風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

月組 『THE LAST PARTY 』感想 ②〜フィッツジェラルド最後の一日〜

 

こんにちは。月うさぎです。

月城かなとさん主演、Musical『THE LAST PARTY 』感想 ②です。

今日はお友達の代わりで急遽2度目の観劇をさせていただきました。

 

さぁ、全編スーツ姿で挑むれいこちゃん❤︎物語はいよいよスコット・フィッツジェラルド (月城かなと) 最期の日に向かって進んでいきます。

 

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 感想 (前編)です↓ ↓ ↓
www.wind-waltz912.com

 

 感想(後半)です。

ニューヨークへ戻る前に立ち寄ったパリ。

パリと言えば今上演中の『凱旋門』(だいも〜ん❤︎)ですが、『凱旋門』は1938年頃の話。

スコットが実際にパリに行ったのは1920年代後半なので、ラヴィックの時代より10年ほど前になります。

スコットはパリで1人の若き新鋭作家と出会います。

その名はアーネスト ヘミングウェイ・暁千星さん☆

 

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ストーリー続き

スコットとヘミングウェイは意気投合する。

けれどヘミングウェイはゼルダ(海乃美月) のことを懸念している。スコットを駄目にする女だ。彼女は完全に気が触れているではないか。

対するゼルダもヘミングウェイには攻撃的。

 

ニューヨークに戻ってもスコットとゼルダの喧嘩は激しくなるばかり。

仕事も思うように進まずお酒の量が増えるスコット。

ゼルダはとうとう精神を病んでしまい病院へ。

いつしかスコットとヘミングウェイの関係も悪化していき、最後は絶縁状態になってしまった。

 

後半のれいこスコットの演技、繊細でもろく哀しみが全身に溢れてました。

かつてバウの主演で演じた松吉の演技にも心打たれましたが、やはり私はれいこちゃんの演技が好きです。

うみちゃんも佳境を迎えたゼルダのお芝居も上手い。

主演コンビのクオリティが高いです。

 

暁千星さん、可愛い王子様という印象でしたがワイルドなヘミングウェイには驚きました。

華やかなビジュアル、迫力あるダンス、よく通る声、その大らかな演技はとても好感持てました。

れいこちゃんとは全く違うタイプの花を持っている人。

2人の放つ雰囲気はまるで別物、それらを生かした作品をまた観てみてみたい!

存在感のある2人の並びは美しく圧倒されました(・・)←目が点に。

 

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フィッツジェラルド とヘミングウェイ

愚問ですが、どちらが優れた小説家か?

文学ノーベル賞受賞したヘミングウェイと答える人が多いかもしれません。

私も独特でシンプルな文体のヘミングウェイが好きです。

ですが、フィッツジェラルド の作品には文章の美しさや人を惹きつけるものがあり、彼を推す人も多いのです。

やはり愚問ですね ^^;

これも何かのご縁?、とりあえず『夜はやさし』読んでみようと思います。

 

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ストーリー続き

頭角を現してきたライバル・ヘミングウェイ

一方スコットはアルコールに溺れ、勝負をかけた長編『夜はやさし』も当時はパッとせず。

スコットのかつての栄光はジャズエイジの終焉と共に終わろうとしていた。

借金の返済やゼルダの入院費、娘の学費などを稼ぐため、スコットはハリウッドに移り、シナリオライターとして稼いでいた。

この頃は愛人シーラと暮らしている。

健康状態が悪くなり、とうとう1940年12月21日、心臓麻痺をおこして死去。

最後の長編『ラスト・タイクーン』は未完のまま終わった。(後に彼が書きとめていたプロットを整理して出版された)

その後ゼルダは療養施設の火災で焼死。

ヘミングウェイは1961年ピストル自殺。

 

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編集長マックス役の悠真倫(専科 )さん。

素晴らしい演技でした。

実在したマックスは、フィッツジェラルドやヘミングウェイらの才能を開花させた名編集長だったそうです。

また風間柚乃さんは複数の役で登場されてましたが、特に最後の学生役の明瞭なセリフが印象に残りました。

 

スコットが命を削って執筆した『ラスト・タイクーン』は宝塚でも上演されていますね。『グレート・ギャツビー』や『夜はやさし』より、ラストタイクーンを代表作とする声もあるそうです。

 

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夢を追い続けて、つかまえたらいつもするりとすり抜けてしまう。

最後の時にスコットは何を思い何を求めていたのか。

誰も知る由もありません。

 

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最後のフィナーレ☆

静かなお芝居から一転華やかなフィナーレです。

れいこちゃんとうみちゃんのデュエットダンスはほんとに綺麗で素敵でした^ - ^♡うっとり

 

スコットの人生を生きて、彼の人生の幕が閉じるまで観客を惹きつけてくれたTSUKISHIRO、そしてれいこちゃんの熱演、とても良かったです

色々なタイプのスターさんがいますが、れいこちゃんは一作ごとに着実に力をつけていくタイプだと思っています。

特に何も望むことはありません。

そのままのれいこちゃんで、今まで通り一歩づつ階段を上っていってほしいというのが私の願いです。

 

月城かなとさんを中心に17名のMusical『THE LAST PARTY 』とてもいいお芝居でした。

月組公演、次は『エリザベート』ですね。

月城ルイジ・ルキーニ、期待しています❤︎

 

ありがとうございました ♪