風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

星組トップコンビ退団発表 〜 紅ゆずる & 綺咲愛里

紅ゆずる&綺咲愛里 退団発表

本日星組トップコンビ、紅ゆずるさんと綺咲愛里さんの退団発表がありました。

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10月13日の東京宝塚劇場公演『GOD OF STARS-食聖-』『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の千秋楽をもって退団され、
2月6日(水)に記者会見が開かれるようです。 

主演クラスの退団発表が続きます。

花組の仙名彩世さんは『カサノヴァ』にて退団、
先日は月組の美弥るりかさんが『夢現無双』での退団を発表されたばかり。

 

星組は『霧深きエルベのほとり』で退団される七海ひろきさんに続いての発表となりました。

今の宝塚の中核を担っているスター達の相次ぐ退団に時代の移り変わりを感じ、感慨深いものがあります。


私がトップコンビとしての舞台を観たのは、『アナザーワールド』と『霧深きエルベのほとり』の2作品だけです。

アナザーワールドを観て、それまで観ていなかったことを後悔しました。


紅ゆずるというスターは、技術面においては決して優等生型スターではないかもしれません。
この方が凄いのは、そのような基準を覆すパワーを持っていること。
また、トップに寄り添うタイプの綺咲愛里はどこまでも愛らしく、
2人で独特の世界観を作り上げ、ブレることなくそれを持ち続けているところに大きな魅力を感じていました。


『霧深きエルベのほとり』を、一緒に観劇したkちゃん。
初観劇ですっかり星組ファンになりました。

トップコンビに礼真琴、星組は観ているだけでワクワクすると。

kちゃんの言葉どおり、ワクワクするような星組を築き率いてきたトップコンビだと思います。

1公演の観劇ですっかり星組ファンになったkちゃん、ファンになった直後に退団発表という厳しい洗礼を受けることになりました。

それが宝塚であり、
その繰り返しの歴史です。

と、わかっているものの、何度繰り返されても退団に慣れっこになることはありません。


スカーレットピンパーネルで華々しいお披露目、大ヒット作となったアナザーワールド、そして話題の台湾公演。
さらに宝塚の名作霧深きエルベのほとりでの好演と、充実した宝塚トップ人生ではないでしょうか。

サヨナラとなる大劇場公演がお二人にとって有終の美を飾られることを願っています。


☆この後の星組公演☆


トップコンビ主演で
『鎌足−夢のまほろば、大和し美し−』
5月5日〜13日 梅田ドラマシティ
5月19日〜25日日本青年館ホール


礼真琴主演で
『アルジェの男』
『ESTRELLAS』
5月4日〜23日 全国ツアー

 

星うさぎ