風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

望海風斗さんコンサート東京公演中止の発表について

うちの周辺の街並みは去年と何一つ変わらず、
桜は満開になり緑道や公園の花々は美しく咲き、街は春色に色づいています。

しかし公園を抜けて駅までの道のりには、例年の賑やかな桜の宴も子供たちの遊ぶ姿も見られず、駅までの道のりを皆マスクをして黙々と歩いていますが、
それも見慣れた光景になりつつあります。

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昨日は望海風斗さんの文京シビックホールでの『NOW! ZOOM ME!!』コンサート中止の発表がありました。
文京区の施設使用中止の要請を受けてです。

仕方のないこととは言え、それは泣きたくなる現実でした。
望海さんの気持ちを考えると残念でなりません。


もしもの時には無観客でも開催して映像に残して欲しいという意見をちらほら見かけました。
本当にね、気持ちはわかります。
思いや願望は溢れてくる。

それでも今の状況では生徒さんたちがお稽古をすることにさえ危惧する状況になってきています。
何より安全が第一ですので、劇団も思い切った決断が必要な時なのではないかと。


生徒さんの思い、ファンの願いが溢れていてもどうにもならない現実の壁にぶつかり塞がれているような思いです。

もちろん試練は雪組だけにあらず。
歌劇団が今想像を超える諸対応に追われ大変な状態であることは察するに余りあります。


だいきほ退団公演をずらすことは簡単なことではなく劇団も悩ましいところでしょう。
それができれば安全に気持ち良く2人を見送れるのかもしれませんが…
ただ終息の目処が立たないのは厄介で難しいところです。


今の時点では神戸国際会館こくさいホールでのコンサート開催の灯は消えておらず、その頃はどうなっているのか予測すら立ちません。
無事に開催される状況になっているならこれほど嬉しいことはありません。

夏には大切な公演が控えています。
それは真彩ちゃんも同じですね。
ならば何としても初日開幕から千秋楽の幕が降りるまで何事もなく無事に上演してほしい。
望海さんと真彩ちゃんには最後は一点の曇りも不安もない状態で卒業してほしいのです。


望海さんの1ファンとしてどのような状況にあっても「希望」を持ち続けるようにしていますが、なかなかに厳しい現実です。

 

雪・うさぎ