風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

美園さくらさん退団発表 & 記者会見

 

月組トップ娘役、美園さくらさんの退団が発表されました。

2021年2月14日の東京宝塚劇場公演 ロマン・トラジック『桜嵐記』、スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』の千秋楽をもって退団されます。

トップの珠城りょうさんと添い遂げ退団されるのですね。

そして本日24日、退団記者会見が行われました。


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以下、太字は会見記事からのさくらちゃんの言葉です。


珠城さんなくして、美園さくらはない。必要不可欠の存在

相手役の珠城さんのことをこんな風に語られました。
この言葉を珠城さんはどのような気持ちで聞かれたでしょう。

耳には珠城さんからプレゼントされたというイヤリング、
記事のお写真からは、やり切ったという感じの笑顔!
清々しい様子が伝わってきました。

さくらちゃんのトップ就任は、ついこの間のことのように思えます。
『夢現無双 』の初々しいお通役はまだ1年前のことですね。

 

首席というだけあって何でもこなせるさくらちゃんですが、本来の実力を発揮したと感じられたのは『I AM FROM AUSTRIA』

この作品は珠城さんとさくらちゃんの代表作になりました。
トップコンビの代表作が同じものというのは素敵なことです。

今日の記者会見でさくらちゃん自身『I AM FROM AUSTRIA』についてこのように語っています。

宝塚でやりたかったものがすべて詰まっていた。新しい娘役像。いつ退団しても悔いはないと思いました。

さくらちゃん自身思い入れの強い役だったようですね。

昨年秋に友達と一緒に月組公演を観劇しました。
友達は初めて宝塚を観たのですが、エマ役のさくらちゃんの歌声に感動、
とても綺麗な歌声なのでずっと聞いていたいと。
彼女の琴線に触れたようです。

ドラマを感じさせる歌を歌える人なのです。


私はたまさくは相性の良いコンビだと思っています。

男らしくて包容力のある珠城さんに、いい意味でがっつり寄り添えるタイプのさくらちゃん。
2人のデュエットダンスはダイナミックで華やかで見応え十分です。


私は決して見本になるような娘役ではなかったと思いますが、与えられた役割に恥じることなく、責任感を常に持って、努力は決して怠らないようにと心掛けてきたつもりです。

さくらちゃんの娘役に対する姿勢や責任感の強さがとても素晴らしいです。

発表が早いこともあり、たまさくの舞台はあと2公演楽しむことができます。

私の希望としては、珠城さんは今までどおり珠城さんらしく。
優しくて温かい、どーんと男前な男役を最後まで貫いてほしいです。

さくらちゃんには持ち前の個性を発揮して大らかに大胆に、
珠城さんの包容力の中で宝塚の娘役を楽しんでほしいです。


退団公演の作品の『桜嵐記』はさくらちゃんに相応しく桜がモチーフになるのでしょうか。

珠城さんと美園さんの舞台を楽しみにしています。

 

月・うさぎ

  

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