風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

宙組『天は赤い河のほとり 2』悲しい恋

 

こんにちは。宙うさぎです。

 

 

『天は赤い河のほとり 』前回の感想の続きです。

(内容に少しふれています)

 

  『天は赤い河のほとり 1』はコチラからご覧になれます↓

www.wind-waltz912.com

このストーリーには、勇敢なヒーローとヒロインの希望に満ちた恋のかげに、もう一つの悲しい恋の物語がありました。

皇太后ナキアと神官ウルヒの秘められた恋です。

敵役としてカイル(真風さん)の命を狙うナキアを、幼い頃からからずっとウルヒは仕えて見守っています。

 

少女時代、故国の為に敵国へ嫁ぐことになった王女ナキア

今では権力に取り憑かれてしまった皇太后ナキア

 

そんな悲しいナキア役を純矢ちとせさん、

抑えた演技が光るウルヒ役を星条海斗さんが好演。

 

運命に翻弄されるナキアを救うすべもなく彼女に寄り添う切ないウルヒには泣けます。

 

このストーリーにおいての2人の役柄と演技は、物語をより深みのあるものにしているのではと思いました。

 

エジプトの将軍ラムセス役の芹香斗亜さん

『邪馬台国の風』以来久しぶりのキキちゃんは以前にも増して存在感を強く感じました。

演技も歌もパワーアップ!

癒し系のイメージがあったのに、ワイルドな感じで素敵!

ラムセスという役柄を上手く捉えていて良かったです。

 

ミタンニ王国のマッティワザ役は愛月ひかるさん

あいちゃんは演じる役の幅が広くて、いつも楽しみです。

今回は黒づくめでカッコ良くて、とても目立ってました。

あいちゃんにはもっともっと活躍してほしいです。

 

ザナンザ役の桜木みなとさん

カイルの腹心の弟でとても爽やかな皇子

ずんちゃんが出て来ると場が華やぎますね。

ブルーの衣装のカイルに対してピンクの衣装が良く似合うザナンザ

物語途中で命を落としてしまいますが、印象に残る役でした。

 

物語のはじまりの場面

ユーリが生きていた現代、古代ヒッタイト帝国があった遺跡で、、たくさんのタブレット(粘土板)が発見されます。

タブレットに記されたカイルとユーリの名前

時を超えて、歴史に刻まれた二人の愛の物語は今もロマンチックに力強く生き続けているのです。

 

最後に。

ストーリー全体を通してユーリに投げかけるカイルのセリフの数々は、真風さんならではの台詞回しが絶妙で良かったです。

『天は赤い河のほとり』はトップコンビの力強いスタートに適った舞台となったと思います。