風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

真彩希帆 MS『La Voile』優しい風に包まれて

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真彩希帆さんのミュージック・サロン『La Voile』(夜の部) について少し感想を書いてみます。

 

最初に1番感動したことを。
真彩ちゃんが作詞したオリジナル曲「My ever lasting dream-私の永遠に続く夢」
歌詞に込められたメッセージが素敵でした。(作曲:青木朝子)

♪優しい風に包まれていると

 望海さんのことですよね?

♪出会えた奇跡にありがとう

 想像の域は出ませんが、ここも望海さんへのメッセージなのかなと。

この歌には生まれてきた意味、歌が好きなこと、夢を持つこと、出会えた人への感謝の気持ち、これから始まる冒険など真彩ちゃんが伝えたいことが詰まっています。

今まで歩んできた歴史や未来への出帆を感じるとても力強い歌なのです。

いきなりアンコール曲から始めましたが、昨夜の『La Voile』はそんな真彩ちゃんの数々の歌に五感を刺激されて大変感動しました。

生演奏に素敵なドレス、今現在できうる限りの最高のセッティングで行われたように思います。

また、雪組出演者(綾 凰華、眞ノ宮 るい、一禾 あお、壮海 はるま)のチームワークもよく、歌姫とのデュエットはそれぞれに素敵でした。
今後大きな糧となりそうですね。

トークの内容も微笑ましく真彩ちゃんの温かい人柄を知ることになり、改めて雪組のトップで良かった、望海さんの相手役で良かったと思っています。

 

歌の上手さは折り紙付きですが、宝塚歌劇の名曲をはじめ、日本物、ジャズ、オペレッタ、挙げ句は日本民謡まで(笑) 披露されたのには驚きでした。素晴らしい!

音楽に天賦の才能があってもこれほど幅広いジャンルの歌を自在に歌いこなすにはかなりの努力も重ねてこられたのではと。

 

「シャロンのテーマ」(琥珀色の雨にぬれて)シャロンは天使ではないけれど歌声は天使です。
軽やかで伸びやかで何度聞いてもときめきます。

「ダンスはやめられない」(モーツァルト!) 数年前に井上芳雄さん主演のミュージカルを観劇した時に平野綾さんが歌ってた曲。
モーツァルトの妻コンスタンツェの内面の危うさを表現した激しめの曲。
シャロンと全く違う歌声に聴き入りました。
天使もどちらも魅力的で、まるで歌の魔術師のよう。

 

1曲1曲昨夜の夢を思い出しているのですが、お披露目公演のSVで希望という名の大きな海原へ出航したのがついこの間のことのように思えます。
そしてMSのタイトルも『La Voile(ラ ヴォアル)』出帆
真彩ちゃんにとって未来の全てが冒険の旅なのかもしれませんね。

生まれた時から歌うことが好き、音楽が大好きという真彩ちゃんの溢れる思いがたくさん詰まった素敵なMSに、笑いあり涙ありの至福の時間を過ごしました。
これからの真彩ちゃんの夢も叶うことを祈ります。

このミュージック・サロン、もしかして誰もいない客席に真彩ちゃんは薔薇の花束を抱えた望海さんを感じていたかもしれません。
そんな妄想も楽しいものです。

 雪・うさぎ

 

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