風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

宝塚の美しいロシア作品

 

こんにちは。うさぎです。

 

宝塚で上演されたロシア作品、結構多いんですね。 1番最近では『神々の土地』 朝夏まなとさんのサヨナラ公演でした。

3月にBSプレミアムで放送されることになり、あの感動をもう一度映像で観ることができると思うと嬉しいです。  

舞台を見終わった後、ロシアの大地に真っ白な雪が降り積もるように ゆっくりと感動が心に積もっていくような、そんな作品でした。

 

これまで数多く宝塚で上演されたロシア作品の中に、私の好きな作家の1人、トルストイの作品があります。  

 

『戦争と平和』と『アンナ・カレーニナ』  

『戦争と平和』観に行きました。 懐かしい舞台です。

当時のトップは日向薫さん

美しい青年公爵アンドレイと伯爵令嬢ナターシャの運命的な恋を中心とした壮大なドラマです。

主題歌が良かったのと、重いだけではなく華やかなシーンもあって美しい舞台でした。

 

こうして考えると、私の宝塚ファン歴もずいぶんと長くなりました。

初観劇は祖母と一緒に4才の時。

何の公演だったのかは全く記憶にありませんが、あの時感じたキラキラした世界は何となくぼんやりと覚えています。

私の場合はファン歴が長くてもブランクありつつで、抜け落ちているところの方が多いのです。  

私の妹は凄いです。

ほぼ全ての作品を観ていますね ^^; その妹と一緒に観劇することが多いのですが、ご贔屓スターは違うし、作品の好みは一緒の時もあれば違うこともある。

違った感性の人との話は、意外な発見もあって面白いです。

さらに母が加わると凄いことになってしまいます。

それぞれの主張が飛び交って、収拾がつきません・・・(*´︶`*)  

 

話がそれてしまいました。  

『アンナ・カレーニナ』はバウホールで朝海ひかるさん主演で上演されたものです。

主役はもちろん青年将校ヴィロンスキー。

残念ながらこの公演は観に行けず、  

 

2013年には 一路真輝さんの東宝ミュージカル『アンナ・カレーニナ』を観に行きました。 

ほんとに素敵で 涙、涙でした。

こちらはアンナが主役なので、アンナには感情移入しやすかったです。

 

そして同年、 大好きな女優、キーラ・ナイトレイ主演の映画『アンナ・カレーニナ』も見ました。

彼女のアンナも美しかったし、切なかった。  

もし叶うなら、この2作品はまた宝塚で再演してほしいです。

他にも、 プーシキン作の『オネーギン 』『黒い瞳』

ドストエフスキー作の『カラマーゾフの兄弟』など

この他にも宝塚にはロシア文学からの作品がたくさんあります。

ロシア文学は登場人物が多いうえに名前も複雑だけど、何度読んでも感動するのです。

心に残る言葉がたくさんあって、多くの登場人物の中の誰かに感情を寄せやすいところもあります。  

 

日本からは意外と近いのに 限りなく近寄り難く遠い国ロシア

歴史の中に、あるいは文学の中に生きる人たちと、私たちは舞台の中で出逢うことができます。

 

まずは宙組の 『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~ 』『クラシカルビジュー』 (3月19日15時・BSプレミアム)

まぁ様のドミトリーに出逢えるのを楽しみにしたいと思います。