風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

2018年の宝塚とこれからのこと〜月・雪組

 

今年とこれからの月・雪組

 

タカラヅカスペシャルが終わり、ちょっと静かな宝塚。

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今日は月組、雪組についての今年のこと、これからのことを書いてみたいと思います。

舞台の感想はその時々に書いているので、サラッと振り返ろうと思っています。

 

月組のこと


2018年の月組


月組は主要メンバーがそれぞれ異なった(被らない)タイプで、個性の違いがはっきりしているので、いつも興味深く観劇しています。


それでかどうか分かりませんが、各スターによって良いと思う作品がばらばらになりました。

例えば、男気溢れる珠城さん ( 珠城りょう )は『カンパニー』が良かったです。
誠実で優しい青柳誠二さんは、珠城さんの魅力を活かしたハマり役でした。

また美弥さん(美弥るりか)は『BADDY』
スイートハートの妖艶さ美しさは、向かうところ敵なしですねー。


宝塚的な正統派ニ枚目が似合うれいこちゃん(月城かなと)は『THE LAST PARTY』
破滅していくスコットを、憂いを帯びた面差しと静かな演技で好演。
うみちゃん(海乃美月さん)と大人のドラマを魅せてくれました。

ありちゃん(暁千星)はワイルドなヘミングウェイ役が新鮮で良かったので、これからは大人の役が増えてくることを期待します。

『THE LAST PARTY』は、いよいよスカステ1月に登場しますよ ♪  見てね^ ^


ちゃぴちゃん(愛希れいか)はやっぱり『エリザベート』
来年は帝劇で花總まりさんとシシィ役W主演が決まってます。

ちゃぴちゃんは予想通りの流れですが、お花さま頑張りますね〜^^
初演でシシィを演じたのが22年前だから恐るべしです。

2人は全く役作りが違うと思うので、ちゃぴちゃんには臆することなく自分のシシィを演じてほしいですね。


宝塚『エリザベート』と言えば、印象的だったのはフランツ役のれいこちゃんとルキーニ 役の風間くん。
4日間の代役公演は幻ではなく、この目でしっかりと観ました^ - ^
どちらも本当に素晴らしかった。
まだ研5の風間柚乃くんには驚かされました〜恐るべしPart2です。


月組の作品としては今年1番好きだったのは、『BADDY』です。
インパクトあったし、何度観ても楽しいのは素晴らしい。


これからの月組


来年は『ON THE TOWN』美園さくらちゃんのトップ娘役デビューですね!

タカスペでは緊張感のなか、堂々としたデビューだったと思います。


気になるのは美弥るりかさんです。
美弥さんが2番手のままでいいとは思いませんが、今の美弥さんの舞台がどれも充実していて素晴らしいので、満足してしまうところもあります。


もうすぐ『Anna Karenina』ですよ
美しい大人の香りがプンプンしますね。
うちの神棚には(笑)、妹1が引き当ててくれた奇跡のチケットがありますが、チケ難、高騰が続く中、ライブ中継は多くの方にとっての救世主になりそうです。


大劇場公演は宮本武蔵と佐々木小次郎ですか。
『夢現無双』の画像を見る限り、珠城さんは剣豪武蔵が似合ってますね。

トートもそうでしたけど、やはり宝塚包容力男役No.1だと思います。
もちろん小次郎役の美弥さんの美剣士ぶりも見逃せませぬ!

 

雪組のこと


2018年の雪組


雪組に関しては、更に書き尽くしてる感があります^^;
なので、なるべくサラッといきましょう。←自分に言い聞かせています。

 

今年はイェストン氏の名言「雪組は1つの大きなファミリー」を大きく感じた1年でした。

好きな作品は全てと言うのはナシでしょうか。

 

東宝では『ひかりふる路』『SUPER VOYAGER!』
「ワイルドホーン氏による素晴らしい楽曲でのオリジナル作品」という、大変恵まれたスタートでした。


『凱旋門』は1度目より2度目、回数を重ねるほどにじわじわとくる作品。
これも楽曲の素晴らしさに相まって、名作と言われる所以を感じました。


『Gato Bonito!!』は世界一かっこいいネコを中心に繰り広げられる熱いラテンショーでしたね。
望海さんの持ち味を十二分に発揮 = 私にとって最高に素敵なショー
という公式を作りました(//∇//)


全ツの『誠の群像』はストーリー的には普通でしたけど、新撰組隊士を中心に皆さん素敵だったのでOK、
望海さんが昔好きだった作品ということもOK、
土方歳三の生き方もかっこいいのでOK!


そして『ファントム』
だいきほ
のための作品というよりも、雪組全体のための作品。
今更感じる咲ちゃん(彩風咲奈)と翔ちゃん(彩凪翔)の存在の大きさよ!

『ファントム』での2人の活躍が素晴らしくて・・(T . T)
これももう、語り尽くした感がありますが。

 

もう一人、あーさ(朝美絢)の存在。
あーさも今年大活躍でしたね。
『義経妖狐夢幻桜』ヨシツネ役で主演を果たし、大劇場のどの役も着実に演じきったと思います。

新公は、あやなちゃん(綾凰華)が『ファントム』で有終の美を飾り、これからは縣千くんの活躍の場になりそうです。


終わりそうにないので、振り返りはこの辺で。


因みに『ファントム』は今年の私の好きな作品ベスト3に入ります。
あと2つは『ANOTHER WORLD』『あかねさす紫の花』


これからの雪組


まず、東宝は『ファントム』で幕開けですね。
大いに期待してください。
私の感動の炎はまだメラメラしてますよ。


次のトップコンビ率いる舞台は『20世紀号に乗って』
コメディということもあって、今までの雪組作品とは毛色が違うものになりそうですし、この舞台も期待しかありませんね。


さて『ファントム』で、安定のトップコンビと咲ちゃんの確固たる存在感を目の当たりにして、 雪組も充実期を迎えつつあるように感じます。

避けては通れないことで、来年には正式に(トップを見据えた) 3番手が決まるのではないかと思います。
劇団の構想は蓋を開けてみるまでわからず、いつでも、もどかしく悩ましい現実です。

 

一つポイントとなるのは、ひとこちゃん(永久輝せあ)かもしれません。
どの時期に、どんな形で、(場合によっては)別の組で、番手が上がっていくのか。

そのひとこちゃん、来年はいよいよバウ主演です。
『PR×PRince』題名がユニーク。
どうせなら思いっきり楽しく夢のある作品だといいですね。
先ほど画像の発表がありましたが、ノーブルで美しくてプリンスにぴったりですね。
ヒロインは潤花ちゃん。


来年のムラでの大劇場公演は一作だけ。
『壬生義士伝』『Music Revolution!』


この作品、舞台については、また時が来れば(濃密に)・・ということにしたいと思います。
後は秋の全国ツアーですね^ - ^


*゚゚゚゚**☆**゚゚゚゚*


星花月星宙、振り返ると組カラーがバラエティに富んでいて面白いです。


お気に入りの組だけを観るのも良し、興味のある作品だけを観るのも良し。
自分のご贔屓スターが光り輝いているのと同じで、贔屓組は特別なものがありますね

 

今回取り上げた月組と雪組、来年の別箱公演は2組ともブロードウェイ・ミュージカル、

大劇場ではどちらも人気作家原作の日本物のお芝居です。

そう言えば今年の2作目も『エリザベート』と『ファントム』と、どちらも海外ミュージカルでした。

 

全く組カラーが違うので、来年はその辺りも意識して楽しんでみたいと思います。

 

うさぎ 
www.wind-waltz912.com
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