あまりにも有名なトートのセリフ「死ねばいい」
決まらなければ、セリフだけが宙に舞い上がり、観る者の心は地に落ちてしまいます。
珠城トートの「死ねばいい」は、チカラある響きで、私の心をしっかり掴んでくれました。
このセリフについてはまた後ほど(^_−)−☆
妹3画
こんにちは。 月うさぎです。
月組『エリザベート』観劇感想①です。
今日は珠城トートについての感想を書きたいと思います。
(内容やセリフなど触れながらになります)
登場シーンの印象
1番ドキドキする瞬間です。
珠城トートは体格が良い方なので存在感があります。
髪型は金髪ロングソバージュのゴージャス系。
これは、トート役の顔立ちや体系とのバランスを取りながら、試行錯誤して決めるのでしょうね。
以前、朝夏トートが黒髪ストレートで登場した時は新鮮で素敵だった印象が残っています。
私はわりとスッキリ系が好きなので、珠城トートが後ろで束ねている時の髪型が良かったです。
顔色はかなり白めのトート。
歌い出しの声や雰囲気は包容力や優しさを感じさせるものでした。
それは意識してなのか、珠城さんから滲み出るものなのかはわかりません。
トートに優しさは必要なのか
私の理想のトートは、「普段はクールでシシィに関してのみ情熱的」
トートに優しさは必要ない。
と、思ってました。1幕が下りるまで。
トートに優しさや包容力を求めるかどうかは、観る人がそれぞれに決めることです。
ただ、必要ないと思っていた私が、2幕の途中から段々と珠城トートの包み込むような大きさや、優しい雰囲気が心地よく感じていきます。
最後の方では本気で珠城トートに連れてって欲しいと思いました(๑˃̵ᴗ˂̵)
単純な自分に笑えますが。
とても大切にしてくれそうな感じがしますね❤︎
トートとして、好みは大きく分かれるかもしれません。
皆さんはどのように感じるでしょうか。
1幕 シシィとの出会いから
♪ 話を戻して、シシィがロープから落ちて冥界へ迷い込む場面
椅子に座って現れるトート、非常に美しいです。
ただ黙って座っているだけなのに、全てを包み込むような空気感。
やはり、これは珠城さんの醸し出す雰囲気なのかなと。
♪1幕の大きな見せ場となる『最後のダンス』
結婚式の日に舞踏会で、クールなトートがシシィにアプローチして、激しく歌い踊る場面。
ここはもう少し声に迫力がほしい感じもしました。
これから更に熱くなっていくことを期待します。
♪ 愛希シシィについてはまた別で述べたいと思いますが、改めて2人はぴったりで素敵なコンビだと思いました♡
お転婆な感じの可愛いシシィと大きく包容力のあるトート
思い出したら涙が出てきそう( ; ; )
2幕 「死ねばいい」
さて、私が抱く「クール1本 時々 情熱」という標語のようなトート像 (๑˃̵ᴗ˂̵)
違うタイプの珠城トート。
それはそれで興味をもって観ていましたが、先述したように2幕になってから少しずつ心を動かされていきます。
♪ 医者になりすまして現れるトート
ここのシーンのやりとりで発するのが冒頭のセリフです。
「死ねばいい」
人間的に考えると、これ以上ないくらい酷い言葉ですが、トートの立場で考えてみると、一種の愛の告白になるのでしょうか。
「死ねばいい」=「俺についてくればいい」
みたいな。
違うのかな?
それとも気づくのが遅い?
まぁ私は今回初めてそんな風に感じたわけです。
ここの珠城トートが素敵なんですよ。
ぐいぐいと押してくる力強さ。
今までとは違うトートにハッとする。
私がシシィなら、取り敢えずこの辺でついていきますわね♡
ここで落ちないエリザベートはやはり只者ではないと思った〜笑
珠城トートの「死ねばいい」
言葉にチカラがありました。
とても良かったと思います。
♪「闇が広がる」
大きな場面を見逃してしまいました(๑˃̵ᴗ˂̵)
登場場面が多くないルドルフに集中するあまり、ここでのトートのことをあまり覚えていません ^^;
1番好きなシーンなのに。
ごめんなさい。
暁ルドルフについてはまた今度。
もう一度観劇予定があるので、その時はトートに集中します。
もちろん、全く覚えてないわけではありません(^-^;
歌に関しては1幕より2幕の方がより安定感を感じました。
♪ エピローグ
物語の最後の最後、トートの元へたどり着いたシシィ♡
白い衣装がとっても綺麗です。
2人の並びに涙が出そう・・
何て素敵なシーンなんだろう。
フィナーレ
ここもしっかり目に焼き付けたいところです。
いつものごとく華やかですが、特に印象に残ったのは「最後のダンス」をアレンジしてのたまちゃぴのデュエットダンスですね。
珠城さんの圧巻のリフト、かっこいい!
まさに、2人にとっての最後のダンス
〜またもや 涙
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珠城トート、当たり前のことですが、珠城りょうさんの持ち味や個性がそのまま出ている感じのトートでした。
ポンとハマる方もいれば、自分のイメージするトートと違うと感じる方もいるでしょう。
また、私のように最初は違うと感じていても、徐々に珠城トートに魅せられていく方もいると思います♡
妖しさや恐ろしさはあまり感じないかもしれない。
だけどずっと愛する人を見守り待っていてくれる。
その人がいつか辿り着く港で。
そんな、大きなトート。
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これから観劇予定のある方は楽しみにしてください。
いろいろとアレコレ感じることが観劇の醍醐味ですね。
わたしはまた珠城トートに会えるのが楽しみです。
あと、今回ところどころ演出が変わったかな?という箇所がありました。
少し曖昧なので割愛しましたが、そこも楽しみな観劇ポイントになるかと思います^ - ^
次回は愛希エリザベートと美弥フランツについての感想を書きたいと思います。
かなり長くなりましたが、最後までお読みいただいてありがとうございました ♪