風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

「月城のえと文 かな、と」〜歌劇を読んで、れいこちゃんのこと

月城のえと文  かな、と


今年の歌劇は初頭かられいこちゃん(月城かなと)が、えと文を担当するということで、楽しみにしていました。

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れいこちゃんて、知的なイメージがあって文才もありそうじゃないですか。
あまりふざけたことも書きそうな感じがしないのですが、どうでしょう。
その辺も注目でした。

 

月城かなと、書きます。

 

意外や意外、最初は自信がなくて、お断りしようかなぁと思ったそうです。

だけど宙組では、忙しいであろう星風まどかさんが引き受けたということを聞いて、
書くことを決意されたようです。
男役10年、月城かなと、書きます」と。本当に真面目そう♡


待ちに待った1月号。
題字は蒼真せれんさん。

一気に読んで、また読み返して・・

面白い
れいこちゃん、こんなにユーモアたっぷりに!

言葉の選び方にセンスが感じられて、文章も上手いなぁと思いました。
テンポも良くて読みやすく、次が楽しみになりました。

 

私が嬉しく感じたのはそれだけではありません。

えと文は、組の観察や取材が必須です。

れいこちゃんが楽しそうで。
上級生からも下級生からも愛されているような、そんな微笑ましいエピソードが満載なところがとても嬉しかったです。

 

少し話は飛びますが。
以前インタビューで、れいこちゃんは「自分を変えたい」と言われてました。
これは多少の差はあっても誰でも思っていることかもしれません。(私は年中)

あるいは、向上心が高い方なのかもしれません。

また、ちゃぴさんとのトークでは「私、前よりよく喋るようになったでしょ」と。

大人になると、何かきっかけがなければ、自分を変えるのは難しいと思いますが、れいこちゃんには、組み替えという大きな出来事がありました。

もしかしたら、それが1つのきっかけとなって、新しい(気づかなかった?)月城かなとを発見されたのかもしれません。

舞台においても、組み替えを機に、いい意味で違った魅力を見せてくれる人は多いですしね。


大人で静かな雰囲気のれいこちゃんですが、きっと楽しく茶目っ気な要素もたくさん持ち合わせているのではないかな。

この、えと文から、それが伝わってきて、とても良かったと思います。

 

これからの「月城かなと」


雪組時代れいこちゃんは、花組から異動してきた望海風斗さんに出会って、
「こんな男役を目指したい。でも自分にはなれないと思った。(ニュアンス)」と思ったそうです。

もちろん、なれないのではなくて、望海さんとれいこちゃんの輝きは、それぞれ別のところにあるからなのですが。
望海風斗は望海風斗
月城かなとは月城かなと


各トップさんはそれぞれに確立した男役像を持ってられますし、何かと話題の95期生の皆さんもそれぞれ輝きが違いますね。

その中でれいこちゃんにも自分の理想とする男役像がしっかりあるだろうし、その魅力を最大限に生かして輝いてほしいです。


敬愛する美弥るりかさんが次の公演で卒業されるのは、とても寂しいと思いますが、
月組に馴染んで急成長を遂げているれいこちゃんなので、
劇団さん、もう組み替えとかはやめてね。


最後に、3月号の「月城のえと文 かな、と」によると、
次回のタイを題材にした月組のショーが、何だかとても面白そう!

セクシー組長(光月るう)がセクシー炸裂?のようです。
れいこちゃん、楽しい情報をありがとうございます。
3ヶ月間、お疲れ様でした^^


月・うさぎ