風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

2019年の宝塚歌劇を振り返って

 

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皆さん今年1年も宝塚の舞台を楽しまれたでしょうか。
数多くの観劇をされた方から、1度の観劇の方、贔屓の組を中心に観劇される方、全ツのみの方、ライビュのみの方、状況によってそれぞれの楽しみ方があったと思います。
また今年は事情で観劇できなかった方もいるかもしれません。

私も全く観劇できない年もありました。

今年は恵まれた環境にあったので私的には観劇を十分に楽しむことができました。

また観劇は舞台であれ映像であれ、自分の目で観たこと 耳で聴いたこと 心で感じたことを大切にしたいと思いますが、他の方の感想から気づくこともたくさんありました。

 

今年最後のブログ記事として、宝塚歌劇2019年について振り返ってみます。

昨日届いた望海さんのCD「GIFT」についてはまだしっかりとした感想は書けませんが今年の大切な出来事として少し触れたいと思います。

今年は宝塚大劇場公演は5組全て観劇しました。タカラヅカスペシャル2019はライビュのみ。
ここでは別箱で観劇したものだけ記します。

月組
アンナ・カレーニナ
ON THE TIWN
チェ ゲバラ

雪組
20世紀号に乗って
PR×PRince
はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution!
ハリウッド・ゴシップ

星組
鎌足
アルジェの男/ESTRELLAS
ロックオペラ モーツァルト
龍の宮物語

 

トップとはまり役

 

自分が描くトップのイメージと作品の役柄がぴったり合うと、作品力がアップしてより楽しめるように思います。

例えば
『CASANOVA』の明日海りお
I AM FROM AUSTRIA』の珠城りょう
『20世紀号に乗って』の望海風斗
『霧深きエルベのほとり』の紅ゆずる
『オーシャンズ11』の真風涼帆

望海さんだけ別箱作品ですが、20世紀号でのハマり具合が半端なかったのでこちらをあげてみました。

 

特に好きだった作品

 

大劇場公演も別箱公演も合わせて考えてみます。 

「作品」として良かった(好きだ)と思ったのは

霧深きエルベのほとり
20世紀号に乗って
龍の宮物語

3作品です。

感想等はここでは割愛しますが、全く異なるこの3作品はそれぞれに余韻が残る作品でした。

こうしてみると、今年は特に星組作品に好きな作品が多かったです。
『鎌足』も良作でした。
『ロックオペラ モーツァルト』『食聖』は、主演の持ち味を生かせたという点でお披露目とサヨナラに相応しい良い作品だったと思います。

 

また、CASANOVAの華やかさ、Iafaの温かさ、壬生義士伝の力強さ、オーシャンズ11のかっこよさ

トップと役柄が合っていると組子たちの力も増して来て、先述したように本来の作品力もアップすると改めて感じた舞台です。

ショーは今年どの組も良かったです。

宙組に関しては『アクアヴィーテ‼︎ 』は真風さんがトップになられてからの宙組で1番好きなショーです。

そして贔屓組の『Music Revolution! 』は最初から最後まで余すところなく楽しめるショーであったことをここに記しておきます。

 

宝塚OGの活躍

 

OG出演の舞台で観劇したのは
『ベルばら45』
『わたるのいじらしい婚活』
『ロミオとジュリエット』

『ベルばら45』では多くの懐かしいOGの皆さんを、『いじらしい婚活』では今年舞台生活30周年になる今も変わらず素敵な湖月わたるさん、ゲストの朝海ひかるさんの活躍を観ることができました。
どちらも感想を書いています。

また、感想を書くタイミングを逃しましたが『ロミオとジュリエット』
キャピュレット夫人役の春野寿美礼さんの歌声はさすがに素晴らしく、宝塚ファンとして誇らしい気持ちになりました。

 

今年印象に残ったスターさん

 

今年特に印象に残った生徒さん
(トップは除いています) 敬称略

美弥るりか
天寿光希
鳳月杏
彩風咲奈
瀬央ゆりあ
瑠風輝
風間柚乃
彩海せら

海乃美月
有沙瞳
音くり寿
きよら羽龍

一樹千尋
英真なおき
華形ひかる

別箱公演の観劇が雪月星組に偏ったことが影響しているようで、3組の生徒さんが多くなりました。
来年は花宙組も観たいですね。

 

夏のFNS /「GIFT」ーNOZOMI FUTOー

 

今年の出来事ということでいうと夏にはFNS歌の夏まつりで雪組メンバーが大活躍でした。

そして今年最後に届いたビッグプレゼント!
望海風斗さんが自ら選曲してレコーディングされた宝塚の名曲が詰まったCD「GIFT」です。

またメイキング映像、ミュージッククリップを収めたブルーレイもついているのですが、これはまだ見ていません。
年が明けてから綺麗に片付いて浄化した清い部屋で(笑) 見ようと思っています。

さてCDはさすがに待ちきれず何度も聴いていますが、古参ファンながら所々観劇にブランクのある私でも馴染みのある曲が多く、また望海さんに歌って欲しいと思っていた曲もあったりで、とても嬉しいです。

 

「GIFT」の中から2曲だけ感想を。

 さよならは夕映えの中で
ー風と共に去りぬー

お馴染みの曲ですが、夕日をバックにバトラーがスカーレットに別れを告げて去って行くところで歌う、言わば壮大なストーリーの最後に歌われる大切な曲です。

この歌を初めて舞台で聴いた時は大人の男の背中に惚れ惚れして(笑)、バトラーに恋しましたよ
「明日になれば」など、真彩ちゃんのスカーレットナンバーも聞いてみたい。

愛するスカーレットがようやく自分への愛に気づいたことで、バトラーにはやり直すという選択もあったけど、彼はそうしなかった。

傷つき、全てを終わらせて振り向きもせず去って行く…
やっぱりかっこいいですね〜 切なさを秘めた旅立ちに、バトラーの男としての生き方の美学がこの曲に込められています。

曲調は悲しい感じではないのですが、それだけに彼の心の悲哀を込めるのが難しそうです。

望海さんの歌にはバトラーのドラマが見えてくる。
素晴らしい一曲です。

 

アマールアマール
ーノバ・ボサ・ノバー

実は大石内蔵助より、バトラーより、望海さんに演じて欲しい役がこのソールです。

役に関して滅多に条件をつけませんが、トートとソールは超がつくほどの歌うまが理想です。

『ノバ・ボサ・ノバ』は宝塚作品の中で燦然と輝くショーの一つ。
舞台がブラジル、リオのカーニバルの出来事ということで舞台で思いっきり熱く踊り狂い歌う望海ソールが素晴らしい(←観ていません 演ってません)

…とまぁ、舞台が見えてくるという点でやはり素晴らしい望海さんのライライライ

これからも生き続けてほしい名曲であり作品としてこの曲を収めていただけたことはとっても嬉しいです。

 

急ぎ足になりましたが、このCDについての感想を書くと長くなることが今わかりました。
また後日改めて記事にできれば(いいなー)と思います。

 

宝塚歌劇の未来

 

今年は紅ゆずるさん、明日海りおさん始め、今の宝塚を支えてきた多くの生徒さんの卒業がありました。

先日2019宝塚グランプリも発表されたことでこの1年も幕を下ろそうとしています。

1914年(大正3年)プールを改造したパラダイス劇場でスタートした宝塚歌劇。

『ドンブラコ』から始まり、紆余曲折ありながらも105年。
来年年明けの大劇場公演は雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』
時代は桃太郎からギャングへ。

 伝統を大切に、同時に新しい挑戦も。
そのようにして宝塚歌劇の歴史が続いているように思います。

震災により宝塚の街並みも変わり、宝塚ホテルも新しくなりますが、思い出は残り夢は未来へと繋がり広がっていくことでしょう。

 

今年も拙ブログをご訪問くださりありがとうございました。
皆さまにとって来年も宝塚歌劇を通して彩ある素敵な日々となりますように。

 

うさぎ

 

『タカラヅカスペシャル2019-Beautiful Harmony-』感想ー夢に泣いて夢に酔う時

 

『タカラヅカスペシャル2019-Beautiful Harmony-』ライブビューイング感想です。

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泣いたり笑ったり、今年のタカスペはいつもより気持ちが大きく揺さぶられながらも楽しい時間を過ごすことができました。

今年は特に望海さんと真彩さんに対する思い入れが強くて( いつもですね )、
全体の感想を書いてますが、途中(こっそり)雪組特集があったりします。
それでは順不同、思いつくままに書いていきます。
(今回は全て愛称ではなく名前で)

  

各組トップコンビ


今年学年が1番上になるのは雪組望海風斗さんと真彩希帆さんです。
初日の終了後あちこちで望海さんと真彩さんのラスボス感という言葉を目にしましたが、実際に観て私もそのように感じましたね。
圧倒的なオーラと存在感がありました。

そしてこちらも貫禄と安定感の宙組真風涼帆さんと星風まどかさん。
真風さんはトップが横並びになると一際大きく颯爽としていて思わずザ・男役!と叫びたくなるほど。

トップとして初めてタカスペの舞台に立つのは花組の柚香光さんと華優希さん、
星組の礼真琴さんと舞空瞳さん。

2組の持ち味が全然違っていていいですね。
いかに男役としての自分の魅せ方を知っているかが大きなポイント。
異なる魅力があるので、それぞれ持ち味を存分に生かして大きく飛躍されるよう、宝塚のいちファンとして期待しています。

 

世界の終わりの夜に」


各トップスターのSpecial Songは皆さん聞き応えありました。
望海さんが歌われたのは「世界の終わりの夜に」

この曲は元X JAPANのYOSHIKIさんが作詞作曲した楽曲を、2004年『TAKARAZUKA舞夢!』のショーの中で当時花組トップだった春野寿美礼さんが歌われた曲。
特別な曲ですね。

初日望海さんがこの曲を歌われたという情報が入り懐かしさがこみ上げてきたオサさん大ファンの妹1。
あの曲を望海さんが…と。

素晴らしい歌い手の春野さんから望海さんへと歌い継がれることで名曲はずっと生き続ける。
深みのある声と表現力は、語りかけるように心に染み入り、心を掴まれて、
望海さんが届けてくれた愛の祈りは永遠に胸に刻まれると思います、これからもずっと。

かつて妹が涙したこの歌を15年後の今日、姉の私は涙なしに聞くことはできませんでした。

 

雪組にフォーカス!

 

全体の中から雪組メンバーの活躍をまとめてみます。

Music Revolution!

雪組メンバー10名でパワフルに。
蘇りますね、音楽の戦士たちのメロディ🎵

 

雪組コーナー 

2組に分かれます。
まず『ルパン三世』のメンバー登場
次元に扮した彩風咲奈、五エ門の彩凪翔、懐かしい。
2人とも当時より更にカッコよくて、色気が半端なかったです。

ルパン三世役は朝美絢綾凰華
トレードマークの赤ジャケを2人が一緒に着ると素敵かっこいい!

不二子役は4人、星南のぞみ野々花ひまり彩みちる潤花
お色気というより可愛い感じですね。

ルパン三世のテーマを歌ったら次に登場するのはトップコンビ。

 

ここでまさかの『ひかりふる路』
お披露目公演の時にして完璧だと思ったロベスピエール、
望海さんに終わりはない、まだまだ進化していることを実感し未だ感動の余韻に浸っています。

そして真彩さんとの「今」
2人の歌声が美し過ぎて泣けるほど素晴らしい。

ここで映画館の空気が一瞬変わったように感じたけれど。
気のせいでしょうか。

最後はルパン組と一緒に「CONGRATULATIONS 宝塚!!」

楽しさと感動に溢れていた雪組コーナーでした。

 

彩風咲奈「エル・クンバンチェロ」

各組の2番手のパワフルで大きな見せ場です。
皆さん素敵なんですよ。
雪組からはもちろん彩風さん
あまりにかっこよくて見入ってしまいました。
やっぱりダンスが綺麗、彩風さんにしか出せない魅力を毎回発見するのが楽しみです。

 

第二部の始まり、ダイアモンドガールの真彩さんは可愛くてキュート、声は天使のように美しく・・でもやっぱり男前!
不思議な娘役さん、そして思いきり素敵だ!

 

Memories of 柴田侑宏「くそったれ」


柴田侑宏先生の名作主題歌を歌い綴るコーナー
これは全曲知ってましたね、
そして曲を聴きながら全て舞台を再生できる(たけくらべ以外)のも凄いことだと思います。
心に響く作品というのはやはりいつまでも記憶に残るものなのですね。
さすが柴田先生です。


このコーナーでさんが『紫子』望海さんが『忠臣蔵』の主題歌を歌い上げてくれたのは特に嬉しかったかな。
2人とも素晴らしい歌声でした。

『紫子』はいつか再演してほしいと思っている作品です→イメージ的には彩風さんで希望。

『忠臣蔵』はいろんな意味で再演は難しそうな作品ですね。
杜けあきさんのサヨナラ公演一本物の大作で、かりんちょさんの大当たり役でした。
たまに望海さんで再演希望と言われるのは納得できる面もあります。

かつての名曲をこうして聞く事ができるのもタカスペならではです。

 

ここでの雪組メンバー(作品名で)

『琥珀色の雨にぬれて』朝美さんが水美さんと。
2人ともかっこいいです。
朝美さんは本当に歌上手くなって、声の伸びがとても綺麗に感じました。

『バレンシアの熱い花』さんが聖乃さんと歌う。
さんは凄く抜擢されているように感じます。

『哀しみのコルドバ』彩風さんと星風さん
彩風さんが色っぽくてドキドキです、美しいコンビ。

『仮面のロマネスク』愛月ひかるさんと真彩さん
このようなコンビを見られるのもやはりタカスペならではですね、素敵でした。

『星影の人』華形さんと凪七さんが歌っているところへ彩凪さん登場。
彩凪さんの沖田総司あるんじゃないか、と思った瞬間。
 

MCで望海さんが話されていたこと。
『凱旋門』のボリス役のお稽古の時、ラヴィック(轟悠)に向かって言う「くそったれ」というセリフ、柴田先生からなかなかOKが出なかったようです。

望海さんなら出来ると信じてのことでしょうけど、簡単に首を縦に振らなかった先生も、最後まで「くそったれ」を探求し続けた望海さんも凄いと思いました。

 

印象に残った人・シーン


♪ 愛月さんと舞空さんの「うたかたの恋」が素敵で、愛月さんの貴公子役を観くなりました。

♪ 同じく桜木みなとさん、星風さんとのラダメスとアイーダもお似合い。
桜木さん存在感出てきて、いい意味で自信に溢れてる感じです。

♪ 龍の宮以来すっかり注目の人になった瀬央ゆりあさん。
ある新聞記事で遅咲きの大輪と称されてましたが、そんなに遅くもない。
確かに大輪の花オーラを感じました。

♪ 組コーナーでは面白かったのは宙組さん。
ていうか他の組と全く別世界でした…。
その中でも芹香斗亜さんのスカーレットにはかなり笑いました!
いや、物凄くチャーミングで綺麗なんですけどね。

ところでこのコーナー、芹香さんが話題をかっさらってますが、真風涼帆バトラー、
どえらくかっこよくて、同時にウケたんですけど。
こういう趣向も楽しくて好きです。
宙組さんありがとう。

♪音くり寿さんと有沙瞳さん、
ソロがあって良かった、各組でいい働きをしている素敵な2人です。

♪花組の永久輝せあとして初めての舞台ですね、花組コーナーの劉邦役、とても堂々としていて素敵でした。
柚香さんや水美さんとのダンスは見応えありそうで、これからが楽しみになりました。

♪各組の2番手さんたちー瀬戸かずや彩風咲奈愛月ひかる芹香斗亜ー何だか大人の香りがして素敵ですね、新たな2番手伝説が始まりそう。

専科コーナー
凪七瑠海さんの蘭陵王、華形ひかるさんの貧ちゃん、轟悠さんのゲバラ、
三者三様にどの役もインパクト強かったので舞台が蘇り楽しめました。

 

今年最後の夢


去年まで出演していた人が今年はいなかったり、
来年の卒業を発表されている人もいたり、
毎年様々な思いを持ちながら観るのがこのタカラヅカスペシャル。

それでも1年の終わりの夢の競演は全てを受け入れて楽しみたいという思いがあります。

Beautiful Harmonyという明るいテーマ曲から始まった今年のタカスペ、宝塚の数々の名曲が歴史の中で歌い継がれていくことの素晴らしさを感じることができました。

今年最後の素敵な夢をありがとうございました。

 

うさぎ

 

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明日海りおラストデイ〜東京宝塚千秋楽ライビュ感想

 

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『A Fairy Tale / シャルム!』千秋楽

 

花組トップスター明日海りおさんの宝塚ラストデイ。
ライブビューイングにて最後のお別れをしました。

私の街の映画館にも薔薇の精は来てくれました。
私はこの日を忘れません。

この公演は2度舞台で観劇する機会がありましたが、観る度に泣ける場面が増えていきます。

私にとって『青い薔薇の精 』はストーリーの細かいことはさておき、物語の中で美しく咲くみりおさんの青い薔薇の精が好きでした。

この世の人ではないものを「明日海りお」ほど上手く(違和感なく) 演じることのできる人はいないと思う。
なので最後の舞台が薔薇の精のエリュ役であったことは本当に良かったです。

そして『シャルム!』で美しい宝塚の男役・明日海りおを堪能することができたので、満足度の高いラストステージとなりました。

 

以前観劇した時に書いた感想です。↓

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公演終了後に明日海りおさんのサヨナラ ショーがありました。

 

サヨナラ ショー

 

エリザベート 

宝塚幻想曲

カリスタの海に抱かれて

新源氏物語

金色の砂漠

メサイア

EXITER!!ー客席おりー

Melodia(柚香)

CASANOVA

ポーの一族
 時の輪
 水車の曲(明日海・華デュエダン)

Sante‼︎ (芽吹 白姫 乙羽 城妃)

BEAUTIFUL GARDEN

Happiness

Delight Holiday


 今となればどの歌も懐かしく、全ての曲に明日海りお魂の息吹が感じられます。

そしてどの役もみりおさんが愛しファンが愛した役でした。

また本日みりおさんと共に卒業される芽吹幸奈さん、白姫あかりさん、乙羽映見さん、城妃美伶さんら4人で歌うSante!! 

最後まで皆さんとても素敵な娘役さんでした。

 

4人のトップ娘役

 

長期トップといえど4人も相手役が変わり、相手役さんが固定することはなかったけれど、それぞれとの舞台に心に残る作品があったと思います。

蘭乃はなさんとの『エリザベート』華優希さんとの『青い薔薇の精』はそれぞれ1作のみになりましたが、お披露目とサヨナラという大きな舞台を演じあげ印象付けました。

花乃まりあさんとの『金色の砂漠』仙名彩世さんとの『CASANOVA』はコンビ作品としてとても素晴らしかったです。

また、サヨナラショーにはありませんでしたが、再演に心躍らせた『あかねさす紫の花』みりゆきも秀逸でした。

 

舞台挨拶は紋付袴で

 

みりおさんは最後の大階段を紋付袴で降りてこられました。

お花渡しは、組からは柚香光さん、同期生からは宝塚では望海風斗さんでしたが東京では羽桜しずくさん。

舞台挨拶で「宝塚にすべてを捧げてきました。男役として生きることに自分をかけてきました。」と心からの言葉を聞いた時は言葉の重みに思わず胸がきゅんとしました。

また「身も心もふくよかになった」という言葉にみりおさんの満たされた心と男役としての達成感を感じました。

 

明日からも清く正しく美しく

 

みりおさん、たくさんの夢の舞台をありがとうございました。

私たちの胸の中にいつまでも生き続け、お言葉どおりに夢の続きはまた次の世代へと受け継がれていくのですね。

また「宝塚に残る方たちが恥ずかしくないように明日からも清く正しく美しく生きてまいります」とOGとしてあるべき姿を語られていたのも印象的でした。

そして男役としてファンに最後の投げキス「受け取れよ‼︎」

最後までかっこよく楽しく素敵なみりおさんでした。

第27代 花組トップスター 明日海りお本日にて任務を終了します。」(ニュアンス)と言われましたが、17年間本当にお疲れ様でした。

 永遠に輝ける美しいスター明日海りおさんに寄せて。

 

花・うさぎ

 

花組『シャルム!』感想ー去りゆくもの美しく

 

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真夜中のパリの地下都市で繰り広げられる「魅力」という名の華やかなショー『シャルム!』の感想です。
花組トップスター明日海りおさんのラストを飾るショーになります。 

 レヴューロマン『シャルム!
 作・演出 / 稲葉 太地

 

カタコンブ

 

パリの地下には華やかな地上とは真逆の、世界最大の「カタコンブ・ド・パリ」と呼ばれる地下都市が広がっています。
現在見学で一般公開されているのはその中の一部のようですが。

そんな地下都市へフルフル(華優希)に誘われてパリの街のマンホールへと、カタフィルと呼ばれる地下愛好家たちが入っていく…という、面白いオープニングです。
ワクワク感がありますね。

 

プロローグ

 

地下都市の中の宮殿に君臨するのはシャルム(明日海りお)

シャルムの意味はフランス語で「魅力」の他に「色香」「魔法」という意味があるらしく、ピンクの衣装に孔雀の羽をつけたみりおさんは、まさにシャルムの象徴。
黒と紫の衣装の花男、花娘たち。

眩しくて美しくて、一夜限りの夢を見ているかのようです。

 

地底の舞踏会

 

地下都市の観光名所になっているカタコンブ(埋葬墓地)。
ここで骸骨たちがダンス、カンカンを踊るユニークな場面。

その後の男役の軍服、娘役のドレスのシーンがとても素敵です。

フォーマルな雰囲気がクラシックの音楽と相まってうっとりします。
ここで最初に登場するのは、この公演で退団するしろきみちゃん(城妃美伶)。
最初にマイティ(水美舞斗)と一緒に歌いながらの銀橋、凄く素敵で存在感ある2人です。
つくしちゃんは可愛くて良かったようですが、大人のヒロインも観てみたかった。

そして赤いマントがよく似合うみりお王子様
個人的にみりおさんはスーツより王子様のような衣装が好きなので、このシーンは本当に素敵です、貴重です。

皆さんこの衣装よく似合っていて、やはり王子様は宝塚の王道なのでしょうね。
みりおさんはその象徴と言いますか、宝塚スターの王道と呼べる人なのだと思いました。
 

地底の恋人

 

光ちゃん(柚香光)と華ちゃんの情熱的なシーンです。
 
光ちゃんはドラマ性のあるダンスは一段と光りますね。
得意のダンスの見せ場でかっこいい。
華ちゃんは青薔薇の演技が良かったし、花組次期トップコンビは特にお芝居に期待したいです。
2人は大人の雰囲気も持ち合わせていると思うので、明るい2.5次元ものも良いのですが、ドラマティックな題材の芝居も良いのではないでしょうか。
  

期待していたシーン

 

ショー自体は、奇をてらったものではなく上品で、みりおさんらしく美しく華やかに彩れたショーでした。
これからの花組を背負う若い世代が中心になって、去り行くみりおさんを見送る明るく華やかなショーとも言えるでしょう。

 

最初にこのショーの概要を聞いた時、期待したい場面がありました。

青い薔薇でみりおさんの麗しい姿を堪能できたので、ショーでは一場面、危険な香りのする黒みりおの登場を期待していたのです。
パリの地下に眠る妖しい悪魔のような男・・。

そんな場面を期待しましたが、そのようなシーンはありませんでした。
このショーのコンセプトにはなかったようです、残念!

王子様かっこいいみりおさんは観られるので全体的には眼福でしたけど!

 

アドリブ

 

この日(9/24)はe+貸切公演、初のスマチケでの観劇でした。
初めてというのは緊張するものです。
いつもと違って手元に紙チケットがないのですから。
メリットデメリットがあると思いますが、転売対策としてはとてもいいですね。

この日のみりおさんのアドリブは、
「血液型何型ですか?私は今日はe+です‼︎」

 

去りゆくもの美しく

 

大階段、デュエットは濃厚なものではなく若いトップデビューの華優希さんに合わせているのでしょうか、ソフトで時間も短めです。


そのあと高橋先生音楽、ANJU先生(安寿ミラ)振付の黒燕尾
光ちゃん、あきらさん(瀬戸かずや)、マイティ、そしてグループごとに順番に動いていく振りがとても芸術的で美しいです。

そしてみりおさんを迎えるのですが、一人一人がみりおさんへの思いを胸に秘めているような、そんな気持ちを表現した振り付けがさすがで、とても素晴らしい‼︎

みりおさんがダンスで、マイティ、あきらさんへ絡んでいき、これからの花組を託すシーン。

最後はもちろん光ちゃんです。
そっと光ちゃんの背中を押して光ちゃんが歩むのを見守るみりおさん光ちゃんの凛とした顔。
このシーンはいつまでも心に残るでしょう。

こうして受け継がれていくトップスターの歴史、花組の歴史。
この公演では青薔薇もショーも、光ちゃんはいいように肩の力が抜けていて頼もしく感じました。

 

明日はいよいよ宝塚大劇場の千秋楽です。
大千秋楽の幕が降りるまで宝塚の明日海りおとして美しく咲き誇ってください。
そのあとで、もしも明日海りお第2章があるならば、更に美しく羽ばたかれることを願ってやみません。

 花・うさぎ 

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花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精』感想ー明日海りお

 

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明日海りおさんのラストステージとなる『A Fairy Tale -青い薔薇の精』の観劇感想です。
内容にも触れているのでお気をつけください。

 Musical『A Fairy Tale -青い薔薇の精』
 作・演出 / 植田 景子

 

黄泉の帝王から精霊へ


黄泉の帝王から始まってパンパネラを経て、最後は薔薇の精で幕を閉じるみりおさん。

トップ就任時はまだ若くて、ソフトで爽やかなフェアリー要素が持ち味のように感じていました。
なのでトート、光源氏と、いきなり妖気や色気などの妖艶さを求められる役を演じるのは大変だったのでは…と思います。

そして男役として円熟期真っ只中の今、青い薔薇の精になって宝塚を去って行かれるのですね。


えも言われぬオーラを放ちながら、この世の人間のようになってはならない。
全く違和感を感じさせずに自然に舞台で歌い踊り精霊エリュとして生きる明日海りおさん。

物語の中だけではなく、宝塚に美しく咲く薔薇のような人です。

 

大人のおとぎ話

 

ストーリーは大人のためのおとぎ話、ファンタジーと言われているとおりです。

ヒロイン、シャーロット(華優希) の母フローレンス(城妃美伶) が描いた1枚の絵画があります。

この絵画に描かれた薔薇が咲き乱れる平穏な庭で、かつて幸せな一家が過ごしていた。

小さな女の子シャーロットの側にはいつも薔薇の精エリュたちがいて、そんな幸せが当たり前のような日々。

少女はいつしか美しい娘に成長していく。

形あるものがいつか壊れてしまうように、幸せな日々は長く続かない。
幸せだった家族の形が変わっていきます。

シャーロットに忘れられたくない “白い薔薇の精エリュ” は自然界の掟を破り、罪に堕ちてこの世に存在しない “青い薔薇の精” に変えられてしまい、美しい庭は霧に閉ざされてしまう。

 

明日海りおに求めるもの

 

私と観劇が別日だった妹とは作品の感想も分かれました。
分かれたというより、観る視点が違っていたのかな。

ラストステージとなる明日海りおさんに何を求めるかで感想が違ったようです。

みりおさんファンの妹は壮大な物語だけにストーリー展開や演出に少々物足りなさを感じたようです。
大好きなスターの最後の舞台に思い描く理想の形があるのでしょう。

 

今回私は作品に関して予備知識なしで観劇しました。

ストーリーは、目に見える現実社会と目に見えない異次元の世界と2つが交錯するのですが、
私はその中でただただ精霊として生きるみりおさんの美と歌を堪能し、耽美な世界観に浸る・・ということだけに意識を傾けました。
それ以上のことができなかったというのが本当のところです。

物語は喜びも悲しみも詰め込んだ一つの抒情詩を読んで(見て)いるかのようでもあり、様々な形の愛も織り込まれていました。

例えば、庭師のニック(水美舞斗) が醸し出すフローレンスへの恋心など、言葉には表さずに伝わってくるところがとても素敵で・・。

あの庭には色々な人の思いや歴史が刻まれていているのだと思うと、ある種切ないノスタルジーをも感じられました。

 

また、可愛い精霊たち、美しい衣装、舞台セットなど、目で見て楽しむ要素がたくさんありました。 

最後のシーンの白い薔薇の衣装を着たみりおさんは本当に素敵です。

演出云々より、この世で見ることのできない不思議な世界の中で輝くみりおさんを観ることができたことに感動しました。

もう一度観る機会があるので、次回は作品についてもう少ししっかり観たいという気持ちと、
麗しいみりおさんを目に焼き付けるという、このままの感覚でも良いかなという気持ちがあります。

 

お伽話なのであまり現実的で難しいことを考えると興醒め、美しい世界観に浸りたいと思います。

 

ハーヴィ(柚香光)への言葉

 

光ちゃん (柚香光) の 気負いがなくサラッとした演技が、真面目でユーモラスな植物学者という役柄に合っていて良かったです。
シックな衣装も似合っていて素敵だったし、光ちゃんの大人のドラマが観たいと思いました。

 「君なら美しい花を咲かせられる」エリュからハーヴィへの台詞。
そのまま、みりおさんから光ちゃんへの言葉ですね。

 

気になった生徒さん

 

華ちゃん(華優希)  
少女から老年期までお芝居が自然で上手いと思いました。
DVを受けていた頃の夫婦のやり取りが特に素晴らしかったです。

あきらさん(瀬戸かずや)
役柄にぴったり、歌も歌えるし貴重な存在ですね。

マイティ(水美舞斗)  
出番は少なく感じましたが、とてもいい役です。
繊細な心の機微を演じるお芝居も良くて印象に残りました。

しろきみちゃん(城妃美伶)  
気品溢れる貴婦人の姿は美しくて溜息が出るほど。
大人の女性を演じられる素敵な人なので卒業が残念です。

ほのかちゃん(聖乃あすか)  
セリフなしで白薔薇の精としてダンスや表情で想いを表現するところが美しくて素敵!

音くり寿ちゃん、妖精プルケ役、すごく可愛いんです。
お芝居も歌も上手でとっても好きな生徒さんです。
 

薔薇の精は永遠

 

花を育てる時に音楽を聞かせたり声がけをすると、普通より見事な花を咲かせると言われていますが、花にも心があり精霊が宿っているのかもしれませんね。
大人もそんな夢を見られるのかもしれません。

 

シャーロットとの念願のの再会を果たしたエリュですが、おばあさんになった彼女に力強くまっすぐな目で「君は何も変わらない」と言います。

年を取らない美しい薔薇の精エリュ・明日海りおの心に残った台詞です。

 

花・うさぎ 
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花組次期トップスターは柚香光 / 2020年公演スケジュール更新

次期花組トップスターは柚香光さん

 

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柚香光さん、おめでとうございます!
星組の次期トップの礼真琴さんに続く生え抜きとして、95期生2人目のトップ誕生になります。

今日は朝からソワソワ。
現雪組トップコンビのかつての発表のタイミングと同じなら、今日あたり…と思ってました。

れいちゃんは2018年の『ポーの一族』から『A Fairy Tale』まで大劇場4作品を2番手としてつとめることになるので、順当な流れでのトップ就任と思います。

 

私が宝塚を暫く離れていて久々に観た作品が、花組の『エリザベート』でした。
この時のルドルフ役がれいちゃんとの初めての出会いです。

華やかな容姿と煌めくオーラは、一目で特別なスターだということがわかりました。

そこから尊敬している明日海さんの元で、3番手、2番手と着々と歩んできてのトップへの道のり。

相手役は華優希さん。
私はれいちゃん主演の別箱公演を見ていないので、2人の並びがはっきりとわかりませんが、総合的に相性が良いということなのでしょう。


れいちゃんは主演作品が『はいからさんが通る』『花より男子』と、漫画原作が多いことから、2.5次元ミュージカルが多くなるのではと言われていますね。

その可能性もあるでしょうし、それが持ち味を生かせるのならとても楽しみなことです。
『花より男子』は評判が良かったので就任発表に弾みがついたのではないでしょうか。


明日海りおさんの後任として花組を背負うことは大きなプレッシャーがあると思いますが、前進あるのみ、
れいちゃんの個性を大切にして、相手役の華ちゃん、花組の皆さんと素敵な舞台を観せてください。
期待しています。

さて、プレお披露目公演の演目です。
タンスで魅了するれいちゃんらしくパワフルなダンスの祭典とあります。

 

東京国際フォーラムホールC:2020年1月7日(火)~1月22日(水)

Grand Festival
『DANCE OLYMPIA』 -Welcome to 2020-
作・演出/稲葉 太地

花組新トップスター・柚香光の魅力に迫るダンスコンサート。一幕ではギリシア神話の英雄が現代にタイムスリップして巻き起こす悲喜こもごもを描いたストーリー仕立てのショーを、二幕では世界の多彩なパフォーマンスが繰り広げられるエンターテインメントショーをお届け致します。2020年の幕開きを飾る、フレッシュでパワフルなダンスの祭典をお楽しみください。

引用: 宝塚公式ホームページより

 

この公演の前に今年のタカラヅカスペシャルで2人に会えそうですね!

 

2020年大劇場その他の劇場の年間スケジュール

 

来年の大劇場以外のその他の劇場の予定が更新されました。
これで各組の大きな流れが分かってきます。

https://kageki.hankyu.co.jp/schedule/so7q6r00000002hu-att/cpl73a0000082b29.pdf

引用:宝塚歌劇公式ホームページ

まず、雪組は驚きの4年連続の全国ツアー、
そして・・・

4/30〜5/10  文京シビックホール
5/23〜5/28  神戸国際会館こくさいホール

これは、望海さんと真彩ちゃんを中心としたコンサートと受けとめて良いかと思います。←わかりませんよー

文京シビックホールは音響が素晴らしく、年4回、東京フィルハーモニー交響楽団が「響の森クラシック・シリーズ」というクラシックコンサートを開催しているようです。

神戸国際会館こくさいホールもまた音響の良いホールのようですが、ここに2人の歌声が響くのでしょうか。←何も発表されてませんよー
もちろん、念願のだいきほコンサートならとても嬉しいですよ!

このスケジュール、色々と考えることもありますが、それはそれ。
今はこれ以上は考えないことにします

宙組は10/12〜11/4まで2年連続の博多座公演。

月組は2/10〜3/4 御園座で公演。
これは名古屋方面の方は楽しみですね。

 

ということで、
花組さんの嬉しい発表と来年の年間スケジュールについてのお知らせでした。

 

うさぎ

『89期生』瑠璃色に輝く4つの海−最終回

瑠璃色に輝く4つの海と花2輪 

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宝塚89期生、入団時は49名でしたが現在は7名、うち3名は今年卒業されることを発表されています。

明日りお風斗ひろき凪七瑠という4つの海
宝塚という舞台で、瑠璃色〜美弥るり〜に輝く海は、今も私たちを魅了してやみません。

久しぶりのこのシリーズは今回で最終回になります。
最後は娘役の純矢ちとせ沙月愛奈の花々も一緒に、賑やかに締めくくりたいと思います。

 

明日海りおという海

 

カサノヴァご覧になったでしょうか。
東京公演は間もく開幕ですね。
これからご覧になる方は大いに期待してください。

みりおさんはフェアリータイプの役割を請け負ってトップ就任されたように思います。
就任当初は甘く美しいビジュアルから、爽やかで少年のような初々しさを感じました。

いつの頃からでしょうか。
品のある王子様感を残しつつも、大人の男の色気や表現力がぐんぐん増してきて、フェアリーにとどまらず、明日海りおという唯一無二の男役スターが確立されたのは。

カサノヴァ役はみりおさんの男役の美と色気の集大成と感じます。
相手役のゆきさん (仙名彩世) を見送られた後に、ご自身は11月24日付で退団。

 記者会見で、「ファンの皆様の拍手や温かなお言葉に励まされ、もっと素敵な男役になろうと頑張ることができました」と言われたのが印象的でした。

どれほど数多の事柄を乗り越えてこられたのか。

 

さぁ、卒業の日まで、まだまだ夢を見させてください!

☆明日海りおー今後の予定

『CASANOVA』
3月29日〜4月28日 東京宝塚劇場
東京の皆さんお楽しみに!

『恋するARENA』
6月25日〜6月26日横浜アリーナ
公演日の26日はみりおさんのお誕生日ですね
新しい娘役トップに華優希さん。

『A Fairy Taile』
8月23日〜9月30日 宝塚大劇場
10月18日〜11月24日 東京宝塚劇場
最後にどんなみりおさんのフェアリーが観られるのでしょうか。

.+*:゚+。.☆

明日海さんの海はどこまでも広がりを感じさせる海
その先は・・
どんな幻想の世界があるのだろうと思わせてくれる人。

 

美弥るりかの瑠璃色

 

美弥さんのサヨナラ公演が開幕しました。
まだ未観劇ですが、大変な美剣士だそうですね。
ヴィロンスキーから佐々木小次郎へと鮮やかな転身。

 89期の中のみならず、タカラジェンヌの中でも一際謎めいた雰囲気で、不思議な空気を纏われています。

海が青いのは美弥さんが瑠璃色の魔法をかけているからだよ・・と言われたら、案外納得するかもしれません

個人的に美弥さんには少し親近感を覚えます。
何故なら誕生日が同じだから(//∇//)

美弥さんの色気と、みりおさんの色気とは対局にあると思うのですが、同じ濃厚な色気の持ち主の望海さんともまた違うように感じます。

望海さんが色気でぐいぐい攻めるタイプなら、美弥さんは静かに座ったままでとてつもない色気を放つような。

もちろん美弥さんも唯一無二の特別な男役です。

 

さぁ、最後まで美弥さんを追っかけましょう♫

☆美弥るりかー今後の予定

『夢現無双』『クルンテープ 天使の都』
3月15日〜4月15日 宝塚大劇場
5月  3日〜6月  9日 東京宝塚劇場
ショーは青い海と色鮮やかな花々に抱かれた、南の楽園 タイを舞台に!

そして、千秋楽にはサヨナラショーも開催されるので楽しみですね!

宝塚と東宝の間に、
ディナーショーも開催されます。
4月17日・18日 宝塚ホテル
4月21日・22日 第一ホテル東京
<出演者>光月るう、響れおな、月城かなと、春海ゆう
最高のメンバーですね

.+*:゚+。.☆

瑠璃色とは濃い紫みの鮮やかな青色のこと
美弥さんは褪せることのない瑠璃色の刻(時)を刻む人。

 

望海風斗という海

 

もうすぐ『20世紀号に乗って』が開幕します。
ハッピーエンドとは縁の薄いトップコンビの初のコメディです。
そしてそれは我らがスター望海風斗の宿命かもしれません^^;

望海さんはドラマティックな人生を辿る男が似合うのでしょう。
全ての感情を歌で表現してくれる。

お披露目のクロードの報われない愛への苦悩→苦悩と言ってもこんなの序の口でした・・。
ロペスピエールはギロチンにかかり、土方歳三は戦死、ボリスは亡命者として生きて、
ファントムは撃たれて死んでしまい、次の大劇場公演の吉村貫一郎も・・・(号泣)

そんな望海さんの海にどっぷりはまってしまったら最後、嵐が来ても荒波にのまれても心地よく感じるのですから、有り難いことです。

トップになって夢を次々に叶えていく望海さんですが、その一つが底抜けに明るい役を演じるということでした。
もうすぐそれも叶いそうで嬉しいですね。
望海さんの夢はファンの夢でもあります
唯一無二の人ですから。

 

さぁ、間もなく20世紀号発車しますよ!

 望海風斗ー今後の予定

『20世紀号に乗って』
3月22日〜4月7日  東急シアターオーブ
イケオジ祭り?数々のナンバーにも注目です。

『壬生義士伝』『Music Revolution!』
5月31日〜7月8日  宝塚大劇場
7月26日〜9月1日  東京宝塚劇場
かちゃさんとの同期共演も見どころですね!

 .+*:゚+。.☆
望海さんの海はどこまでも深く、
喜びも悲しみも愛も憎しみさえも
全てを包み込むように深い。

 

海に浮かぶ 花2輪

 

ここで89期生の素敵な娘役さん2人 登場です

純矢ちとせ

入団時は男役だったせーこさん。
妹1は当時をよく覚えていて、なかなかイケメンだったと。
お綺麗ですからね。

せーこさんの皇太后ゾフィーは大好きでした。
威厳あり、品格あり、迫力ある歌声、どれをとっても素晴らしかった。

全く違うタイプの役で、天は赤い河のほとりでのナキア役の秘められた恋の演技も素敵でした。

幅広い役、特に大人の女性を鮮やかに演じられる人、歌える人としての印象が強いです。
残念ですが、せーこさんも次の大劇場公演で卒業をされます。

☆純矢ちとせー今後の予定

『オーシャンズ11』
4月19日〜5月27日  宝塚大劇場
6月14日〜7月21日  東京宝塚劇場
クィーン・ダイアナ役、迫力のある役でぴったりです!

 

沙月愛奈

あゆみさんは、スタイル抜群の素晴らしいダンサー、
男役さん顔負けのかっこよさ、迫力といい他の娘役さんとは一味違う印象です。 

そして若手の娘役さんには出せない味もあって、ダンスのわからない私でも見惚れるくらいです。

まぁ同じ年代の男役さんもガンガン踊ってるわけですからね。

最近ではファントムの従者として12期下の縣千くんらを引き連れてキレッキレのダンスを魅せてくれました。

あゆみさんもこの後は望海風斗さんと同じ東急シアターオーブ組です。

☆沙月愛奈 ー今後の予定

 『20世紀号に乗って』
3月22日〜4月7日  東急シアターオーブ
イメルダ役、ダンスに期待!

『壬生義士伝』『Music Revolution!』
5月31日〜7月8日  宝塚大劇場
7月26日〜9月1日  東京宝塚劇場

 

 七海ひろきという海


宝塚らしい男役スターだと思える人。
誰もが好む美しいビジュアル、爽やかな色気も濃厚な色気も持ち合わせて、常に舞台上でかっこいい人、ワクワクさせてくれる人。

スカステで観たディナーショーでは、舞台を降りた普段のお兄様もかっこいいと言われてましたね。
さりげないポーズだったり言葉だったり。

きっと普段から男役の研究をされているのでしょう。

研究は功を奏します。
かいちゃんの竹中半兵衛は本当に素敵でした。
そして愛すべき喜六かいちゃんにしか出せない味です。
私にとって喜六ちゃんは唯一無二の特別な存在ですが、本来は優しくて包容力のある役が似合うのかな。
トビアスもそんな感じでした。

星組は魅力の詰まった組だと気付いた直後のかいちゃんの卒業発表。
卒業まで1週間切りました。

 

さぁ、最後の幕が降りるまでキラキラ輝いてください!

☆七海ひろきー今後の予定

 『霧深きエルベのほとり』『ESTRELLAS』

 2月15日〜3月24日 東京宝塚劇場
トビアス役

 .+*:゚+。.☆

虹色に輝く海を見たことがありますか?
夢でしか見たことはないけれど、
七海さんの海にはきっと何かがある予感がします。

 

 凪七瑠海という海

 

去年観劇について一つ後悔したのは、かちゃさん主演の『蘭陵王』を観れなかったこと。
美しすぎる武将がぴったりのかちゃさんを観てみたかったことです。

専科に移られてから出演の公演回数が少なくなった感は否めず、かちゃさんご贔屓のお知り合いの方はどれほど喜んでおられたか。

同時に、出演が決まる度にこれが最後ではないかと不安がられる・・それはここ数年の89期生のファンそれぞれの共通の思いでもあります。

さて、かちゃさんはその繊細な美しさから、89期男役の中で、唯一エリザベートという大きなヒロインを演じた人ですね。

高身長で手足が長く下級生の頃から優雅な佇まい。

この方も独特の空気感を感じる唯一無二のスターだと思います。 

望海さんが同期で共演できるチャンスがあるのは、専科のかちゃさんだけでした。
そしてついにその時がやってきました。
壬生義士伝、今日の段階ではまだ詳しい配役が発表されてませんが、2人の共演はとても楽しみです。

 

さぁ、かちゃさんようこそ雪組へ!

☆凪七瑠海ー今後の予定

『壬生義士伝』『Music Revolution!』
5月31日〜7月8日  宝塚大劇場
7月26日〜9月1日  東京宝塚劇場

  .+*:゚+。.☆
瑠海さんの海ははいつまでも透明感のある海
透き通った海の中に何が見えるのかわくわくするのです。

 

 唯一無二

 

宝塚が大好きで夢を見て入団されてから16年、それぞれが、それぞれの場所で輝いて、7名全員が唯一無二の存在として大きな花を咲かせられています。
楽しいことばかりではないでしょう。
16年という決して短くない年月を過ごされている7名は本当に素晴らしいと思います。

私たちはたくさんの夢をいただいています。
いただいた夢は決して忘れません。

夢人の歌詞に、作った夢は消えませんというフレーズがありますが、忘れようにも忘れられないというのが本当のところです。

ありがとうございます。

 

うさぎ

 

明日海りおさん退団発表

 

花組トップスターの明日海りおさんが退団を発表されました。

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 花組トップスター・明日海りおが、2019年11月24日の東京宝塚劇場公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』の千秋楽をもって退団することとなりましたので、2019年3月13日(水)に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。

引用:https://kageki.hankyu.co.jp/news/20190312_005.html  

 


2003年、89期生として宝塚歌劇団に入団して今年で16年目。

月組準トップ時代の2年、
花組トップになってからは5年目、

常に宝塚を代表するスターとして活躍されてきました。
残された時間は、宝塚人生を全うするべく完全燃焼されるのではないでしょうか。


大劇場お披露目公演の『エリザベート』から『CASANOVA』まで、ほぼ全作観劇しました。

任期が長いこともあり、5年前のトップ就任時はまだ若く初々しい感じでしたが、作品ごとに演技や歌に深みが出てきて、今は男役としての円熟期を迎えられていました。

 

カサノヴァはおととい観劇したばかりです。
仙名彩世さんとの舞台は、2人の培われてきた確かな絆を感じられ素晴らしい舞台でした。

 

花組トップ就任からは肉体的にも精神的にも大変でしょうが、
もしかするとそれさえ気づく間もなく走り続けて来られたのかもしれません。

そんなに忙しい大スターなのに、心に余裕がある方なのか、お話される時は優しくゆるい感じで、いつもほっこり癒されます。


現在の5組のトップの中では、フェアリー系というポジションで、実際にエドガー(フェアリーでは無いですが) はみりおさん以外に考えづらい役でした。


またサヨナラ公演となる『A Fairy Tale』も青い薔薇の精と言うことなので、みりおさんにふさわしいラストステージになるのではないでしょうか。

 

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覚悟されていたとは言え、今日の発表を受けてどれだけ多くのファンの方が涙されていることでしょう。

今年退団を発表されている89期生は、七海ひろきさんを皮切りに美弥るりかさん、純矢ちとせさんに続き4人目となりました。

先日の宙組退団者といい、今年の宝塚は世代交代の風が吹き荒れています。
形あるものに永遠などないのですが。

最後の日まで美しく艶やかに咲き誇ってください。

 

 花うさぎ

 

花組『CASANOVA』感想②ー濃く妖しく麗しく〜柚香光&鳳月杏〜コンデュルメル夫妻

妖しい花・可憐な花


3月10日マチネ、感想の続きです。

 

↓ トップコンビ中心の感想はこちらから
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コンデュルメル夫人  鳳月杏 


過去記事に、カサノヴァでちなつさんの女役は残念〜と書きましたが、撤回します。

妖しく煌めくワケありの魅惑の美女。
登場場面から、妖艶な美しさに釘付けになりました。

妹1はちなちゃんの表情が可愛いと言います。
そう、自然なのか計算なのか、可愛らしさをも醸し出す。
外見は妖しい花だけど、内面は愛を求める可憐な花なのです。

歌の表現力がまた素晴らしくて、ちなつさんが歌い終わると割れんばかりの拍手でした。
声の質、深さ、表現力、私の好きなタイプです。


これは、、
メサイアで悪役・松倉勝家を演じた方ですか
ポーの一族でイケメン・クリフォードを演じた方ですか
と、目を疑うほどの振り幅の広さ。

鳳月杏・・只者ではありませんね^^;

歌、ダンス、芝居、このハイレベルなオールラウンダーが花組からいなくなるのは、花組からすれば残念なことです・・


この夫人の僕の猫ちゃんたちが、とっても可愛い。
猫ちゃんの1人ベネラ役の音くり寿ちゃん、今回のエトワールです。
素晴らしい美声でした。


ちなつさんはフィナーレでは男役に!
これが先程まで妖艶な美女を演じていた方ですか
またまた混乱。


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鳳月杏さんは月組異動のため、今後の予定が変わります。


3月17-18日   仙名彩世ミュージック・サロン『Sen-se』出演予定

(4月29日付  月組へ異動)

5月   鳳月杏ディナーショー『NEXT ONE』

6月   花組『恋スルARENA』特別出演

7月27日-8月12日
 月組『ON THE TOWN』出演  オジー役

 

忙しいですね^^;

ちなつさんと言えば92期生ですが、
鳳月杏、真風涼帆、彩凪翔、OGの蘭乃はな・・
89期生や95期生だけではありません。
92期生も凄いのです☆

 

柚香光 コンデュルメル


目薬を持ち歩いて嘘泣きするところが可愛い悪役に、れいちゃん。

2番手として出番も多くて歌もたくさんあります。

コンデュルメル夫妻は今日のタイトルどおり、濃く妖しく麗しい。
みりゆきとは対照的な2人で面白い設定でしたね。

気になったのは、れいちゃんは天性のスターオーラの持ち主であるにも関わらず、今回は夫人役の鳳月杏さんに存在感があり過ぎて、ちょっとキャラクターが薄まってしまった感じがしました。
ちなつさんインパクト最強ですからね〜

 

れいちゃんの課題と言われる歌や滑舌に関しては、真面目なれいちゃんのこと、日々努力されているでしょう。

それを前提とするならば、もっと自信を持ってれいちゃんにしか出せない類い稀な魅力をグイグイ前に出して、弱点をねじ伏せるくらいの思い切りを見せて欲しいような気がします^ - ^

ちょっと強引ですか?

かつて妹1が、95期生の文化祭に行った時、一際目立っていたのが今の柚香光☆
しっかりと顔を覚えて帰ったようです^ ^
私は映像で見て妹の言葉に納得、これはスターとして恵まれし特権ですね。

今回のフィナーレでセンターで踊るれいちゃんのダンスの素敵なこと!
やはりセンターが似合う人です。

いろいろ書きましたが、れいちゃんの今後を楽しみにしています

 

コンスタンティーノ  瀬戸かずや


コンスタンティーノは大富豪の商人です。
お、大物の野心家の黒い男なのか・・と思いきや、
軽い人。

ゾルチ夫人(じゅりあさん)と、突如激しい恋に落ちるところもコミカルで笑えました。

あきらさんも役の振り幅が広いですね。
渋いおじ様も素敵ですが、コミカルもなかなかの芸達者ぶりです。

ちなつさんが異動するので、ますますあきらさんの支えが必要になりますね。


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花組公演のカサノヴァ、束の間、夢を見ることができました

最後に。
今回はカード会社の貸切公演で抽選会がありました。

当たれば誰かの写真付きサインが貰えます。
(全員当たるの?わからない^^;)


で、当たりました!

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 家宝にします♡


花うさぎ

花組『CASANOVA』感想①ー甘く チャラく 美しく〜明日海りお&仙名彩世〜永遠の時

 

世界の恋人

 

一説によると、プレイボーイは大きくは2種類に分かれるそうです。

口説いたり口説かれたり、
同時に複数の女性と恋愛を楽しむことができるカサノヴァ型と、

ただ1人の理想の女性を求めて、
次から次へと遍歴を重ねていくドン・ファン型と。
→フランス語では…ドン・ジュアン

 

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昨年、カサノヴァが生まれた街ベネツィアを訪ねました。

水に愛された美しい都
別世界のような迷路の街
非日常的な不思議な街

カサノヴァの香りがする街!

…と、余韻冷めやらぬ中、今回の舞台はヴェネツィアということで、舞台セットなども楽しみでした。

花組公演『CASANOVA』観劇感想です。

 

楽しい作品


まずこの3点から。

・ストーリーとキャラクター
・楽曲
・ステージ美術

 

一言で言うと、とても楽しい作品でした。
特に奥行きの深い作品というわけではないですが、コメディにそれほど大きな感動は求めません。

キャラクターはバラエティに富んでいます。
主役のカサノヴァを中心にユニークな人物がたくさん。
ベテランから若手までそれぞれに活躍の場もあって、芸達者な花組の舞台を堪能しました。

 

楽曲の評価はまちまちなんですね^^;
曲は場面ごとにたくさんありましたが、聞きやすくて良い曲が多かったです。

アチア氏の言われるとおり、トップコンビとちなつさんの歌は特に素晴らしく(羽立さんも)、耳福です。

 

あと、注目のステージ美術。
舞台セットは豪華。

ヴェネツィアの迷路のような街並みを、ミニチュアの建物を可動させて表したり、様々な工夫がありました。
脱獄の時に天井を突き破って出てくるところ、個人的に好き。

衣装は、特に娘役さんの衣装が綺麗で素敵で眼福です。

総じて、宝塚らしい華やかな舞台で楽しい作品でした。

 

明日海りお カサノヴァ 

 

冒頭のとおり、カサノヴァはとにかく恋多き男。
そしてモテる。

同期生の美弥さんや望海さんが濃厚な色気を発する、危険なドン・ジュアンタイプだとすると、
みりおさんの演じるカサノヴァは、爽やかな色気を放ちます。

この爽やかさはなかなかの罪作り、
このタイプもまた違った意味で危険な香りがしますね。
プレイボーイの看板に偽りなしです。


そんなカサノヴァを軽快に演じる明日海りお。
やはり凄いと思いました。

カサノヴァはみりおさんの代表作の1つになるのでは。
私はみりおさんは大海人皇子のような役が好きですが、カサノヴァも素敵

今さらですが、新しい発見です。

楽曲が良いと感じたのは、みりおさんが曲を自由自在に歌いこなしていることが大きいと思います。

拍手、拍手、拍手

  

 仙名彩世 ベアトリーチェ


ベアトリーチェ役の仙名彩世さん、

ゆきさん、ホントに脂がのってます。
もちろんトップ娘役として素晴らしく!
初日のみりおさんと同じ意味で言ってます。

私の中でいつも舞台のゆきさんは、清楚な白百合のイメージです。

だけど今回は少し違いました。
カサノヴァのみりおさんが真っ赤な薔薇なら、
ベアトリーチェゆきさん は、咲き誇る白薔薇のよう。
2人は艶やかな美しい薔薇のようでした。

ベアトリーチェは修道院で育った大人しい娘かと思いきや、自由に憧れるパワフルで真っ直ぐな女性。

そんな魅力溢れるベアトリーチェをゆきさんは伸び伸びと演じます。


ゆきさんは歌もダンスも表現力が素晴らしいですが、、昨年末のタカスペでのかっこいいダンスは記憶に新しいですね。

今回はお芝居でそんなかっこよさも見ることが出来ました。

今、気づきましたが、今回のトップコンビ、とっても新鮮で素敵なんです
私はこのような2人の作品をもっと見たかったのかもしれません。

今日は改めて、今までのゆきさんのトップとしての役付きに疑問を持ちました。
もちろん、ゆきさんはどの役も全てきっちりと演じられていましたし、どの役のゆきさんも好きでした。

ただ、、ヒロイン感のある役が少なかった。
勿体ない思いでいっぱいです。

 

最後となる今回のベアトリーチェは本当に可愛くて良かったです。
歌もダンスもお芝居も全てクオリティの高さを感じました。

みりおさんとのゴンドラのシーン、デュエットダンス、綺麗でしたよ

ゆきさん、本当にありがとうございます。

最後の日まで美しく咲き誇ってください。

 

拍手 、拍手、拍手

 

 水美舞斗 バルビ


軽いノリの神父さまバルビ。
女好き♡笑
カサノヴァと行動を共にするので、出番の多いマイティ。
美味しい役ですよ、
ボサボサの髪でも綺麗なお顔で素敵なんです。

マイティはクセがなくてどんな色にも染まることのできる貴重なタイプですね。
みりおさんとのコンビもとても良かったです。

お芝居ではコミカルなバルビですが、フィナーレではかっこいいマイティ登場!
ダンスも素敵でした。

これからの花組を支えていく1人として、存在感を光らせてました。

 

舞台を彩る美しい花々

 

花野じゅりあ
サヨナラ公演となります。
カサノヴァの元愛人、ゾルチ夫人役ですが、本当に美しい方ですね。
存在感があるので、目を引きます。

じゅりあさんも最後になるなんて (涙)
アクの強い役から優しい役までどんな役もこなせる方で大好きでした。

 

桜咲彩花
ベアトリーチェの侍女、ダニエラ役です。
しっとりとした優しさのなかに、凛とした芯のある演技のできる素敵な方だなぁと。

歌声も好きでした。
ゆきさんと一緒に卒業されるのですね (涙)


大人の女性をしっかりと演じられるお2人が卒業されるのは残念なことです。
今回のゾルチ夫人もダニエラも印象的な素晴らしい演技、忘れられない役となりそうです。


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舞台の感想、今日はここまでにします。
明日は柚香光さんと鳳月杏さんを中心に書きたいと思います。
この2人がまた濃くて素敵なんですよ〜


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昨年訪問したベネツィアの写真です。
左はゴンドラに乗って。
右はH.ダニエリからの朝焼けに光る海。


全てが夢のような素敵な街ですが、ベネツィアに宝塚歌劇はない・・
やはり日本が1番です


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花うさぎ

 

2人のプレイボーイについての過去記事↓
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舞空瞳さん星組へ組替え

舞空瞳さんの花組から星組への組替えが発表されました。

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礼真琴さんと柚香光さんの相手役については、ここ1〜2年くらい色々な可能性について試されていましたね。

候補者は何名かいたでしょうが、有望視されているひっとんをこの時期に組替えをしたということは、
次期星組トップであろう礼真琴の相手役には舞空瞳というのが、あらゆるバランスを考慮した末の結論なのでしょう。


その結果、当然報われない方が出てきます。
実力はあっても、トップに立つ男役さんに合うかどうかということが前提となり、またタイミングもありで(これは男役トップも)、何とも切ないドラマが繰り返されることになります。

実は、この1年星組を観ていて、琴ちゃんの相手役は有沙瞳さんに落ち着くのではと思っていました。
最近2人の呼吸が合ってきていると感じていたので。

雪組時代から本当に頑張ってきて、実力ある素敵な娘役さんです。
お顔立ちが大人っぽい美人さんなので、相手役を選ぶタイプなのかもしれません。
これからのくらっちについても私たちは応援するしかないのですが。


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もちろん琴ちゃんとひっとんのコンビが誕生したら、素晴らしい夢のコンビとなると思います。
星組は大いに盛り上がるでしょう。


将来的に明日海さんからバトンを渡されるであろう柚香光さんと華優希さんとはまた別の世界を作り出すでしょうから、
私たちはそれぞれの全く違った世界観を楽しめることになりそうです。

 

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今回、次期星組トップは琴ちゃんではなくて芹香斗亜さんではないかという声がチラホラと上がっているんですね。
皆さん読みが深いんですね〜私は全く考えが及びませんでした。

もと星組とはいえ、キキちゃんは花組を経て、現在は宙組にしっかりと根付いて美しい花を咲かせている印象があるからです。

宙組での成長と活躍が目ざましいキキちゃんには、このまま宙組で真風さんからバトンを受けとるのが自然じゃないかなぁ。
と、願望を込めて。


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今年から来年、まだまだ大きな組替えがあると予想されますね。

今回はひっとんの異動を受けて話が先走りましたが、全ては推測であり願望です。

私は今の星トップコンビも好きなので、退団の日まで今の星組を存分に楽しみたいと思います。

 

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舞空 瞳さんは2019年4月29日付で星組へ組替え
7月12日からの星組宝塚大劇場公演『GOD OF STARS-食聖-』『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』から星組生として出演予定。


花うさぎ

花組ニュース!『鳳月杏、月組へ組替え』『トップ娘役は華優希』他

花組ニュース満載!

 

花組から大きなニュースが発表されました。

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トップ娘役は華優希


まずトップ娘役には華優希さん。
これは大方の予想通りではないでしょうか。
華ちゃん、おめでとうございます。

 

 明日海りお主演『恋スルARENA』

 

トップコンビお披露目になります。

明日海りおSUPER TIME@045
『恋スルARENA』
作・演出/齋藤 吉正

主演・・・明日海 りお、華優希

◆横浜アリーナ:2019年6月25日(火)19時、6月26日(水)14時・19時


横浜アリーナでの宝塚歌劇初のコンサート。会場はかなりのキャパだと思いますが、すごいですね。

 

柚香光主演『花より男子』


TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE
『花より男子』
~原作 神尾葉子「花より男子」(集英社マーガレットコミックス刊)~
脚本・演出/野口 幸作

主演・・・柚香 光

◆TBS赤坂ACTシアター:2019年6月15日(土)~7月2日(火)


これはれいちゃんに合ってそう!

得意とするジャンルを持つというのもいいですね。

 

バウホール公演『Dream On!』


ショーケース
『Dream On!』
作・演出/三木 章雄

主な出演者・・・綺城 ひか理、飛龍 つかさ ほか
<特別出演>水美 舞斗 ほか(5月20日~27日)

◆宝塚バウホール:2019年5月20日(月)~6月4日(火)


花組の若手メンバーを中心としたショーケースらしいですが、マイティが特別出演⁉︎

 

副組長に芽吹幸奈

 

芽吹幸奈さんが2019年4月29日付で花組副組長に就任されます。
現・花組副組長 花野じゅりあさんは、2019年4月28日付で退団。   

 

鳳月杏、月組へ異動


鳳月杏さんが組替えで月組へ。

これは考えもしなかったことですが。
うーーーん。


個人的にちなつさんは大好きなスターさんです。
最近の花組でのちなつさんの役付きにはもったいないなぁと思うこともしばしば。


『メサイア』での松倉役は好演されてましたが、ちなつさん的には役不足 (悪役は良いのですがもう少し持ち味を生かせる悪役にしてほしいという意味) に感じました。


また『ポーの一族』や『あかねさす紫の花』では、ちなつさんの良さが生かされていたものの、次回『カサノヴァ』で女役というのも残念に思ってました。


月組でちなつさんの持ち味を生かせるのであれば、 喜ぶべき組替えと言えるのですが、なぜ今月組にちなつさんが必要とされるのか考えてしまいます。
何故に・・!!

ともかく月組へは戻る形になるので、組替えによる負担はまだ軽い方かもしれませんね。

 

花組ニュースがいろいろありすぎて戸惑っています。ゆっくりと受けとめていこう。

取り急ぎ書き記しておきます。

 

今日は『霧深きエルベのほとり』の感想の続きをアップしようと思って書きかけてましたが、明日になりそうです。


うさぎ

『タカラヅカスペシャル2018』感想〜素晴らしき同期生

 

Say! Hey! Show Up!! 

 

花・月・雪・星・専科の夢の競演、
今年もライビュでの観劇となりました。


タカスペ出演が初参加の人、今年最後の人、最後になるかもしれない人。
色々な思いを胸に華やかに幕が開きました。

今年も感動する場面あり、笑える場面ありで気持ちも忙しく、総じて心に残る素晴らしいスペシャルなショーでした。

 

一夜明けて、心に残ったことを書いてみます☆

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明日海りおー望海風斗 

 

第3場で望海さん「♪ アデューマルセイユ」、みりおさん「♪ レ・ビジュー・ブリアン」ソロの後、何と2人で歌ってくれました

「♪ ONE HEART」そして2人はハイタッチ・・というよりも力強くガシッと手と手を握り合うような感じでした。

その瞬間、何故か贔屓の望海さんではなくみりおさんの顔にフォーカスした私、そのあまりに男前な顔にドキッとする。
次の瞬間のぞ様へと視線を移す、これまた男前な顔についに感涙・・・(TT)

最高のシーンでした。

今は花組と雪組で、人気実力を兼ね備えたトップとして輝いている同期の2人。

いろいろと違った形のあら波を乗り越えてきて、分かり合えることもあるでしょう。

願わくばタカスペで89期全員で何か・・と期待したけれど、そこまでは叶わず。
ですが2人のデュエットを観ることができたことは大きな喜びとして心に刻むことができました

 

珠城りょうー仙名彩世

 

スペシャルデュエット、コンビシャッフルですね。

「♪ OKLAHOMA」珠城さんとゆきさんの同期生デュエットも楽しみでした。
学年が上がると同期生でコンビを組むことはなかなかないですしね、
ゆきさんは最後となるので尚更。

珠城さんの包容力あるリードに、ゆきさんもたおやかに優しく応えて、また泣きそうになる。
素敵でしたよ.+*:゚+。.☆


明日海りおー綺咲愛里   
紅ゆづるー真彩希帆  
望海風斗ー美園さくら  

みりおさんとあーちゃんは夢々しいコンビ。

真彩さんはファントム の時に思いましたが、翔ちゃんともあーさともスッとコンビになれるんですね。
今回紅さんともそう感じました。

さくらちゃんは、凄く落ち着いてますね。
望海さんとの学年差も感じさせないくらい堂々としていて驚きました。
トップ娘役として初のタカスペで、内心ドキドキだったと思いますが(^_^*)

 

組コーナー

 

雪組は最初に望海さんのファントムから「♪ 世界のどこに」

何て素晴らしい! ピーーンと張り詰めた会場の空気・・がスクリーン越しに伝わってきました^_^

望海   「where  in  the  world」
真彩   パリのメロディ
彩風   誠の群像
彩凪   SUPER VOYAGER!
朝美/永久輝   義経妖狐
望海   凱旋門「いのち」
望海/真彩   コパカバーナ
全員  Gato Bonito!!


どれも思い出深くて名曲が多いですね。
最後はコパカバーナからの Gato Bonito!!
皆んなでニャオ!(*ΦωΦ*)v

去年に比べると全体的に歌がレベルアップしていて、特に咲ちゃん(彩風咲奈)は2番手として充実期に入っているように感じました。

 

花組はみりおさんのエドガー、いいですね♡あの美しい世界観が蘇ります。

仙名彩世さんの「♪ エイト・シャルマン」はかっこいい!
私は攻めのゆきさんも好きなのでこれは最高です。
鳳月杏さんの中大兄皇子も嬉しい。


星組は紅さんのトークとのギャップがいいですね。今の星組には躍動感を感じます☆

七海ひろきさんの喜六にまた会えた!と言う喜び。1幕での階段に座ってのソロは素敵でした。
麻央侑希さん、紫藤りゅうさんはとっても凛々しいですね。


月組はやっぱり『BADDY』が決まりますね〜珠城さん、美弥さん、この作品に出会えてラッキーだったと思います。

れいこちゃんのLifeiが聞けて、ポッキーちゃんも登場して幸せを感じました♡あのメガネがほしい。
舞台だともっとよく観れるんですけどね^^;

 

 MCは

 

やっぱり紅さんは笑わせてくれますね^ ^

そして若いゆえに皆にいじられる珠城さんが可愛いです。

紅さんが、珠城さんに呼びかける時に「たまきっつぁんは?」て聞こえたのですが、間違いですか?

数々のツッコミが楽しかったです ˙ᵕ˙

みりおさんと望海さんに関しては、ゆるい感じがとってもいいなぁ←好き♡

紅さんは今、1月の大劇場公演のことで頭がいっぱいだと言われてましたが、本当にそうだと思いますねー
皆さんお忙しい。

 

 バウホールメドレー

 

このメドレーも好きでした!

真っ赤な衣装が全員似合ってました。

特に素敵だったのは、れいこちゃんとマイティ。
ここも同期、とっても綺麗な2人。

れいこちゃんと望海さんの2人のご贔屓を同時に観られるのはタカスペだけなのです♪

 

圧巻の歌声は礼真琴さん「花吹雪 恋吹雪」。
歌声はもちろんですが、同じくらい琴ちゃんのダンスが好きです。
ダンスのことはよくわからないけれど、琴ちゃんと翔ちゃんのダンスはいつも魅入ってしまいます。

 

ちなつさんと海乃さんの「この世にただひとつ」大人の感じでとても素敵だった。

去年も感じた柚香光ちゃんのスターオーラ、やっぱりすごいと思いました。 

 

スペシャルソング 

 

「朝日の昇る前に」望海風斗

これも凄く良かったですね。
望海さんの歌でハズレがあるわけもなく、どんな歌も名曲にしてくれる人。
あ、これは本当に名曲ですが。
『華麗なるギャツビー』ですね。

もしかして雪組、上演するのかな?
望海さんでギャツビー、私は大いにあると思います。
またしても悲しい結末ですけどね( ;  ; )

ともかくも素晴らしい歌声に心が大喜びです♡

望海さんの「男の背中を意識する」と言う言葉通り、歌に背中に哀愁感じてグッときましたぞ

 

「LUCKY STAR! 」  紅ゆづる

「蒼穹の彼方」  珠城りょう

「ル・ポアゾン 愛の媚薬」 明日海りお

「Passion 愛の旅」 轟悠

選ばれし曲だけあって、どの曲も良い曲。

それぞれ聞き応えがありました。

 

ありがとう!Takarazuka!

 

書き足りないこともたくさんあるけれど、1番馴染みの多い雪組を中心に印象に残ったポイントのみ書いてみました。

組ファンである前に宝塚ファンなので、本当は同じように書きたいけれど、時間が許さず残念です。

 

これで私の今年の宝塚観劇は全て終了です。

組コーナーで今年の各組の歌を聴くと舞台が蘇ってきますね。
今年もありがとう!タカラヅカ!

来年はどんな感動が待ってるでしょう。

ワクワクしています...♪*゚

 

ブログは星・花・宙に続いて『2018年の宝塚とこれからのこと〜月・雪組』をまた後日アップしたいと思います。

うさぎ

www.wind-waltz912.com

 

2018年の宝塚とこれからのこと〜星・花・宙組

 

今年とこれからの星・花・宙組

 

宝塚では大劇場最後の『ファントム』が幕を下ろし、今年がもう終わってしまった気分です。

はぁ〜、熱かった日々・・
今日の私は完全休養日、一日中、ぼーとしてました。


あとは、タカスペですが、チケット争奪戦にもあっさり破れて(T . T)、ライビュでの観劇を楽しみに待つ状態です。

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今年も1年、舞台を観て感動したり、わくわくしたり。
頭も心も活性化されて、ストレス解消にもなり、1度の観劇で5歳くらい若返りました。←5歳は嘘かも(//∇//)


今日は、今年の各組の振り返りと、これからのことを少し書いてみます。

今回は星組花組宙組です。

 

星組のこと


2018年の花組

星組は1公演のみ観劇となった『ANOTHER WORLD』ですが、これが大当たりでした。
今年の好きな作品のベスト3に入ります。


主演の紅ゆずるさんが持ち味全開で、とても良かった。
キャラクターとして好きだったのは七海ひろきさん演じる喜六。
おとぼけキャラは最高でした。


スカステでは『阿弖流為-ATERUI-』を視聴。
やはり礼真琴さんは素晴らしく、思ったより有沙瞳さんと合うんだなと思いました。

実力派の2人ですね。


これからの星組

『霧深きエルベのほとり』『ESTRELLAS ~星たち~』で開幕。


お芝居は何度も再演されている名作です。
この作品を観たことはないですけど、かつて主演された順みつきさんのことは覚えています。


男っぽく骨太なスターさんだった記憶。
スタイリッシュな紅さんとは違うタイプだったように思います。


綺咲愛里さんは可愛い方なので美しい舞台になるでしょう。

あと極美慎くん、桃太郎以来、妹1のお気に入りです〜


さて、既にかいちゃんの卒業が決まっていて、来年の星組は大きな変革期となりそうですね。

 

花組のこと


2018年の花組

何と言っても『ポーの一族』には驚きました。
舞台の華やかさもですが、エドガー役を演じた明日海りおさんの演技にです。


あまりに自然に子供〜少年役を演じられていましたが、かなりの演技力が必要なのでは。


作品としては『あかねさす紫の花』が好きでした。
今年の好きな作品ベスト3に入ります。


Aパターンでライビュでの観劇でしたが主要メンバー全て完璧でした。
特に中大兄皇子を鳳月杏さんが演じたことは大ヒットでした!


これからの花組

『CASANOVA』でスタートを切ります。
これも、みりおさんの持ち味を生かした作品になりそうで期待しています。


そしてこの公演でトップ娘役の仙名彩世さんが卒業されて、花組も大きな変革期となりそうですね。


スカステで録画した『はいからさんが通る』はまだ未視聴ですが、柚香光ちゃんのことは応援していますよ^ ^

 

宙組のこと


2018年の宙組

宙組さんは、『白鷺の城』が印象的でした。
ストーリー性のある和物が面白くて新鮮、トップコンビが美しかった。


私は紅さんの康次郎、みりおさんのエドガーのように、その人ならではの役、その人しか出来ないような役に惹かれるのですが、真風涼帆さんはそれが来年にあるように思います。


これからの宙組

何と言っても『オーシャンズ11』ですね。
宙組で上演するのではないかと予測していた方は多かったのではないでしょうか。


ダニー役のゆりかさんは、それほどぴったり。
ラスティー役の芹香斗亜さんも役に合ってますね。


宙トップコンビは来年も安泰だと思いますが、愛月ひかるさんが専科に異動となり、組の中の編成が変わってきそうです。


愛ちゃんはスカステ『不滅の棘』がとても良かったし、今後は色々な組で活躍してほしいです。


オーシャンズのベネディクト役は大きなポイントとなりますか。
ここはアニータ役が良かった桜木みなとさんで是非観たいです。


アニータといえばもう一人、和希そらさん。
何でもできる人という印象で舞台でも目立ちますし、今後かなり注目の人ですね。


.+*:゚+。.☆


ざっと簡単に書いてみました。
月組と雪組に続きます。


うさぎ