今年のうたの夏まつりに雪組出演と聞いた日からスタートしたFNSカウントダウン。
次々と舞い込む情報に、期待が膨らみすぎて破裂しそうになりながら無事リアルタイムで見ることが出来ました。
感想を一気に書いていきます。
雪組出演者
ー出演者14名ー
望海 風斗 (のぞみ ふうと)
真彩 希帆 (まあや きほ)
彩風 咲奈 (あやかぜ さきな)
彩凪 翔 (あやなぎ しょう)
真那 春人 (まな はると)
久城 あす (くじょう あす)
煌羽 レオ (きらは れお)
朝美 絢 (あさみ じゅん)
朝月 希和 (あさづき きわ)
永久輝 せあ (とわき せあ)
綾 凰華 (あや おうか)
星南 のぞみ (せいな のぞみ)
彩 みちる (いろどり みちる)
潤 花 (じゅん はな)
ディズニー映画名曲メドレー
ディズニーの曲はメロディが美しく耳馴染みも良くて、スッと心に入ってきます。
楽曲を聞いただけで魔法にかかったようにファンタジックな世界観が目の前に広がる。
宝塚の持つ世界観に通じるものがあるかもしれませんね。
♪ 星に願いを (ピノキオ)
望海風斗
『星に願いを』は数多あるディズニー曲の中でマイベスト3に入る曲ですが、まさか望海さんの歌で聞くことができるなんて思ってもいませんでした。
メロディが美しくて歌詞も素敵ですね。
輝く星に 心の夢を
祈ればいつか叶うでしょう
まるで次々と夢を叶えていく望海さんの気持ちを代弁しているかのようでもあり、ほろりと。
2004年、AFI (アメリカ映画協会)が『アメリカ映画主題歌ベスト100』を発表しました。
『星に願いを』は第7位にランクイン、とっても愛されているんですね。
物語の中ではコオロギのジムニー役者が星空を見上げながら、星の女神に向かって歌うのですが、ロマンチックなメロディと望海さんの深みのある美声とが完全にマッチ。
願いをそっと星に祈ってみる。
もしかしたら叶うかもしれない。
大人だって夢を見たい。
望海さんの静かで美しい歌声が優しく深く心にしみていって、
大人のロマンを感じさせてくれませんか?
♪ 輝く未来 (塔の上のラプンツェル)
真彩希帆 x 新妻聖子
真彩ちゃんと新妻さん、才能の塊のようなお二人。
まず、真彩ちゃん。
どう表現すれば良いのか・・
バックのデイズニーの映像、白いドレス、笑顔、歌声、全てがピタッと重なり合って、物語の世界観を見事に作り上げていてとても素敵でした。
真彩ちゃんの可愛らしさがディズニーにこれほどハマるとは!
そして新妻さん。
10年ほど前に『イリアス』のカサンドラ役をされた時に生の舞台で初めて歌声を聞きました。
この劇はストレートプレイでしたが、ストーリーテラーの新妻さんは語りかけるように歌われていたのが印象的で、その伸びのある歌声に圧倒された覚えが。
透明感のある美声を久しぶりに聞くことができました。
以前スカステのトークリクエストで真彩ちゃんが対談を希望したのが新妻聖子さん。
憧れの方とデュエットできるなんてこんなに素晴らしいことはありませんね。
宝塚とミュージカル界の2人の歌姫の美声が聞けるなんて贅沢な至福の時間でした。
♪ 美女と野獣 (美女と野獣)
歌 望海風斗 x 真彩希帆
ダンス 雪組12名
望海さんと真彩ちゃんの夢のデュエットです。
望海さんが、プリンスに!
2017ディズニーの映画をご覧になりましたか?
このストーリーの王子様は白馬に乗った既存のキラキラの王子様ではありません。
魔法で野獣の姿に変えられてしまい、本当の愛を知ることで呪いがとけて元の美しい姿に戻れるという、とても劇的な運命を背負っている王子様。
ドラマティックな望海さんの歌声にぴったりとくるのも納得です。
この素晴らしいナンバーは今も世界中の人の感動を呼び続けていますが、望海さんと真彩ちゃんの歌とダンスは映画に負けないくらい素敵です。
舞踏会のシーン、バックで踊るペアも美しくて、うっとりと優雅な気持ちになります
可愛いドレスを着た娘役さんが可愛い!
雪組のこのような夢ゆめしいシーンは貴重ですね。
望海x真彩センター
前半 彩風x朝月 彩凪x星南
朝美x彩 永久輝x潤
後半 真那 久城 煌羽 綾 合流
この音楽の作曲家アラン・メンケン氏 (ディズニー音楽の巨匠)は、「どうしたら音楽で物語を綴ることができるか」を大切にされているそうです。
音楽 (歌) で物語を綴ることができる望海さんと真彩ちゃん。
音楽の根底は同じ。だから2人は多くの方に感動を与えることはできるのですね。
2人の可能性はどこまで広がるのでしょう!
DA PUNP x 宝塚
DA PUNPと男役8名とのコラボです。
彩風咲奈 彩凪翔 真那春人 久城あす
煌羽レオ 朝美絢 永久輝せあ 綾凰華
♪ U.S.A.
センターは彩風咲奈
かっこよかったよ、咲ちゃん!
スタイルの良さを遺憾無く発揮して、しなやかに歌い踊るダンサー咲奈、
間違いなく周りを圧倒していたと思います。
持ち前の爽やかさに加えて色気も出てきて、ダンスにも歌にも磨きがかかってきた。
咲ちゃんはこれからぐんぐん人気が出てくるでしょう。
続く翔ちゃんとあーさの美はもはや宝塚の誇り。
あーさの黒髪が色っぽくて、翔ちゃんのキレッキレダンスがかっこいい。
スタイルやビジュアルの良さが強調されるけれど、咲& 翔 & あーさは男役の美学をそれぞれにきちんと持っているので、色んな面から楽しむことができます。
まなはるくんのオラオラ
あすくんの素敵な笑顔
かりちゃんの絶妙ウインク
イケメンひとこちゃん
初々しいあやなちゃん
素晴らしいメンバーの活躍に拍手です。
DA PUMPはメンバーを変えながらも結成からもう20年以上経つんですね。
「U.S.A.」はジョー・イエローのカバー曲、2018年6月の『王様のブランチ』のエンディングテーマ曲になっていたようです。
このシーンもリピート確定!
素敵なコラボ、ありがとうございました。
名作ミュージカルメドレー
このコーナーでも名曲が歌われ、どれも素晴らしくて好きな曲もあるのですが、ここはやはり「闇が広がる」一本で。
宝塚のトリは勿論のぞ様、望海風斗さん!
♪ 闇が広がる (エリザベート)
トート 望海風斗 x ルドルフ山崎育三郎
実は望海さんのトップ就任が決まった時、雪組で『エリザベート』を上演してほしいと思ってました。
トートナンバーを聞きたかったからです。
完璧なキャスティングも準備していました。笑
その後月組さんで上演されて、雪組は『ファントム』が最高でしたからすっかり満足して、いつしか忘れていました。
が、
この企画を聞いた時、メラメラと蘇ってきました・・→意外としつこかった
しかも歌は100回はリピートしてるであろう
→闇が広がる
相手はミュージカル界のプリンス
→山崎育三郎さん
夢のようでした。
山崎育三郎さんの舞台は『モーツアルト』や『レディ・ベス』など何度か観ていますが、歌声がソフトでまろやかで耳福です。
今回のキャストですが。
もし舞台メイクをがっつりして一場面作るなら、体の大きな育三郎さんがトート、望海さんがルドルフになるのかなと。
でも、あのシーンは舞台ありき、中途半端に切り取って演るのは陳腐になりそうな気もする・・
うーんと、1人で唸ってました。笑
望海さんも育三郎さんも歌うまなので、どちらのパートでも良かったですが、声の力(目ヂカラも)は望海さんの方が強いのではと思います。
なので、やはり本音はのぞ様にトートで決めてほしかったし、聞きたかったのですね。
結果として2人の持ち味が見事にハマった演出で素晴らしいコラボになりました。
嬉し過ぎて聞いてる間、息が止まっていて危なかったですよ・・T_T
もちろん、キャストが入れ替わっても演技派の2人ですから、歌い方や表情、全てを変えられたでしょうけれど。
このような形で、忘れかけていた大きな夢のひとかけらが叶うことになりました。
真夏の夜の夢
番組が終わった頃、宝塚未観劇の友達と、久しく宝塚を離れている友達からラインが届きました。
未観劇さんに、舞台メイクでの登場について尋ねてみたら、
「宝塚はああいう(舞台メイクの)イメージがあるので特に違和感もなかった、素のメイクで歌うのは新鮮で素敵だった。」
そして望海さんと真彩さんの 歌の上手さに驚いていましたヽ(´▽`)/
久しく宝塚離れてた友達は、
「だいもんが凄いことになってる!ええー!! 」 →この後、望海さんと雪組メンバーの絶賛コメントへ
久しぶりに宝塚観劇したいそうです^ - ^
昨夜は宝塚ファンにとって、特に雪組ファンにとっては忘れられない素敵な夜になりましたね。
望海さんと真彩さんは、昨日2度目のトップ就任記念日を迎えられましたけど、まだまだ観たい作品、聴きたい楽曲が増えていく一方です。
今後の2人にも闇ならぬ光が広がるばかり。
真夏の一夜、素敵な夢を見ることができました。
ありがとうごさいました。
雪・うさぎ