マックスーシシィールドルフの宿命
2度目の観劇感想です。
前回は一人観劇でしたが、昨日は妹①も一緒でした。
感想は二人寄れば 二通り。
同じ感動もあれば全く違う感じ方もあり、正解があるわけではないので、着地点もなし。
ただただ取り留めもなく話をするのです。
いつの間にか宝塚昔話など、あらぬ方向へと話題が進んでいくことも有りがちなこと^^;
さて初見の妹の感想は、ざっくり言うと、ちょっと印象の薄い舞台だったようです。
主要メンバーの持ち味を活かせる作品だったかと言うと、そうは思えなかったということですね。
先日感想にも書きましたが、私も1幕では少しそのように感じつつも、幕が降りる時には舞台に入り込めました。
また今回の方が満足度は高かったです。
2度目だったので、私の中で役と役者が馴染んできたのかもしれません。
ただ、れいこさんのルキーニは前回の方が迫力を感じました。
迷いがなかったというか。
ほんの微妙なところなんですけどね。
その分底知れぬ不気味さは出ていたように思います^ ^
風間柚乃さんのルドルフ
今回の注目はルドルフ役の風間柚乃さん。
少し硬さはあるものの、逆にそこが効果的に働いているのか、意思は強そうだけど不安げで脆く儚いルドルフの雰囲気がよく出ていました。
ビジュアルも綺麗ですね☆
歌えるし滑舌も良く噂どおり舞台度胸もありそう。
学年を考えると十分過ぎるルドルフだったと思います。
暁千星さんと役がわりという抜擢にしっかり応えた感じでした^ ^
来年の別箱公演も決まっていて、かなり充実している様子ですね。
マックス /ゾフィ /ヴィンディッシュ嬢
シシィのパパ、マックスは人生を謳歌する術を知っているかのような人ですね。
シシィがハプスブルク家に嫁いでホームシックになった時、1番に思い出すのはパパじゃないのかな。
そんな自由人で大らかな人物像を、少女時代のシシィとの関わりの中で表現しなければなりません。
パパ役を演じるのは輝月ゆうまさん。
若々しくてかっこいい素敵なパパでした。
特に『パパみたいに』ではシシィとパパの絆をしっかり感じることができましたよ。
まゆぽんはどんどん素敵になっていきますね。
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
最後の公演となる憧花ゆりのさん。
ちょっと新しい感じのゾフィーでした。
いつもの野太く圧のある声のゾフィとは違うタイプでしたが、十分迫力あり存在感ありで、演技が光りました。
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
ヴィンディッシュ嬢の海乃美月さん
私の好きなシーンのベスト3に入るのが、この病院慰問の場面です。
ここでのシシィの歌にいつも胸を打たれるのです。
そしてシシィにこの歌を歌わせるのがヴィンディッシュ嬢。
彼女の世界は彼女だけのもので、その世界の中で自由に羽ばたいているのです。
海ちゃんは短いシーンでしっかりと演じてくれたと思います。
ヴィンディッシュ嬢を通して、魂の自由を求めるシシィの切なさが強く感じられる場面でした。
マックスとシシィとルドルフ
シシィとマックスは似た者親子
シシィとルドルフも似た者親子
シシィの自由をこよなく愛する陽の部分は、父親マックスの気質を受け継いでいて
シシィの人嫌いでこの世で生きづらい陰の部分は、息子ルドルフに受け継がれた。
どちらの部分も結果的にシシィを苦しめることになるのですね。
そんな親子の連鎖を感じて、逃れようのないシシィの宿命のようなものを感じました。
まさかの3度目の観劇
今回の『エリザベート』観劇は2回の予定でした。
そしたら加美乃素さんの観劇チケットが当選してもう一度行けることになりました❤︎
ありがとう、加美乃素さん!
ありがとう、れいこさん!
私が購入したのはブロー用ヘアトリートメントやさらさら質感のオイルなど。
とても使用感がいいですよ^ - ^
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月うさぎ♡