風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

真風涼帆「安倍泰成」「ダ・ヴィンチ」2つの顔を演じる

陰陽師とマエストロ


『白鷺の城』『異人たちのルネサンス』
明日、いよいよ宙組公演の初日を迎えます。

トップ真風涼帆さんが演じるのは、陰陽師とマエストロ(芸術家)という二つの顔。


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白哲の貴公子  安倍泰成


「あべのやすなり」と読むのですね。
実在の人物で、有名な安倍清明の子孫です。


「陰陽師(おんみょうじ)」は当時の官職の一つでした。


時代の流れとともに仕事の内容は少しずつ形が変わっていきますが、
泰成の時代は、暦の作成、時間の測定、天文占星術、あと呪術や祭祀なども行なっていたようです。


この日本物レヴュー『白鷺の城』、ストーリー仕立てということで何やら面白そうです


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ショーの中核となりそうな玉藻前(たまものまえ) 伝説とは何でしょう。


一人の絶世の美女。
たちまち鳥羽上皇の寵愛を受けて側室になり、玉藻前と呼ばれるようになる。
しかし、それ以来、悪霊によって上皇の健康状態が悪くなってしまう。


時の陰陽師であった阿部泰成、悪霊の正体は妖狐であり、玉藻前の仕業と見破る。

阿部泰成と玉藻前の対決が始まる・・


やはり面白そう^ ^

お稽古風景の様子、プロローグはチョンパで華やかに。
皆さんの着物姿も素敵です。

 

天才 ダ・ヴィンチ

 

お芝居は『異人たちのルネサンス』
芸術の都フィレンツェを舞台にストーリーが繰り広げられます。


真風さんが扮するのは万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。


ダ・ヴィンチで私が連想できるのは、天才、ルネサンス、画家。
作品としては「モナ・リザ」「最後の晩餐」「ウィトルウィウス的人体図など。
そして、ダ・ヴィンチ・コードかな(//∇//)

天才というのは幸せなものなのか、それゆえの苦悩の方が大きいのか、私など想像も出来ません。


ダ・ヴィンチの作品はあまりにも有名ですが、実際に彼の素顔は、よくわからないですね。
そこに想像の余地があり、オリジナル作品の楽しみや期待もあるように思います。


ストーリーは、ダ・ヴィンチと彼を取り巻く人々との愛憎、また三角関係を描くということで、ちょっと大人の感じでしょうか。


お稽古映像では、まどかちゃんが大人っぽい感じで良かったですよ^ - ^


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数々の名言を残したダ・ヴィンチ
少しだけ紹介します。


☆シンプルさは究極の洗練である。


☆美しいものと醜いものは、ともにあると互いに引き立て合う。


☆芸術は真実をかたどったものである。


☆孤独であることは救われることである。


☆充実した一日が幸せな眠りをもたらすように、充実した一生は幸福な死をもたらす。


優しさと力強さのある言葉ですね。

 

演出家2人が真風涼帆に期待すること


『白鷺の城』大野氏
「色気や妖しさを放つ真風涼帆。育ちの良さや品のある泰成の風情を出すことで新たな引き出しを増やしてほしい。」


『異人たちのルネサンス』田淵氏
「キーワードは才能ゆえの苦悩。早くから注目を集めてきた真風涼帆と天才と言われながら創意工夫してきたダ・ヴィンチに共通するものがある。同時に、真風の潜在的な魅力も引き出せたら。」


お二人とも真風さんにはまだまだ新しい引き出しがあるということを表明、かなり期待を込めての作品になっているようです。


明日の初日が楽しみですね(*^^*)


宙うさぎ♡