作品ナビ
花組公演『はいからさんが通る』の初日が近づいてきました。 原作の漫画は連載開始から45年たちますが今なお愛され続ける作品です。 「大正ロマン」というノスタルジックな世界、そこに登場する超美形の陸軍少尉と明るく破天荒な女学生、古き良き時代のラブ…
4年前の7月2日は、梅田ドラマシティで『ドン・ジュアン』の幕が上がった日です。 あの時舞台に咲いた妖しく美しい悪の華は何年たっても鮮烈に焼きついています。 地上の愛を求めて彷徨うプレイボーイの双璧、ジャコモ・カサノヴァそしてドン・ジュアン良…
今日は特別映像「One Heart PROJECT」にかなり感動しまして、途中になっていたブログ記事を一気に書くことができました。夢のコラボ!素晴らしい映像を有難うございました! さて宝塚の舞台には実在の人物がたくさん登場しますが、作品Aと作品Bは同時代の話…
今回はシシィがオーストリア皇妃になったところからの人生を追っていきます。彼女が残した詩や、美容法なども紹介したいと思います。 ①はこちらです↓ www.wind-waltz912.com 美神伝説 牢の中の皇妃 自由と束縛と すれ違い エリザベート最期の日 エリザベート…
前回のブログ記事①には反響をいただき、その余韻が未だ続いていることに改めて2人のプリンセスへの関心の高さがうかがえます。 ここからは1人ずつ追っていきたいと思います。 ①はこちらです↓ www.wind-waltz912.com 悲劇の王妃マリー・アントワネット 幼すぎ…
薔薇が美しく咲く季節になりました。 薔薇の花になぞらえるミュージカル界のプリンセスと言えば、マリー・アントワネットとエリザベートが思い出されます。 舞台に映画に絵画にと大人気。 知り尽くされた2人ですが、『ハプスブルク家「美の遺産」』という本…
雪組公演『壬生義士伝』が開幕しましたが、Twitterなどの皆さんの観劇レポに心踊る思いです。 某日、新撰組ゆかりの地を訪ねようと思い立ち、京都へ出かけました。 のんびりお散歩しながら・・のつもりが最初の訪問地の霊山歴史館についた時点で、少しフラフ…
雪組『壬生義士伝』の開幕が近づいてきました。 『ファントム』でエリック旋風を巻き起こし、『20世紀号に乗って』ではコメディも大盛況に終わっただいきほ雪組 望海さんは先日、朝日新聞のインタビュー記事で、貫一郎についてこのように語られていました。 …
エリックがクリスティーヌと森で過ごす最も幸せな瞬間があります。 その煌めくような時間に彼はクリスティーヌに一冊の詩集を紹介します。詩人の名はウィリアム・ブレイク エリックは詩人のことを僕の「心の代弁者」と言います。 ウイリアム・ブレイクについ…
革命広場ー凱旋門ーオペラ座 いよいよ雪組『ファントム』の開幕が間近になってきました。 望海風斗さんの就任以来、雪組の大劇場公演はフランス、パリ一色ですね。雪組タカラジェンヌの皆さんは、舞台上ではパリジェンヌ、パリジャンとして生きる1年となりそ…
『Anna Karenina』トリデンテ 月組『アンナ・カレーニナ』のポスター& 配役の発表がありました。感想をさらっと。 主演の美しく悩める青年ヴィロンスキー役は美弥るりかさんにぴったり。ポスターのビジュアルも綺麗、美弥さんと海乃美月さんの演技力で感動の…
雪組公演『ファントム』開幕まで1ヶ月ほどとなりました。エリックを演じる望海風斗(だいもん)さん、先日の『ファントム 』制作発表は今までで1番緊張されたとのこと。 大作、再演に加えて、だいきほへの期待が大きい分プレッシャーも大きくなるでしょう。 フ…
陰陽師とマエストロ 『白鷺の城』『異人たちのルネサンス』明日、いよいよ宙組公演の初日を迎えます。 トップ真風涼帆さんが演じるのは、陰陽師とマエストロ(芸術家)という二つの顔。 白哲の貴公子 安倍泰成 「あべのやすなり」と読むのですね。実在の人物で…
おいしい2番手役 お芝居の中には、深く印象に残る2番手役、あるいは3番手役がありますね。いわゆる「おいしい役」です。 それは時に悪であったり、素敵なおじさまであったり、コミカルな役であったり。うまく演じれば、主役と共に、あるいはそれ以上に目立っ…
こんにちは。うさぎです。 今日は『エリザベート』の魅力と、舞台に息づくキャラクターについて少し書いてみたいと思います。既に舞台を知っている方には、さほど有益な情報はないかもしれません。(^-^;スミマセン) よろしければお付き合いください。 ✽+†+✽―…
こんにちは。雪うさぎです。 お!! 雪組『ファントム』先行画像出ましたね! だいもん〜〜〜♡♡♡美形だし、よく似合ってますね!マスクもゴージャス! 望海エリックの隣にいるのは真彩クリスティーヌと分かっているのに、分かりませんでした。いつもの可愛い…
こんにちは。うさぎです。 今京都に来ています。今夜は祇園祭の宵々山。現在は大阪に住んでいますが、うさぎは京都生まれの京都育ち。久しぶりにコンコンチキチンを生で聞いて懐かしい気持ちになっています。昔あの角にあったはずのお店がなくなっていたりと…
先週末はのんびりとDVD鑑賞をしました。妹から借りているDVDがどっさり←2年越えのモノも(//∇//)・・何を観ようか悩んだ末、懐かしいバウホール作品を観ることにしました。 望海風斗主演『Victorian Jazz』月城かなと主演『銀二貫』 全く異なる2つの作品と…
こんにちは。花うさぎです。 花組公演『メサイア』いよいよお稽古が始まりました。今日は先日発表された配役の中から、どうしても気になるこの人のことを調べてみました。 松倉勝家・・鳳月杏(ちなつ)さんが演じる人です。実在する人物ですが初めて聞く名前…
宝塚と落語 来月、星組公演の『ANOTHER WORLD』を観に行くことになりました。落語ミュージカルということですが、落語はあまり馴染みがないのです。 それで、観劇前に作品について少し予習してみようと思います。落語を知るチャンスかもしれません☆ 先行画像…
こんにちは。花うさぎです。 花組公演の『あかねさす紫の花』で二人の違うタイプの皇子に愛される額田女王。 羨ましいですね❤︎ 美人の誉れ高い額田女王ですが、いったいどんな女性だったのでしょうか。 あまりにも遠すぎてわからない万葉の世界が宝塚の舞台…
花組公演『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎』の先行画像が出ました!天草四郎役の明日海りおさんの画像は素敵ですね。 みりおさんの甘さと凛々しさが調和していて魅力的な画像となってます。 天草四郎と聞いて頭に浮かぶのは、 敬虔なキリシタン島原の乱…
月城かなとさん 少しミステリアスではありませんか?ご贔屓と言えどまだ魅力をよくわかっていないと言うのが正直なところです。 わからないところが魅力なのかもしれません。 私がれいこちゃんをしっかりと認識したのは、雪組時代の「ローマの休日」のアーヴ…
このシリーズの最後はトートとエリザベートです。 夕暮れ時のスイス、レマン湖 ☆最初から読まれる方はこちらからご覧ください ↓ ↓ ↓ www.wind-waltz912.comwww.wind-waltz912.com 宝塚版の主役はトートで、東宝版はエリザベートです。 各国で上演されている…
『エリザベート』宝塚版と東宝版の違い 2. 今日はルキーニとフランツの登場です。 前回はちょっとマニアックなキャラクターからのスタートとなりました。 『エリザベート』宝塚版と東宝版の違い1.はコチラから 1915金貨。(左)フランツ・ヨーゼフ肖像。(右)…
宝塚版と東宝版の『エリザベート』、比べてみるといろいろと面白い発見があります。覚えている範囲で、うさぎ流に書いてみたいと思います。 (内容に触れることになります) いきなりですが、私はマックス(シシィのパパ)が好きです。 自由で束縛を嫌う開放的な…
レオナルド・ダ・ヴィンチ を描くストーリーって珍しい・・ 宙組のラインアップを見た時そう思いました。 今まであまり見たことがないのです。 ルネサンス期を代表する稀代の天才、ダ・ヴィンチ 彼を主役にした演劇や映画があるのかなと調べてみたら、今度デ…
こんにちは。うさぎです。 宝塚で上演されたロシア作品、結構多いんですね。 1番最近では『神々の土地』 朝夏まなとさんのサヨナラ公演でした。 3月にBSプレミアムで放送されることになり、あの感動をもう一度映像で観ることができると思うと嬉しいです。 …
こんにちは。雪うさぎです。 来月の雪組バウホール公演『義経妖狐夢幻桜』 ヨシツネ役 朝美絢さん 雪組の美しい実力派スターさんです。 源義経と言えば、優れた戦術家であったことが頭に浮かびます。 また弁慶など仲間にも慕われた人という印象。 そして、終…
『誠の群像』キャストも発表されて、公演もいよいよ近づいてきました。 あまりにも有名な土方歳三さん。 演じる望海風斗さん。 簡単にですが、土方歳三についてまとめてみました。 「男の一生というものは、美しさを作るためのものだ、自分の。そう信じてい…