風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

宙組『オーシャンズ11』初日感想〜ラスベガスが似合う宙組

 

眠らない街ベガスで華麗に

 

宙組『オーシャンズ11』初日を観劇しました。

楽しかった‼︎ 前評判にたがわずスタイリッシュでかっこよく、観客を唸らせる宙組メンバーのパフォーマンスに、最初から最後まで息付く間もなく楽しむことが出来ました。


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2011年の星組新人公演で、ダニーを演じた真風さん(本役ライナス)と、
ラスティーを演じた芹香さん(本役ボブ)

2人が宙組でタッグを組んで新公と同役を演じる。

8年という月日の中で完成されてきた2人の男役像、
当時の舞台を記憶されている方にとっては感慨深いことでしょう。

更にキキちゃん(芹香斗亜)に関しては、その間2013年に、花組でライナス役(新公ダニー)を演じて、今回は3度目の出演になるんですね。

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キャスト感想です。

 

真風涼帆  ダニー・オーシャン

 

まず主役の豪快な詐欺師ダニー・オーシャンの真風さん、はまり役です。

真風さんの魅力は丁寧な役作りと、何と言っても長身で圧倒的な存在感、スターオーラ、男っぽさ、色気。
ダニーの持つ魅力と似ているところがあり、これほどラスベガススーツちょいワルが似合うとは!

私は過去の宝塚オーシャンズ11は映像での視聴で、映画のイメージが色濃く残ってましたが、今日からは一新、
ダニー = 真風涼帆

銀橋でキキちゃんのラスティーと歌うシーン、新曲♪オーシャンズ10、素敵です。

真風さんの男っぽい硬質な色気とキキちゃんの軟質な色気と、
2人の異質の色気が響き合い、はじけ合う感じにワクワクしました。

 

芹香斗亜  ラスティー・ライアン

 

さて、そのキキちゃん、
絶妙なお芝居にグイグイ惹きつけられました。
ここのところ、同期の咲ちゃん(彩風咲奈)と共に存在感が増してきて、男役として完成されてきて眩いばかりです。

ラスティーはダニーの右腕としてデキる男でイケメン担当。
人当たりも良く笑いも取れる明るいラスティーは今のキキちゃんの魅力を最大限に発揮できる役でしょう。
トップと2番手がはまり役のこの舞台が成功しないわけがありません。

先述したようにキキちゃんには真風さんとは異なる色気があるので、お互いの良さを生かし合える相性バツグンのコンビだと思いました。

 

和希そら ライナス ・コールドウェル

 

そら君はやはり歌もダンスも抜群です。
ただ、いつも思いますがライナスはあの衣装でなければダメなんでしょうか。
若くてメンバーのマスコット的な役どころなので可愛さが強調されているのでしょうが、男っぽいそら君にはもっとスタイリッシュな方が似合うのになぁと思いました。

実力派のそら君、これから宙組の中でどの様な役割を担うことになるのか気になります。

 

 澄輝さやと & 蒼羽りく

 

オーシャンズはそれぞれのキャラに見せ場があっていいですね。
この公演で卒業されるお二人も個性が際立つ素晴らしい役作りでした。

あっきーの役はカジノのディーラーのフランク役で頼り甲斐のあるクールな男。
黒塗りのあっきー、カードを持つ手もほんとにかっこよくて素敵です。

りく君はマジシャンのバシャー役として大活躍。
美しいダンサーの印象があったので今回ショーがないのは残念でしたが、プロローグ(あっきーも)と11メンバーとしてのかっこいいりく君を目に焼き付けることができました。

お二人ともエリザベートの役替わりでルドルフを演じられたのが昨日のよう。
最後の日まで輝かれますように。

 

桜木みなと テリー・ベネディクト

 

今回私が1番注目していたのがずんちゃんです。
ベネディクト役は望海さんが演じたということもあって、♪夢を売る男は今でもよく聞いています。

爽やかでノーブルな王子様のずんちゃん、ベネディクトのアクの強さをどのように出してくるのかなと思ってましたが、

とっても良かった!!
誰と比べるとかではなく、ずんちゃんのベネディクトが良かったのです。

夢を売る男を聞いた後、涙が出そうになりました。←何ででしょうね。

悪どいホテル王のベネディクト(おっちゃん)にしては、若くて見た目の線の細さは否めません。
顔立ちも優しくフェアリーっぽいですから、イメージとは真逆の役だと思うのですが。

WSSの時も感じましたが、ずんちゃんは個性の強い役の方が思いっきりがよくて私は好きです。

ベネディクトは歌もとても良かったし、まだ伸びしろがありそうなずんちゃんには頑張ってほしいです。

 

星風まどか テス・オーシャン

 

まどかちゃんも、持ち味とは真逆の大人の女性テス役ですね。
実力もあるしとても綺麗な方ですが、どうしても幼く見えてしまう為に大人の役を演じるにあたって無理をしているという評価になってしまうのが残念です。

かく言う私も前回の公演では妖艶さを出すためにそのようにも感じました。

今回はまどかちゃん自身から可愛いお色気も感じられ今までより自然な大人感が出ていて、テス役は健闘されていると思いました。

そして真風さんとのデュエットダンスはとても綺麗でした♡

 

純矢ちとせ クィーン・ダイアナ 

 

せーこさん最高です!!!
最後の舞台でこんなに凄いものを残してくださるなんて
本当に役の振り幅が広くて素敵な方だなぁと思いますね。
インパクト最強の素晴らしいダイアナでした。

 

最後に

 

実は私は初日の観劇は初体験でしたが、やはり特別感がありますね。
今回はご厚意に預かり念願の初日を観ることができたこと感謝しています。

そして初舞台となる105期生の皆さんおめでとうございます!
未来に向かって大きく羽ばたかれますように。
初日の初舞台生の口上は、音彩唯さん、夏希真斗さん、詩ちづるさんでした。
皆さん堂々としていて元気が良くて、若さに溢れていました。

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『オーシャンズ11』はもともとは1960年制作の映画『オーシャンと十一人の仲間』を2001年にリメイクしたもの。
かなり古い作品ですね。

新しいシリーズも出ていますが、11はやはり面白くて好きです。

宙組さんはラスベガスがよく似合います。

トップや組カラーにぴったりの作品がくると、こんなに素晴らしい舞台になるのですね。

最後は真風さんカテコで、千秋楽までJUMP!

爽快感のあるストーリーの素敵な舞台で、何度も観たいと思いました。→チケットはありません!


 宙うさぎ