風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

『カサノヴァ』vs 『ドン・ジュアン』稀代のプレイボーイ

2人のプレイボーイ


皆さん、どちらに惹かれますか?
地上の愛を求めて彷徨う、プレイボーイの双璧カサノヴァとドン・ジュアン。

 

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実際に関わってしまったらとんでもない男たちでしょうね。
ですが、舞台の上では、彼らの行いは全て免罪符となり、私たちは魅了され続けます。


宝塚ではドン・ジュアン役をかつて望海風斗さんが演じ、来年カサノヴァ役を明日海りおさんが演じます。
だいもんのドン・ジュアン凄かったですね❤︎
その話はまた機会あらば。


幸い私の周りにはこのようなタイプの男性はいなくて(縁がないともいう)、よくわからないので、2人のことをこっそり調べてみました(//∇//)

ドン・ジュアンに関しては宝塚作品からの人物像を主体にしています。

 

2人の生い立ち


ジャコモ・カサノヴァは18世紀のイタリアに実在した人物ですね。
お洒落ですねぇ、ベェネツィア生まれで両親は俳優、上流家庭。


ただ、実の父親はどうも別の人らしく、恐らく彼の両親の貞操観念も最弱そう>_<
両親共に子供(カサノヴァら)に、ほとんど興味を示さず、親の愛を知らずに育った可能性もあります。
その辺が彼の生涯に大きく影響しているかもしれませんね。


金銭的には恵まれていて、きちんと教育も受けていて、利発で知識欲のある優れた子供だったようです。


そして、はい。
異性への関心もかなり早い時期からあったようで(//∇//)、さすがカサノヴァ様です。


✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ 


ドン・ジュアンは、モリエールの戯曲やモーツアルトのオペラ等で知られているスペインを舞台にしたミュージカルの中の言わば、伝説の男です。


詳しい生い立ちは描かれてませんが、父親はスペイン貴族で、その跡取り息子として裕福な家庭で生まれています。


少年時代のドン・ジュアンと母親との関係は複雑(タブー)なものでした。
と言うのが、KATTでのドン・ジュアン舞台のストーリー。

母親の死は息子との関係を苦にしての自殺だったようです。
ですが、私が梅芸で観た時は病死に変更されてました。


この母親の死という悪夢が、ドン・ジュアンを生涯苦しめることとなります。

死因が違うと彼の苦しみの意味合いが大きく変わってきますね。


いずれにせよ、彼もまた肉親の愛が薄いのか、まともではなかったのか、そんな印象です。

 

世界の恋人 カサノヴァ


さてカサノヴァ、
詩人・作家・聖職者・政治家・詐欺師・錬金術師・スパイと、多くの顔を持ち、名門パドヴァ大学の法学博士号も持つ程の頭脳明晰な人物。


知力、経済力、行動力、体力、想像力、全てを持ち合わせている男。
またかなりイケメンらしい❤︎
そりゃモテるでしょう。


カサノヴァの生きた時代のヨーロッパは、恋愛に関して大らかで奔放だったこともあり、彼は貴婦人から女奴隷、尼僧まで数々の女性と浮名を流します。


カサノヴァの信条は、『享楽の5分の4は女性を幸福にすること』
相手の幸福を1番大切にした上で、生涯自由人であった彼は、やはり魅力溢れる男だったと言えますね。

かっこよすぎませんか!

 

愛に呪われたドン・ジュアン


陽気な?カサノヴァに比べると、ドン・ジュアンは悪の香りがぷんぷんとします。

そこがまた魅力なんですねー❤︎

酒と女に溺れ悪徳の限りを尽くす放蕩息子として舞台で描かれていました。

1人の女性とずっと一緒にいることは彼にとっては束縛でしかならないのでしょう。

悪名を馳せていても、次々と女性達が寄ってくるのですから、これはモテ男の宿命ですね❤︎


次々に女達と情事に耽る彼が初めて愛した女性の名はマリア。
奇しくも彼女はドン・ジュアンが決闘で殺した騎士団長の娘という現実。

騎士団長の残した「お前はいずれ愛によって死ぬ。愛が呪いになる」という言葉。


カサノヴァの舞台がコメディであるのに対して、同じプレイボーイでもドン・ジュアンは愛に呪われるという悲劇になっています。
ただその代償に真実の愛を見つけたので、彼にとっては幸せな幕切れかもしれませんね。

 

カサノヴァは理想の愛に巡り会えるのかどうなのか楽しみです。

 

舞台と現実と


『CASANOVA』とは全く別作品ですが、宝塚では1994年にカサノヴァを主役にした『カサノヴァ・愛のかたみ』が上演されてますね。
当時の星組トップ紫苑ゆうさん主演作品です。


私は観ていませんが、長く太く宝塚ファンやってる妹①はやはり観ていました。


「どうだった?」と尋ねると
「もう忘れた。」

まぁ^^;、24年も前のことですから致し方ないでしょう。シメさまごめんなさい。


みりおさんは爽やかな大人の色気があるので、どんなプレイボーイになるのか楽しみです


『ドン・ジュアン』はだいもんのはまり役でした。
決して爽やかではない、だいもんならではの色気が絶妙で、題材も内容も楽曲も宝塚には珍しい作品でした。
あのインパクトは一生忘れないと思う。←大げさ?
いや、本当ですよ(//∇//)  心の中とDVDとに永久保存です

 

作・演出は2作品とも同じ、生田大和氏。

2人の素敵なスターが演じる稀代のプレイボーイ、甲乙つけ難い魅力的な人物ですが、やはり舞台上での出会いがベストだと感じました。

うさぎ♡