こんにちは。雪うさぎです。
『凱旋門』の配役が発表されました。
主演ラヴィック役の轟悠さんについては、少し前の記事に詳しく書いたので、今日は初演時の配役を参考にしながら、ボリスからの主な配役を確認していきたいと思います。
ラヴィック役・轟悠さんについてはこちらから ↓
www.wind-waltz912.com
ボリス役 望海風斗
ロシアからの亡命者で、ナイトクラブのドアマンをして働くラヴィックの友人です。
トップのだいもんが演じるということもあり、初演時より歌が増えて全体的にパワーアップするということなので期待しています。
初演のボリス役の香寿たつきさんも歌えて演技力の高い人でしたが、優しくソフトな感じのタータンと、強くて攻めるタイプ? のだいもん。
また違ったボリスになるでしょう。
だいもんバージョンのボリスも楽しみです♪♪♪
最後のボリスとラヴィックの別れのシーン、ここは感動的な場面として心にインプットされています。
ジョアン役 真彩希帆
華やかで浮ついた生活が好きな、女優志願の情熱的な女性です。
彼女については同性から支持を得られなさそうな女性 、という説明が適切かどうかわかりませんが、少なからずその要素はあるかと思います。
別の見方をすれば、自由奔放で自分に正直な女性と言えるかもしれません。
『琥珀色の雨に濡れて』のシャロンとジョアンは共通するところがあるように感じます。
今回もそのような難役をまあやさん(初演は月影瞳さん)
だけどいつも期待を裏切らず、素晴らしい演技で作品のクオリティを上げてくれる人です。
轟さんとコンビを組むことで、また何か得るものがありそうですね♡
アンリ役 彩風咲奈
映画俳優の役ですが、ヒロインを巡ってラヴィックの敵役となる役。
印象に残る美味しい役どころだと思います。
初演では若い立樹遥さんが演じて出番は多くなかったですが、咲ちゃんが演じるということなら役がもっと膨らむのではないかと思います。
優しい雰囲気の咲ちゃんが、子供っぽくて感情的な色濃いアンリをどのように演じてくれるのか注目したいです。
ヴェーベル役 彩凪翔
パリの市立病院の院長でラヴィックの友人役、初演は汐風幸さん。
様々な国からの亡命者たちとは違ってフランス人であるヴェーベルは、彩風アンリと並んで目立つ印象的な役です。
ヴェーベルはクールに見えて情の深い魅力的な人で、ラヴィックとはボリスとは違った形の友情で結ばれています。
『誠の群像』で魅力ある勝海舟を演じてくれた翔くんの演技に期待しています!
ハ イメ役 朝美絢
スペイン人の亡命者で、以前ラヴィックに手術をしてもらったという関係。
恋人のユリア役に彩みちるさん。
ハイメとユリアは、このお芝居の中で、生きていく生命力を感じさせてくれる優しい光のような存在。
初演の安蘭けいさんはハイメ役にとても合ってたけど、あーさにもぴったり。
私の好きなこの役をあーさが演じてくれるのは嬉しいです。
マルクス役 煌羽レオ/ 成瀬こうき
ローゼンフェルト 永久輝せあ / 朝海ひかる
亡命者の仲間。
マルクスはクールでかっこいい、ちょっと謎めいた感じ。
ローゼンフェルトは本物のゴッホの絵を持って亡命している若者。
ボリスと3人でお酒の歌を歌う、とても良いシーンがありました。
楽しみにしているシーンです ♪♪♪
今回のキャスト、私の予想で当たっていたのは(主演3人は除いて)、ハイメ役のあーさとローゼンフェルト役のひとこちゃんだけ。
ボリスだけではなく、全体的に初演とかなり演出が変わるのではと感じました。
特に咲ちゃんのアンリ役がポイントになりそうに思えます。
予想が外れて、その分楽しみが増えることになりました。
内容がより深く面白く変わる可能性が見えてきたからです(^-^)
戦時下のパリという激動の時代に様々な運命を背負って懸命に生きる青年たち。
轟悠さんを迎えて、勢いのある雪組メンバーがどのようなドラマを観せてくれるのか、とても楽しみです。
フラゴナールの練り香水のパッケージです^ - ^
この香り、癒されます〜
ありがとうございました ♪