風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

雪組『壬生義士伝』感想③ 大野一家・彩風咲奈と鹿鳴館・凪七瑠海を中心に

『壬生義士伝』今日は大野一家鹿鳴館のチームについての感想です。  

 

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咲ちゃんがキャリエールの好演を踏まえて、どんな次郎右衛門になるのか。
そして、専科から出演のかちゃさんはどんな役なのか。
とても楽しみでした。
ネタバレあります。

 

 

大野家

 

大野千秋とみつは、大野家の人なのですが鹿鳴館チームで登場します!

 

大野次郎右衛門   彩風咲奈 


華美な役ではないけれど、風格と美しい佇まいを必要とされる大野次郎右衛門役、
咲ちゃんにはビシッと決めてほしい思ってました。

望海さんとはファントムで父子として息が合ってましたが、この舞台では竹馬の友としてしっくりはまっていたように思います、


貫一郎としづは、まだ人物像が捉えやすく、役の色もはっきりしていますが、
次郎右衛門は生い立ちや立場、状況から複雑な心情を抱えていていて、本音と建前の狭間で揺れる役です。
役作りという点ではかなり大変なのでは^^;

また、私は後半の描かれ方が全体的に急ぎ足に感じられたので、演じ手は更に難しかったのではないかなと思いました。


若き日の次郎右衛門は、好きなしづが貫一郎を夫に選んでも、カラッと笑い飛ばす大らかさと明るさを持っていて、
咲ちゃんの爽やかでノーブルな顔立ちと相まって清々しい青年像を作り上げてました。

次郎右衛門はその後の吉村家に起こる悲劇を全て見ているので、貫一郎の気持ちは痛いほどよくわかっているはず。
貫一郎の側でそっと見守る様子の咲ちゃんの表情が切ない。
そして貫一郎だけではなく、しづや子供たちのこともずっと見守っていました。


先ほど、後半部分が急ぎ足に感じると書きましたが、
過去に演出を何かとつついていた時期もありましたが、こだわり過ぎて夢の世界も楽しさが半減してしまって(T . T)

自分が楽しんで観劇できるさじ加減を見つけることで今は楽しんで観ることができています。

と言いつつ、ポロポロっと言いますけど> <
まぁ、ほどほどに。


大野次郎右衛門に話を戻します。

次郎右衛門が貫一郎に切腹を命じた夜、貫一郎の為に自ら南部米のおにぎりをにぎります。

自分の命令によって大切な友を失おうとしている、いうに言われない悲しみを描いているシーンです。

ここからは咲ちゃんがエンディングへ向けて舵をとっていきます。
世間に見せる厳しい顔と、家族や友を思う優しい心と。


昨日の観劇で気づいたのは、母親に、貫一郎に、家臣に、息子に、それぞれに語りかける声が自然な感じで違っていること。
咲ちゃんはとても繊細な演技ができる人だと思いました。

歌にも気持ちがこもっていて、この公演で咲ちゃんのここ1年の歌と演技の躍進ぶりを改めて感じました。

咲ちゃんのキラキラが観たい人も安心してください。
ショーで思いっきり楽しめます

これからの咲ちゃんですが、、
望海さんに個性の強い役が多いこともあってかどうか咲ちゃんに濃い役、悪い役はなかなか回ってきませんね。
別箱主演公演は楽しみですが。
一度、真っ白な望海さんと真っ黒な咲ちゃん、どうでしょう!


あ、次は望海さんギャングでしたね(≧∀≦)
この流れ、やっぱり私は好きです。

 

ひさ   梨花ますみ

 

次郎右衛門の生みの母で、ひっそり身を隠すように暮らしていて、
時折、次郎右衛門がこれまたひっそり訪ねて来ます。

次郎右衛門はこの母と暮らし、貫一郎と共に学び遊んでいた頃が1番楽しかったのかもしれませんね。

梨花さんのひさは自分の運命を受け止めて覚悟ができている、凛として芯の強そうな母親です。

 

佐助   透真かずき

 

忠実な大野家の下男としてりーしゃさんは今回もホントに素晴らしく、南部弁も流暢でお芝居の中でとてもいい空気を出してくれています。

佐助は、立場的に大きくは目立たずに控えめに、だけど次郎右衛門にとって大きな役割を果たしてくれているようです。

次郎右衛門が貫一郎の苦しみを見ていたなら、佐助はその次郎右衛門の苦しみをも見ています。

おにぎりを握るシーンは、それぞれの悲しさが伝わってきて、りーしゃさんと咲ちゃんの演技が本当に素晴らしいと思いました。

 


鹿鳴館

 

チームとしての鹿鳴館の感想は感想①で書いたので省きます。

松本良順  凪七瑠海

 

ストーリーテラーとして、貫一郎の生きた時代を振り返り説明しながら話を進めていきます。

松本良順はは、特に生前の貫一郎と深く関わったわけではありません。
 
実はもう少し吉村と関わった人(例えばこの舞台には出てこない原作の証言者)に設定する方が良かったのではないかと思ったのですが、
それでは斎藤のように感情が入りすぎるかもしれませんし。

やはり元新撰組隊士ではなく少し離れたところから貫一郎を見ていた人物をストーリーテラーの中心にする方が良いのかもしれません。

(初演時『エリザベート』でルキーニという発想も衝撃でしたが)

この舞台ではその人物が松本良順という、私には思いつかない発想でした。(当たり前だ)
 
前置きが長くなりました。
かちゃさんのエリート感は半端ではありません。
すごい名医に違いない、と思わせる軍医総監。
さすが!
 
ストーリーテラーとしてはさらさらと流れるように話を繋げていきます。
 
流れるようにと言うのは、思うよりずっと難しいでしょうね。
間の取り方もありますし。
若手の方では難しいかと。
この鹿鳴館の設定をするには、やはりかちゃさんの力が必要だったと思います。

あるいはかちゃさんがいるから、この設定が実現したのか。


望海さんとはまた別な持ち味のかちゃさんの出演は、雪組にとって良い刺激になったと思います。

 

大野千秋   綾凰華

 

幕末にも明治にも登場して出番が多いです。
お芝居は安定感がありますね。
聡明で温かい人柄がよく表れてました。

あやなちゃんのイメージは優しい顔立ちから癒し系の人でしたけど、
RRでは男役の色気も感じられたし、まだまだたくさんの引き出しを持っている人ではないかと思うので、これから楽しみです。

 

みつ(成人) 朝月希和

 

幼い日のいつも泣いていた小さな女の子の姿はありません。
あの壮絶な日々を過ごしたみつがこんなにも快活な人になれたのは、他ならぬ千秋の愛情があったからでしょう。

ひらめちゃんはそんな悲しい過去を乗り越えてきた強さと明るさを持つ素敵な夫人として明治の世に存在していました。

 

 夫人たち

 

ビショップ夫人  舞咲りん
松本登喜         千風カレン
鍋島栄子         妃華ゆきの 

明治に生きる鹿鳴館に強く美しく咲くご婦人方。
かちゃさんと共にストーリーを進めていきます。
存在感たっぷりでそれぞれに適役かと思います。

 

素敵な時間

 

昨日は初めて望海風斗さんのお茶会に参加させていただき夢の様な時間を過ごしました。

そしてますますファンになりました

ご贔屓は舞台だけで と思っていて、過去に参加したお茶会もご贔屓ではない人という変わり者です。かなり前のことで忘れかけていましたが。

それを覆してくれたのが望海さんであり、こんな私に声がけしてくださった方。

感謝しています^ - ^

 

感想、、なかなか進みませんな〜
1日があっという間に過ぎてしまいます
思い切って朝型に変わろうかと思ってますが、多分無理でしょう。はい。

続きます

雪・うさぎ

 

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