組レポーターとして組レポを連載されています。
組子の皆さんの様々なエピソード、出来事などを伝える文章がとても楽しくユニークで、クスッと笑えるところが大好きです。

文章を書くのは難しいです。
堅苦しくては面白くないし、くだけ過ぎると肝心なことが伝わらない。
きゃびぃさんの文筆力はいつも凄いなぁと感心しておりました。
いつも程よくツボを刺激される!

まだまだずっと続けてくださると思ってました。

歌劇誌は舞台から離れた生徒さんたちと私たちを繋いでくれる有難い雑誌、

生徒さんからの発信に笑ったり頷いたり感動したり。

キッシャンの「聞いて頂戴こんな話」は冊子本になっているので、きゃびいさんの組レポも是非…と切望しているのですが。

 

来年卒業をされる3人の娘役さんはそれぞれに舞台での輝きが素晴らしく、雪組にとっても宝塚にとっても大切な方たちです。

そのことについてはまた改めて。

 

雪・うさぎ

 

  

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雪組『はばたけ黄金の翼よ』感想 ② “朝美絢と永久輝せあ”の可能性

 

11/2ひこね市文化プラザでの『はばたけ黄金の翼よ』レポの続きです。


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今回は朝美絢さんと永久輝せあさんについての感想です。
ネタバレ含みます。

  

朝美絢


ファルコ・ルッカ役
ヴィットリオの腹心の部下

 

クールなファルコ

 

冷たい視線、色気、浮世離れした美貌、伸びのある歌声

ビジュアルも雰囲気も全てがハマると思っていたけれど、期待どおり。
クールビューティーなファルコクール美のあーさが演じます。

 

同じクール美系のヴィットリオ(望海風斗) はクラリーチェに関することになると笑ったり怒鳴ったり、感情を露わにする。

が、ファルコは笑わない。

ファルコにも密かに想いを寄せる女性がいるようだ。
ジャンヌ( 星南のぞみ)

だけど、ファルコは恋愛に関しても政治に関しても一貫してクールな男なのだ。
胸の内は誰よりも熱く情熱を秘めているのに!

つまり、ものすごく複雑な人物です

 

あーさのファルコは、前半は歌とビジュアルでグイグイ押して、後半からはお芝居で魅せてくれて、ヴィットリオへの敬愛が痛いほど伝わってきました。

目が物を言うと言いますが、あーさは目でお芝居ができる人かと。
とても魅力を感じます。
望海さんも目で演じることが出来る人だと思っています。

 

あーさへの期待


ファルコを観て今後のあーさに期待が湧いてきました。

何度か書いてますが、あーさは白い役も黒い役も女役もフェアリー系も出来る稀有なタイプかなと思っています。


例えばドンジュアンの様な色気ダダ漏れ系、エドガーの様なミステリアス系、ロミオの様な王子様系、あるいは美貌のスカーレットなど、どれもイメージがつきやすく、それってかなり凄いことじゃないかなと思うのです。
また、フォトブックの大海人皇子も素敵ですね、こちらは和製王子(皇子)様。

今後大きな舞台で経験を積むことで、更にスケールの大きさを身につけていけばこれらの役も決して夢ではないはず。

 

次の大劇場公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』女役キャロルを演じることは、あーさにとってまた一つ貴重な経験を積むことになります。

早霧せいなさんが2番手時代に演じた爽やか美の女役とは全く違うタイプの妖艶美のあーさ。
斎藤一、ファルコと続いたかっこいいあーさからの転身に大注目です。

 

永久輝せあ 

 

ジュリオ・デル・カンポ役
ボルツァーノの新領主
クラリーチェ(真彩希帆) の腹違いの兄

 

バージョンアップ


初演よりバージョンアップしたジュリオ役。
初演の杜けあきさんがジュリオ役を演じたのは研5くらいだったので、現在研9のひとこちゃんのお餞別に相応しいように役柄が膨らんだのでしょう。

歌も増えて鞭打ちもファルコからジュリオに変わり、ファルコと並ぶ程の大きな役になりました。
ジュリオが活躍することでストーリーが分かりやすくなったと思うので、これは良かったと思います。
例えば鞭打ちですが、話の流れとしてはジュリオの方が納得できました。
←そしてひとこちゃんの鞭打ち上手かった、のぞ様痛そうだったけど(T . T)

剣さばきも上手いです。
ドンジュアンを思い出すのぞ様ヴィットリオとの闘いは見応えありました。

そしてもう一つ、ひとこちゃんは台詞回しはサラッとしているのに、決して芝居が軽く(浅く)ならない

ジュリオも色々なことを背負っていて苦しい立場にある人ですが、
サラリと言う台詞に苦悩や悲しさを込めることができるのは、ひとこちゃんに芝居心があるからかな、と思うのですがどうでしょう。

 

ひとこちゃんへの期待

 

先程あーさは白黒女妖精何でもござれ的な発言をしました。

違った角度で言うと、ひとこちゃんの場合は今の雪組に多いリアリティ溢れる役柄も2.5次元ビジュアル系も、どちらも違和感なく演じられるタイプだと思います。

それはこれからのひとこちゃんの強みかな。

ビジュアルが良く華があってスターの条件をほぼ持ってますが、同時にまだまだ学ぶべきことの多い学年です。

 

花組異動後、まずは『DANCE OLYMPIA』で光ちゃんやマイティたちと思いっきり得意のダンスを魅せてほしいし、2人から学べることも多いと思います。

そして『はいからさんが通る』
配役は今の時点でまだ決まってませんが、大きな役がつきそうな予感。


明日海さんからVISAイメージキャラクターを受け継ぐことも決まり何もかもが一新され、周りはあれこれと賑やかになり大変でしょうが、選ばれし者の運命(さだめ)ですよね、頑張ってほしいと思います。
ずっと応援しています

 

最後に


今回はあーさとひとこちゃんについての感想になりました。
他のキャストの方の感想も書きたかったけれど時間が押してきました。

特にひらめちゃん(朝月希和)、雪組最後となる舞台で大きな足跡を残してくれました
次はいよいよ花組『マスカレード・ホテル』のヒロイン役ですね。
大きな花を咲かせてください、楽しみにしています。


この公演では欲しかったツアーバッグも買えず、彦根市観光も出来ずでひこにゃんにも会えず(涙)舞台一本に命をかけました!←大げさ

お土産にお菓子や兎の手拭いをいただいてとても嬉しいです!
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お芝居もショーも少ない人数で見応えのある舞台を魅せてくれた雪組の皆さんに拍手を送ります。

今年の宝塚歌劇のテーマ「温故知新」の流れの中で選ばれた作品『はばたけ黄金の翼 / Music Revolution!』、
そしてオリジナル作品の『ハリウッド・ゴシップ』

タイプの異なるハッピーエンドの雪組2作品を観劇できて、私もハッピーになり満たされました。

雪組さんとは来年の大劇場公演でお会いすることを楽しみにしています。


ありがとうございました。

 

雪・うさぎ 

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雪組『はばたけ黄金の翼よ』感想 ① 望海風斗の凛々しさと真彩希帆の可愛さと


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11/2ひこね市文化プラザでの『はばたけ黄金の翼よ』レポです。
ネタバレあります。

原作は粕谷紀子氏の劇画『風のゆくえ』
ドラマティックなストーリーに反して静かで柔らかなタイトルです。

 


初演より原作に近づき10分尺が伸ばされたことで、ストーリーの流れなどは分かりやすくなったように感じました。

古き良き少女漫画の世界が蘇ってきて懐かしさもあり、現実から離れて愛と戦いの物語に浸ることができました。

のぞ様のヴィットリオ、やっとです!

楽しみ!!!

 

望海風斗 / ヴィットリオ

 

まず顔がとてもいいです。
ヴィットリオの強さや男らしさが望海さんのキリッとした美しい顔によく合っていて、とーっても凛々しく素敵でした。

話題のチリチリヘアーも難なくクリアどころか、凄く似合ってました。

豪華だけど仰々しい衣装も全てすっきりとした着こなし、マント捌きも完璧!

この作品は麻実れいさんの印象がとても強かったですが、望海さんとヴィットリオは予想以上に見事にマッチして、勇猛果敢な男っぷりが最高でした♡♡♡

 

クラリーチェへの愛


ヴィットリオはクールで俺様で終始かっこいいんですけど、クラリーチェにメロメロなところがとても可愛くて、そのことがファルコや皆んなにもバレバレなところも可愛いのです。

政治面において冷血なヴィットリオとは全く別の顔のギャップに、クラリーチェも(私たちも)翻弄されっぱなしです。

冷血さの中に垣間見る優しさや可愛さ、同時に存在する二つの微妙なラインの演技が上手いんです、望海さん!

 

 愛の人、ヴィットリオ


巷では、望海さんの役柄は致死率が高いというところが注目されがちで確かにそうですが、私はむしろ「愛の人」というイメージの方が大きいです。

どの役も(ボリス以外)ヒロインへの愛に満ちていて、
どの歌にも愛が溢れていて、
どの作品も泣けました。

「死」というのは、その先にがあるかないか、という括り。


クラリーチェへに対してもそう、
霧の中で感じた心のときめき、拉致され毒を飲まされた時のうろたえ、裏切られたと知っていても剣を捨て自分を差し出す、そして最後の抱擁まで、どれ一つとっても「愛の人」です。

 

真彩希帆 / クラリーチェ


大人っぽい謎めいた女性や個性の強い役が多く何でもこなしちゃう真彩ちゃんですが、今回はとっても可愛いプリンセス⭐︎

ドレスはもちろん、途中髪をショートにして少年の格好もどちらも似合っていて、チャーミングという言葉がぴったりな可愛い人だなぁと思います。

そんな可愛いクラリーチェですが、剣の練習をする気丈なところや、
いざとなれば自ら髪をバッサリ、少年になり切る潔さはかっこいい。


真彩ちゃんのお芝居が好きです。

クールな役よりむしろ今回のように、泣いたり怒ったり笑ったりと表情がくるくると変わる役の真彩ちゃんが面白くて、表情豊かなので目が離せなくなります。
最近、右目で望海さん、左目で真彩ちゃんを同時に観られる術を習得しました。
嘘です(^人^)

 

ハッピーエンドへと羽ばたく


私たちの心を捉えて離さないふたり。

傷つき眼帯をしている王子様(若き領主)と、自由に羽ばたきたいお姫様


『エリザベート』のフランツとシシィは嵐を乗り越えることが出来なかったけど、
ヴィットリオとクラリーチェは嵐を恐れず立ち向かいハッピーエンドへと羽ばたいて行く。


ラストシーンで歌うヴィットリオの声の優しい響きが会場を包み込みます。

ああ 君を想い
ああ 君を愛す

その甘い歌声に包まれて幸せを隠せないクラリーチェ。
もう羽ばたく先はヴィットリオの胸の中!

はぁ…

いつものことながらこの作品で望海さんが歌う3曲全て歌い方がまるで違います。

「はばたけ黄金の翼よ」は力強く雄々しく
「ああ君を愛す」は甘く優しく

 

そして2人で歌う新曲「風のゆくえ」のだいきほのデュエットの素晴らしさ。
2人の歌声に音楽の天使がついていると確信する瞬間。 

風はどこからやって来て、どこへ行くのか誰もわかりません。
ですが2人はこれからも風に乗って翼を広げて大空を飛んで行くのだろうと思わせてくれる素敵な歌です。

ヴィットリオとクラリーチェが運命に翻弄されながらも、力強く生きていくところは観ていて気持ち良かったし、
今まであまりなかっただいきほの新しいタイプの舞台に魅了された至福の時間でした。

 

ひこにゃんに癒されたのぞ様

 

この公演には彩風咲奈さんを筆頭にハリゴシメンバーが多数観劇されてました。

MR、ショーでの望海さん客席降り。
咲ちゃんをギュッとハグして場内は大喝采!

その後ペンギンさんみたいな歩きののぞ様、
ひこにゃんの物真似だ!
可愛いんですよ〜ホントに


最後のご挨拶
奏乃はるとさんに、望海さんが昨日ホテルに荷物を置いて猛ダッシュでひこにゃんに会いに行っていたと紹介される望海さん。

望海さん、
ひこにゃんには凄く癒されて、今日舞台に立つことができました、と。


✽:.。..。.:+・゚・


ひこにゃん、確かに癒されますね。
動きはあのようにヨチヨチ歩きなんですね、知りませんでした。

 

湖の国で観劇

 

彦根へは今まであまり来る機会がなかったのですが、彦根城や城下町は情緒があって雰囲気のある素敵な街ですね。
「夢京橋キャッスルロード」や「四番町スクエア」などもたくさんお店が立ち並び楽しそう。
是非また訪れてみたい街です。


私にとって昨日の『はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution!』は初日にして楽日でしたが、その大切な公演を湖国で観劇することができました。

全てのチケットの神様に見放された私と妹を救ってくださったA様に感謝します。

開幕前にはブロ友さんと、終演後にはTwitterフォロワーさんと、ホントに短い時間ですがお会いすることができました。
(歳は食ってても)人見知りで、なかなか自分からお話しがけできないので交流していただけてとても嬉しいです。


感想の続きはまた後日書きたいと思います。


雪・うさぎ 

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雪組『ハリウッド・ゴシップ』感想(後編) 彩凪翔 ー 熱演が光る

『ハリウッド・ゴシップ』感想(後編)、彩凪翔さんが中心の感想です。
ネタバレ含みます。

 

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彩凪翔の輝き

 

この公演を観て、彩凪翔主演の舞台を観たいなーと本気で思っています。

ジェリー役は好演、大変魅力的でした。


咲ちゃんがグイグイとお芝居を引っ張っていく中に、翔ちゃんの存在がスパイスとなって絡み、2人がバランス良く進めていった感じです。

彩潤彩トリデンテとっても良かったのではないでしょうか。


翔ちゃんのここ数年の役の広がりは素晴らしく、王子様はもちろん、大人のクールな役もよく似合いますね。
また和物姿は宝塚でも5本の指に入るだろう美しさ。

若い頃はビジュアルの良さが注目されがちでしたけど(私もそうだった)、誠の群像辺りから私の中で役者としての翔ちゃんの存在が大きくなってきました。

 

ジェリーの輝き


ジェリーは押しも押されぬハリウッドスター⭐︎

登場からスターオーラ全開でかっこいい。
翔ちゃんは華やかな容姿なので私はキラキラ系の役が好きです。


傲慢で野心メラメラ、モテモテ。
監督もご機嫌を取っているところから、かなりの売れっ子スター。

今の時代ならばジョニー・デップ、キアヌ・リーブス、トム・クルーズ…
彼らよりずっと若いだろうけど。

過去には大女優アマンダの愛を利用して栄光の座に就いたという華麗なる遍歴もあり。


翔ちゃんはそんなスター然としたジェリーの振る舞いが板についていて素敵なスターでした。

 

彩×彩


ハリウッドでの栄光はいつまで続くのか・・
追うものより追われるものの方が怖い。

彗星の如く現れた新進スター、コンラッドの影に怯える日々。

コンラッドとジェリー、俳優の座をかけての対決です。

咲ちゃんと翔ちゃん、2人のこのような対決ものはあまりなかったですね。

壊れていくジェリー
薬に溺れてしまう。
転落するのはあっという間。

ここからの翔ちゃんの演技が特に印象的で良かったのです。

サロメの彩凪翔


劇中劇の「サロメ」

悪役の翔ジェリー。
お髭がよく似合うも、薬のせいで精神が蝕まれてボロボロになりながら演じる。
役柄なのかジェリーなのか最早わからないほどの錯乱ぶり。


最近抑え気味の役が多いですが、
思いっきり暴れて崩れて堕ちていく翔ちゃんの演技がとっても良いです!


『サロメ』は聖書の中に出てくるお話。
因みに首を取られるヨカナーンは洗礼者ヨハネで、イエス・キリストとはハトコになります。
母親同士(マリアとエリザベツ)が従姉妹ですね。


『サロメ』は古典的な戯曲だけど、これが現代的な翔ちゃんに意外とピタッときて、凄くいい味が出てました。

「彩凪翔」の可能性まだまだあるのでは?

 

ジェリーと監督、プロデューサー


映画監督ロバート役の真那春人くん。
カフェのおじいさんもどちらの役もいい。
皆んなに振り回されて、仕事できるのかなと心配になりそうな監督です。

助監督役の諏訪さきくん。
場面ごとの顔が表情豊かで細かい演技ができる人です。

ゴシップ紙コラムニストの愛すみれさんはストーリーの語り部となって安定した歌唱力。


さて、プロデューサーのハワード役の夏美ようさん。
はっちさん、声に圧がありアクの強いプロデューサーもさすがの演技です。
 
先日、大劇場公演で英真なおきさんと一緒に観劇されてましたが、ふとお二人の星組時代の頃を思い出しました。
中堅スターの頃の二人、ぴちぴちの革ジャンで歌いながらの銀橋のシーン…何の公演だったかなぁ。

お二人とも専科にいてくださり有難うございます、という気持ちです。


話を戻すと、
この作品ではジェリーやコンラッドと、監督やプロデューサーとの関係のシビアな面が分かりやすく描かれてました。

 

最後に


ダンスも翔ちゃんの大きな魅力


フィナーレの彩風ー潤のデュエットダンスはとても美しいものでしたが、
彩凪ー縣のタンゴには萌え転がりました(←1度使ってみたかった言葉)

縣くんもダンスは得意ですからね。
美し過ぎる二人のダンス、圧巻でした!

 

『ハリウッド・ゴシップ』は咲ちゃんの安定感翔ちゃんの熱演光り、ヒロイン、その他の皆さんの好演もありとても楽しい舞台でした。


ありがとうございました。


雪・うさぎ

 

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雪組『ハリウッド・ゴシップ』感想(前編) 彩風咲奈 ーダウンタウンで見つけたもの

 

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『ハリウッド・ゴシップ』感想①です。

今回は主演の彩風咲奈(コンラッド)さんの感想を中心に話を広げていきたいと思います。
ネタバレありますのでお気をつけください。

 

 

1920年代「狂乱」のアメリカ

 
「狂乱」「狂騒」と表現される1920年代のアメリカ
力強い社会、芸術、文化が花開いた時代。 

ジャズエイジ、フラッパー、アール・デコといったフィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」の世界はまさにその時代の象徴。

煌びやかで派手派手の時代!

 

そして映画界ではサイレント(無声)からトーキー(有声)へと移行する時期であり、試練の時期を迎えてました。

そんな時代を駆け抜けた1人の青年コンラッドに、彩風咲奈

咲ちゃん、この日を待ってました!

 

コンラッド /  彩風咲奈

 

「ハリウッド・ゴシップは、人生の忘れ物だったり、当たり前にある大事な物だったり、何かを見つけられる作品」

咲ちゃんからの作品についてのメッセージです。(NOW ON) より。

人生の忘れ物、見つけることができるだろうか。

 

夢を追う青年 コンラッド


ストーリーは、1人の青年が夢に向かって歩む過程で挫折したり、様々な人に出会うことで成長し、ついに栄光を手にするところで立ち止まり、自分にとって本当に大事なものは何なのかに気づく…

というコンラッドの人生のひとこまの物語です。

このひとこまは彼にとって愛する女性と出会い、これからの人生を力強く生きていく決意をするかけがえのない時間なのです。

2幕の後半はストーリー展開がやや急ぎ足。

だけど。
大切なことはコンラッドとして生きる咲ちゃんが、最初から最後まで舞台の舵をしっかり取ることでラストシーンまで観客が引き込まれ、そのあとのショーへと綺麗に流れていったことではないかと。
私はそのように感じました。

 

キラキラ彩風咲奈 


咲ちゃん、この作品は久しぶりのキラキラのかっこいい青年役

キャリエールや大野次郎右衛門は静かで平穏な顔の裏に苦しみ、葛藤を心の内に秘めたストーリーの要ともなる難しい役でした。

咲ちゃんが望海さんにとって、雪組にとって本当に大きな存在になったことは、数々の雪組公演の素晴らしさに表われています。


さて、今回のコンラッド役

今まで難役で培ってきた力が発揮されて、いい意味で余裕を持って演じているように見えました。

ハリウッドで成功することを夢見て大都会の片隅で必死にもがき苦しんでいる。

コンラッドは今までの耐える役柄とは違い、若者らしく感情的で、思ったことを口に出す等身大の人間。

途中、おごりからちょっと嫌な男になったりもする。
そういう意味では咲ちゃんの役柄と演技は新鮮でした。

特に出会う人、一人一人との関わりでコンラッドの人生が大きく変わっていくところは、咲ちゃんにとっても大きな見せ所となったと思います。

 

さびれたカフェの女主人(早花まこ)

 

ダウンタウンの とある寂れた(失礼!) 小さなカフェ「ダイナー」

ぶっきらぼうで目つきの鋭い(笑)個性的な女主人
笑顔で健気に働くウェイトレスのエステラ(潤花)と。

このカフェで出会うコンラッドとエステラ

この時はコンラッドは気づいてませんが、このカフェで彼にとって一番大切なものを見つけることになります。

 二人を出会いからずーーっと見ている(見守っている?)女主人のきゃびぃさん、最高に面白かった

一言で笑いを取る→行動で笑いを取る→睨みだけで笑いを取る→最後はとうとう登場するだけで笑いを取るという素晴らしさ!

 

この店にはユニークな常連さんがいます。

一人はおばあさん(羽織夕夏
亡くなったおじいさんと一緒に過ごしたカフェ、今はひとりで過ごす時間、向かいの席には誰もいない。

一人はおじいさん(真那春人)
いつもカウンターでまどろんで夢の中。

エステナは女優に抜擢されても発表ギリギリまでウェイトレスとしてここで働きます。ここに集う人たちから学べることが多くあると。

馴染みのカフェで人と触れ合ったり観察する。
今はそんな光景を見ることは少なくなりました。

街に溢れるカフェ。
今は誰も人の顔など見ない。
窓の景色も見ない。
ややもするとコーヒーの香りすら意識にないかも・・。

 

ダイナーにいる時のコンラッドはいつもくつろいでいて、咲ちゃんの顔もここでのシーンは緩んでいるのがよくわかり、私も緩みました。笑


張り詰めた世界で勝負するコンラッドにとって、素の自分でいられる場としてこのカフェのシーンはとても大きな役割を果たしているように感じました。

存在感を出したきゃぴぃさんと、可愛いまなはるおじいちゃん、はおりんおばあちゃん、ダイナーメンバー最高に良かったです。 

 

エステラ(潤花)とコンラッド

 

エステラはウェイトレスの時も女優となっても、周りに決して流されず、自分をしっかり持っている強い女性です。
かのちゃんのお芝居は自然で、芯の強さがしっかり伝わってきます。

夢を追うあまり自分を見失いそうになる人間的なコンラッドに対して、エステラは地に足がついている出来すぎた女性、という構図です。

あの公演ポスターの意味がよくわかりました。
実際にコンラッドをぶったりはしません。

 

かのちゃんのヒロイン力、存在感は古き良き宝塚娘役の風情を残しつつ現代的、懐かしさと新しさを同時に感じます。←妹によると、私だけやそうです。

pr princeより歌唱力もアップして短期間に凄いと思いました。
娘役を極めたいという覚悟のようなものを感じます。
真彩ちゃんは最高のお手本になるでしょう。

 

大女優アマンダ(梨花ますみ)の教育

 

アマンダの教育を受けて、コンラッドがみるみる垢抜けたスターへと変わっていく様子は見ていて楽しく、これほどみとさんがアマンダ役にハマるとは驚きでした。

だって壬生義士伝では咲ちゃんのお母様役だったから…(ごめんなさい)

貫禄があって本当に大女優でした、さすがです!

アマンダ邸の執事(真地佑果)、まちくんのダンスのレッスンシーンは迫力があり笑いありで面白い存在でした。


勝利をつかんだ夜、まだジェリーを愛しているアマンダがあまりに切なく、咲コンラッドがそっと彼女を抱きしめるシーンが素敵。

本当に大切なものに気づく男と女。

男(コンラッド)はすぐに大切な人(エステラ)の元へ飛んで行く。
女(アマンダ)の愛する人(ジェリー)は恐らくもう帰って来ない。

 

激しい雷雨の音とアマンダの泣き声が悲しく響いて、とても印象深いシーンです。

アマンダがコンラッドに言います。

舞台は「美しい嘘」だと。 なるほど
現実は醜いと。確かに

みとさん、素晴らしい演技でした。

 

エキストラはキレッキレダンサー

 

煌羽レオ / 眞 ノ宮るい / 縣千

コンラッドの仲間で、エキストラで頑張る3人。
彼らだってハリウッドでの成功を夢見てるんです。
それは奇跡のようなことだけど。

栄光を手にして変わっていくコンラッドとは溝ができてしまいます。
それ故に起きてしまう悲劇は止めることができなかったのか。

このことはコンラッドの人生に暗い影を落とすことになるでしょうけど、それも人生。

友情が壊れていく時のそれぞれの切ない表情が忘れられません。

この3人のダンスは凄い!
かりちゃんの色気と渋さ、はいちゃんの爽やかさ。
特に縣くんはフィナーレでの翔ちゃん(彩凪翔)とのタンゴが一際かっこいい。
大勢の中にいてもパッと目立ちますね。

 

ハッピーエンドはダウンタウンで

 

お芝居の最後のシーン、とても素敵な終わり方。

ハッピーエンドの場所は、二人が夢見た華やかなハリウッドの舞台でも豪華なレストランでもありません。

あの寂れた(ほんっと失礼!) ダウンタウンのカフェ「ダイナー」でした。

新たな道を力強く踏み出そうと二人が誓う場所がダイナーというのがとてもいい。

楽しそうに踊る二人と一緒に、女主人や常連さん(おじいさん&おばあさん)もいつの間にかペアで踊っていて、とても可愛くて温かいラストシーンです。

 

フィナーレでは一転、ショースター彩風咲奈

長い手足を自由自在、伸びやかに、かっこよく。
誰のダンスとも違う咲ちゃんのダンス、しなやかに。

かのちゃん(潤花)とのデュエットダンスはため息が出るほど美しくて眼福です。

 

目指せ、ジェリー!(彩凪翔)


さて、この調子で彩凪翔さんについて書くと、5000文字超えそうです。
なので、今回は咲ちゃん編、次回は翔ちゃん編ということにしたいと思います。

 

大切なもの

 

コンラッドとエステラはあの後どうなったでしょう。

この狂乱の時代は1929年ウォール街の暴落で終止符、ハリウッドも巻き込まれて世界恐慌の時代へ入ります。

 
冒頭で伝えた咲ちゃんからのメッセージの人生の忘れ物や大切なもの。
それは案外身近にあるものかもしれません。

私が観劇したのは梅田シアター・ドラマシティでの初日でした。
挨拶でハリウッド映画より吉本新喜劇を見て育ったと言う咲ちゃんの言葉に親近感を覚えて、土曜の午後に大笑いしていた可愛い咲ちゃんを想像して微笑ましい気持ちになりました。

 

来年雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の世界は1920年代のニューヨーク、咲ちゃんはまたもや難しい、難し過ぎる役に挑むことになります。
何もかもがとても楽しみな舞台です。

アマンダの言葉どおり私たちは「醜い現実」に生きているかもしれません。
だからこそひとときの「美しい嘘」を夢見たいのです。

続きます。


雪・うさぎ

 

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Happy Birthday ! 今日は『ひかりふる路』を観よう ! (ゆるい雑感です)


今日は望海風斗さんのお誕生日ですね!
おめでとうございます!

今日はウェスタ川越にて「はばたけ黄金の翼よ」の公演日。
誕生日に舞台に立てることは、望海さんにとって幸せなことなのではないでしょうか。

そして彩みちるちゃんもお誕生日ですね、おめでとうございます。

 

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私の雪組観劇日はどちらも少し先で我慢ですが、チケット難のこの公演、観劇できることはとても有り難いことだと思っています。

 

さて今日は皆さんの熱いレポを楽しみながら家でまったり、午後から息子(次男)を誘って久しぶりに『ひかりふる路』のDVD鑑賞会をしようと思いました。

息子2人は最近宝塚に程よくいい感じにハマってきました。
次男はあーちゃんくらっち真彩ちゃんがお気に入り。
男役は琴ちゃんみっきぃさんのぞ様

うん、彼は星ファンですね(=^ェ^=)

そういや妹とは『ひとこちゃん、花組に異動後早く馴染めるといいねー』なんてよく話するけど、彼はこないだ『しどりゅー大丈夫かな』と呟いていましたし。

息子とはヅカバナする時(だけ)は会話がはずみます。
おかげさまで。笑 

何やら資格の勉強をしているようですが息抜きも必要、のぞ様と真彩ちゃんの美声を聴くと勉強はかどるよ、と、誘惑する。

すぐに話に乗ってきました!(そんなことでいいのか!)

 

+*:゚+。.☆

 

『ひかりふる路』何度観ても感動が蘇ります。

 

夜明けの空を 赤く染める
新しい光に 世界が今 目覚める
生きとし生ける 全ての命を
優しく照らして 朝日が昇る

 

初めてこの歌を劇場で聴いた時の感動は忘れられません。

望海さんが登場して歌い始めると会場は完全にだいもんワールド

ワイルドホーン氏の楽曲は期待以上に素晴らしくて、望海さんのドラマティックな歌声に観客は酔っぱらう…酔いしれる…
心が震える、というのを体感したのは初めてです。

『出口のない夜』このデュエットも素敵でしょう。

ストーリーは悲劇的結末を迎えるけれど、
前半は白い望海さんを、後半は黒い望海さんを観ることができて、何よりも白黒どちらの演技も素晴らしい

 

私は舞台で熱く生きている望海さんも、(色んなパターンで)死んでしまう望海さんも好きだから。

 

マリーアンヌの真彩希帆ちゃん。
可愛いパートナーの登場に心躍る、そしてこんな美しい声の人がいるなんて奇跡のよう。

出逢うべくして出逢った2人なのかな。


『今』


壊れる世界で 生まれた
愛の行方求めて 二人旅立とう
もう 離れることなどできない
荒れ狂う嵐の中も 恐れず行こう
二人で
未来へ


宝塚史上私の好きな歌のベスト3に入るくらい好きです。
名曲ですねー。

好きな曲を聴くとその時の舞台が鮮やかに蘇る。

この先も何度も聴いて世界観に浸りきって (汚れちまった心を)浄化したいです(T . T)

 

一転、
「徳なき恐怖は無力である。恐怖なき徳は無力である」byロベスピエール
激しい…!

あんなに甘〜くマリーちゃんとデュエットしてたのに、涙。

祖国愛があり理想を追い求めながら皮肉にも独裁者として堕ちていく。

その変わりようの演技が見事で惚れ惚れしてしまいます。

 

+*:゚+。.☆

 

全体のキャストも本当に良いですね。

ダントン役が足がかりとなり、グッと存在感が増してきて難しい役を次々とこなしていくことになる咲ちゃん

妖艶な美しい女役にハッとして、ショーでは素敵な男役にドキドキして、得した気分にさせてくれた凪様

サンジュストがハマり役過ぎて今後の活躍に期待が膨らんだあーさ、その後の躍進は周知のとおり。

ひとこちゃん、あやな&縣くん、この2年で大きくなったなぁと。

望海さんの周りにはこんなに素敵な雪組の組子たちがたくさん。

 

過去(もう過去になってしまったのか…)の作品を観ると色んな変化を感じとれて、また違う楽しみがありますね。
私自身の変化もあったりするのだけど。

『ひかりふる路』を初めて観た息子は一言『だいきほ凄い‼︎』

 

+*:゚+。.☆


いつも舞台で感動をありがとうございます!

全国ツアーへはばたいて行ける日を楽しみにしています

望海さんと雪組にとって最高に素晴らしい1年となりますように。


雪・うさぎ

雪組『はばたけ黄金の翼よ』『ハリウッド・ゴシップ』配役

 

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雪組公演『はばたけ黄金の翼よ』『ハリウッド・ゴシップ』の主な配役が発表されました。

キャストと、私見ですが簡単に注目したいポイントなどまとめて見ました。

 

 

『はばたけ黄金の翼よ』

 

この公演を最後に雪組から花組へ異動するのはひとこちゃん(永久輝せあ)とひらめちゃん(朝月希和)です。

 

主なキャスト

 

 [イル・ラーゴ]

ヴィットリオ・アラドーロ (領主)  望海風斗

 

クラリーチェ・デル・カンポ (ジュリオの異母妹)  真彩希帆

シントラ(女官長)  舞咲りん

サンドラ(クラリーチェの乳母)  杏野このみ

ファルコ・ルッカ (イル・ラーゴ宰相の息子)  朝美絢

ロドミア・ルッカ(妹)  朝月希和

ジャンヌ  星南のぞみ

 

ーファルコの家来ー

ロレンツォ  綾凰華

ジーノ  彩海せら

 

[ボルツァーノ]

ジュリオ・デル・カンポ (新領主)  永久輝せあ

グリエルモ伯爵 (宰相)  久城あす 

ミゲル  桜路薫

 

教皇  奏乃はると

チェーザレ  橘幸

パオロ  透真かずき 

修道院長  白峰ゆり

酒場の主人  叶ゆうり

ビアンカ  彩みちる

霧  沙月愛奈

      笙乃茅桜

      華蓮エミリ

      沙羅アンナ

 

注目したいところ

 

⭐︎楽曲がドラマチックでとても素敵なので、望海さんの歌は絶対素晴らしい。
真彩ちゃんの歌も増やして欲しいと希望。

⭐︎『壬生義士伝』では望海さんの殺陣に魅入られましたがここでも剣さばきが楽しめます。

⭐︎真彩ちゃんがとても可愛い役で少年の格好をするショートの真彩ちゃんも絶対可愛い。→男役・真彩希帆が見られる♪

⭐︎出会いはともかく、2人の純愛要素がたっぷり。
だいきほ、壬生義士伝からの流れがとても良いですね。

⭐︎グリエルモ伯爵、濃ゆいぎらぎらのあすくんに期待。

 

⭐︎ファルコ役のあーさについて。

あーさの最近の活躍は目を見張るものがあります。

美しさに加えて実力にも穴がない。
下級生の頃はやや高めに感じた声も最近は低い声もよく響いて綺麗ですね。

「あぶらのこうじ〜」未だ脳内ぐるぐる、何度もリピートしたい油小路ファンです^ ^

個性の強い役でも魅力が際立つので、ファルコ役はぴたりとイメージにハマります。

「俺は人を愛することの出来ない男だ」というファルコの台詞(初演)・・うーん、またまた人を愛せない男の役、あーさに哀愁を感じる・・(T . T)
黒い役も白い役も決まる貴重なタイプですね。

 

⭐︎ひとこちゃんとひらめちゃん
初演ジュリオ役の杜けあきさんは歌も演技も好きな生徒さんでしたが、ひとこちゃんが作り出すジュリオも楽しみでなりません。

ひらめちゃんのロドミア役はとても大きな役です。
大人の女性を演じられる素敵な娘役さんになられましたね。
『マスカレード・ホテル』のヒロイン役は嬉しい二ュースでした‼︎

宝塚は一つ、組み替えは成長するチャンス、栄転である・・頭ではわかっているつもりなんですけど、、

これからは花組で活躍する2人を観るのを楽しみにしていますね。
そしてこの雪組全国ツアーでの2人をしっかり目に焼き付けたいです。

 

⭐︎ビジュアルについて
ヴィットリオのチリチリヘアーも、ファルコの金髪ストレートヘアーも、ジュリオのオスカル風?ヘアーもそのままなのか変わるのか・・お楽しみということですね・・。

 

『ハリウッド・ゴシップ』

 

こちらの主なキャストは5日に発表されました。

 

主なキャスト

 

コンラッド・ウォーカー  彩風咲奈

 

エステラ・バーンズ  潤花

 

アマンダ・マーグレット (往年の大女優)  梨花ますみ

ピーウィー (アマンダ邸の執事) 真地佑果

 

ジェリー・クロフォード (アマンダの元愛人で若手スター)  彩凪翔

 

ハワード・アスター (エンパイア・フィルム社のプロデューサー)  夏美よう

セルマ (ハワードの秘書)  千風カレン

 

ロバート・バークリー (映画監)  真那春人

ボビー (助監督)  諏訪さき

 

[コンラッドのエキストラ仲間 ]

マリオ・コンティーニ  煌羽レオ

トーマス  眞ノ宮るい

ラリー   縣千

 

ダイナーの女主人  早花まこ

ダイナーの女性客  羽織夕夏

ダンスホールの女性客  妃華ゆきの

仕立て屋  汐聖風美

 

[ゴシップ紙]

キャノン・チェイス (コラムニスト)  愛すみれ

記者  天月翼

女性記者  野々花ひまり

 

 注目したいところ

 

⭐︎咲ちゃんとかのちゃん(潤花)とのコンビがとても楽しみです。

キャリエール、大野次郎右衛門と渋い難役を経て蓄えてきた力は大きな自信になっているでしょうね。

⭐︎そして翔ちゃんとはバチバチのライバル関係役。
こういう彩彩観たかった!

今までの公演では、望海ー朝美組圧が強めの熱い役に対して、冷静沈着で忍耐強い役が多めに感じる彩風ー彩凪組、ここでは2人の思いっきり激しいのが見たいです(興奮気味! )。

 

⭐︎その2人に絡む大女優アマンダ役はまさかのみとさん!(梨花ますみ)

イメージがわかなくて、、だって翔ちゃんの元愛人でしょう^ - ^
これは楽しみですね〜みとさんの演技に大いに期待したいところです。

みとさんと言えば『壬生義士伝』で咲ちゃん次郎右衛門の気丈な母親役が印象深いですが、ハリウッド・ゴシップのあらすじにこのような部分が!

だがそこで、彼は往年の大女優アマンダに見出される事となる。
彼女はコンラッドに、スターになるための演技や身のこなし、更には、聴衆の目を惹きつける“秘策”をも伝授するという。
そんなアマンダにはある思惑があった。
それは彼女を踏み台にしてスターとなったかつての恋人、ジェリーへの復讐。

 宝塚公式HPより 

何だか凄いことになりそう(≧∀≦)

翔ちゃんといえば、土方歳三、シャンドン伯爵と、和洋問わずの完璧なイケメン!
(女役でなくて良かったと、胸をなでおろしています。)
さてさてアマンダにどのような復讐をされるの?(;゚Д゚)!
見てのお楽しみですね。

 

⭐︎ 縣くんの役が気になっていました。
コンラッドのエキストラ仲間ということで、かりちゃんとはいちゃんと。
ダンスの場面ありそうで楽しみ!
そういやこのチーム、ダンサー多いですね。

 

――✽+†+✽――✽+†+✽――

 

『壬生義士伝』の幕がおりたばかりの印象ですが、宝塚は流れが早い早い。

2作品ともキャストが発表されて後は無事に初日の幕が上がるのを待つばかりです。

昨日花組公演を観劇しましたが、2階から望海さんと真彩ちやんの後ろ姿を拝見することができました。

集合日前日、大切な同期の明日海りおさんの退団公演に行かれたのですね。
同期というだけでなく、お二人とも花組時代に退団される方々と同じ時期を過ごされたので感慨深い思いでご覧になられたことでしょう。

それぞれの胸に溢れる想いがあるのだろうなぁと。

そんな空間に包まれていたことを幸せに感じました。

 

――✽+†+✽――✽+†+✽――

 

楽しみな公演ですが、雪組さんもここから来年の公演まで怒涛のハードスケジュールかと思います。
皆さんが元気に駆け抜けてくださいます様に!

 

雪・うさぎ