素晴らしい彩・彩・彩
今日は新元号の発表がありましたね。
「令和」
典拠は万葉集ということですが、私にはあまり聞きなれない言葉です。
徐々に慣れていくのでしょうが、平成もあとわずかになり昭和がどんどん遠くなって行き、少し感傷的になったり、新しい希望を抱いたり、いろいろな思いが胸中に広がります。
さて、『20世紀号に乗って』今回の感想は真彩希帆さん、彩風咲奈さん、彩凪翔さんについて感じたことを。
感想⓵です↓
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真彩希帆 リリー・ガーランド
感想➀でも語りましたが、この作品は真彩希帆スペシャル感があります。
賑やかにスピーディに展開するストーリーを、出ずっぱりの望海風斗さんがしっかりと流れるように作り上げていくので、
真彩ちゃんは自由に大胆にリリー役を表現することができます。
宝塚娘役は寄り添うタイプが王道であると思ってましたが、
望海さんには真彩ちゃんのような相手役が必要だったのでしょう。
真彩ちゃんも然り。
改めて2人のコンビネーションの良さを感じる舞台になりました。
今回は真彩ちゃんの魅力を最大限に引き出せるミュージカルであったことは間違いないし、今後2人がトップの間に、もう一作品海外ミュージカルがくるのではないかと思うのですがどうでしょう。
彩風咲奈 ブルース・グラニット
2番手時代というのは美味しい役が多いですね。
咲ちゃんの場合、望海さんとは友人役、父親役、そして今回はライバル役とバラエティに富んでいて、どれも美味しい役どころです。
凱旋門では俳優役でしたね。
咲ちゃんは若手時代はずっと雪の王子様的な美しいイメージがありましたが、キャリエールという渋い役の好演で殻を破り、
今回またブルースという、とんでもなく面白い役で殻を3つくらい破って(笑)、どんどん研ぎ澄まされていくような印象です。
次々と開かれるドアで頭を打つという古典的なギャグもスタイル抜群の美しい咲ちゃんがすると、もう笑うしかない。
とにかく可愛い役で目立つ役、
歌もめきめきと上達して素晴らしいです。
今年か来年、別箱で咲ちゃんの主演があるのなら、ちょっと悪そうな役なんかも見てみたいなぁと思います。
彩凪翔 フラナガン
翔ちゃんの役は車掌さんですが、今回はポーター4人を従えてのダンサー彩凪翔を満喫できます。タップはもう最高です!
車掌さんだから、個性の強い乗客たちとはちょっと離れたところに位置付けされていて唯一まともっぽい感じです。
その意味では皆んなに比べておとなしめの役かもしれません。
が、
そこは凪様!
出てくるだけで、華やかでかっこいいのです。
ポーターさんたちの真ん中に立ち、こんなに見事に踊れるのは翔ちゃんしかいないと思いました。
フィナーレの翔ちゃんを観ていると大人っぽさも感じてどきどきします。
お芝居も、役のジャンルを問わず手堅く演じられるので安心感がありますね。
次の雪組公演は和物ですが、和物姿が抜群に美しい翔ちゃんのお芝居が楽しみです。
彩り豊かな3人のこれから、ますます楽しみです♬
感想続きます。
雪うさぎ