風のワルツ

宝塚歌劇、楽しくブログで綴ります。

雪組『ファントム』感想⑦ 美しいフィナーレ

フィナーレナンバーは劇中歌

 

昨日の『ファントム』舞台での観劇はmy楽になり、今年の大劇場の締めくくりになりました。

観る度に言葉が気持ちに追いつかない状態です。

それでも、多くの人の感動が言葉によって伝わってくることで、言葉にして共感できる素晴らしさを感じています。

そして自分が感じたことや胸の高まりも大切にしたいです。


そんなことを思いながら、今日は簡単にフィナーレについての感想を書いてみます。


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ファントムの世界観のまま


ナンバーは全てファントムの楽曲をアレンジしたものなので(今までは違っていた)、ファントムの世界観のままの違和感なしのフィナーレです。


オラオラ系ではありません→(*ΦωΦ*) /


私の場合、最近の雪組のショーは、
望海ー彩凪ー朝美の熱い視線とギラギラ感(予備軍→) にクラクラして

爽やか雪の王子様、彩風ー永久輝(予備軍→) にクラクラする

というパターンになってます。

今回は、何かが大きくダダ漏れているということはなかったような・・

物足りませんか?

あ、デュエットダンスでは少し(//∇//)v


全体的に今回のフィナーレはクラシカルな雰囲気で、私は大好き
このストーリーの後に相応しいと思いました。

 

フィナーレの流れ


物語の幕が降りて、まず登場するのは彩凪翔さん☆
「♪ 世界のどこに」歌いながらの銀橋

 

今更ですが、今回は彩彩コンビの存在の大きさをかなり強く感じた舞台でした。

今まで培ってきたものが確かな形となってどんどん開花していくような素晴らしさ!


・*:..。o♬*゚


ロケットダンスは 「♪ 夜のために着替え」
フランス三色旗トリコロールの衣装
真ん中は・・あがっち、縣千さん☆
従者でかっこよく踊っていたのにここでは可愛いロケットダンサー☆彡.
新公のキャリエール役は、著しい歌の成長があったそう。
とても嬉しいニュースです。


・*:..。o♬*゚


真彩希帆さんの「♪ 私の真の愛」
キュートな真彩さん。
アレンジで劇中とは全く別の歌みたいです。
ショータイムとしてはありなのかな。
こういう歌も上手い、聞き惚れます。


・*:..。o♬*゚


男役群舞は 「♪ 僕の悲劇を聴いてくれ」

望海風斗さんの歌にはドラマがあるように、ダンスにもドラマがあり雰囲気がありますね。
うまく表現できませんが。

そして、顔と声とダンスと演技と雰囲気の全てがピタッと合っているように思います。

例えばビジュアルが男っぽいのに声が細いとか、可愛い顔で声が太いとかギャップがある場合、私の中でそれらが重なるのに少し時間がかかります。
それはそれで、ハマる時もありますが^ - ^

話が逸れましたが、この場面はとっても素敵です。


・*:..。o♬*゚


「♪ パリのメロディ」

曲調がガラリとと変わって望海さんの歌

からの、次は3人だったかな少し曖昧^^;

朝美絢ー永久輝せあー綾凰華
歌いながら銀橋渡ります。


あやなちゃんに関しては今回お芝居で触れてなかったけど好きです
1幕でのオペラ座リハーサルの場面、白い衣装のひとこちゃんと、青い衣装のあやなちゃん素敵でしたね。

新公最後のエリック役も有終の美を飾って、これから楽しみです^ ^


と、ここで梨花ますみさん登場!
銀橋を歌いながら・・これにはびっくりしましたが^^;
卒業する陽向春輝さんも途中から一緒に。
お2人ともこの公演、最後まで応援しています。


そして彩風咲奈さんの歌
咲ちゃんには2番手としての大きさを感じるし、次期トップとしての準備も整いつつあると思います。
最後は咲ちゃんを中心にズラリと銀橋に並んでの歌、ここもほんと、素敵なんです!

 

・*:..。o♬*゚


真っ赤な衣装のデュエットダンス
「♪ 私の夢が叶う場所」

とても綺麗なシーンです。
2人の呼吸はぴったりで、夢の中のエリックとクリスティーヌを観ているようでした。


やはり望海さんはドラマティックな赤が似合う。
寄り添う真彩さんは、
望海さんが赤なら赤も似うけど、別の色でも似合う人。

いつも同じ色でないところも、この2人の素晴らしさ。
別々の色でも合う2人の素晴らしさ。


このデュエダンのシーンとエリック指揮者の舞台写真は、やはり売り切れでした( ; ; )


・*:..。o♬*゚


パレード


エトワールは愛すみれさん。


階段降り、縣くん、あやなちゃんは前回からすっかり定着してますね。


ひとこちゃん
あーさ
翔ちゃん
咲ちゃん
真彩さん
望海さん


・*:..。o♬*゚


美しいフィナーレでした。
イェンストンさんの楽曲でやれたのは大きかったですね。

今年最後にこんなに素晴らしい舞台を観ることができて本当に幸せです。


雪うさぎ
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「パリ夢紀行」「私の夢が叶う場所」雪組ハッピー情報いろいろ!

雪組情報winter ver.

 

雪組は現在『ファントム』上演中、素晴らしい舞台が感動を呼んでいるのは周知のとおりです。
これから観劇やライビュを予定されている方は是非楽しみにしてくださいね。


最近はずっと鼻息荒く(笑)、観劇の感想を書き綴っていますが、ちょっとひと休み。
いつもお付き合いいただいている皆さん、ありがとうございます。


今日は雪組関係の番組を見て思ったことや、これからの雪組情報など書いています。
一緒に楽しんでいただければ嬉しいです♪

 

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 ☆⋰今日から画像はクリスマスバージョンです☆⋰

 

まず、番組3本から。

 

あなたがやることが正解

 

特別番組 「私の夢が叶う場所」

 

 『ファントム』上演とCDの発売記念特別番組です。
レコーディング中の場面の望海さん素敵ですよ

スペシャルゲストは春野寿美礼さん。

オサさんがエリック役の時に望海さんは従者として出演されていました。
大先輩オサさんの前では少し無邪気な下級生の顔になる望海さん(=^x^=)(ΦωΦ)

 

トークを聞いていて感じたことは、やはり2人は歌の人だなぁということ。
音楽をこよなく愛し、音楽に愛されている人たち。

オサさんは歌でその人物の言葉を喋るという感覚だそう。
意識されているかわからないけど、望海さんの歌もそのように思えます。

2人がエリック(音楽)を通して深く繋がれているようで、歌うことの素晴らしさ、ファントムという作品の素晴らしさを感じました。

 

今の望海さんに対して、

何も変わることはない。
「あなたがやることが正解」

最高の言葉をいただいた望海さん。
私達も嬉しいですね。
オサさんありがとうございました^ - ^

 

雪組トリデンテのパリ訪問

 

かんぽ生命『パリ夢紀行』

 

望海風斗ー彩風咲奈ー真彩希帆
雪組トリデンテが尋ねるパリの街

そうです。
パリと言えば、今や雪組の代名詞とも言える街ですね(//∇//)
望海さんがトップになってからの3作品全てパリですから。

 

望海さんはやっぱり楽しい人ですね。
ロベスピエールの像を見た時の反応や、ガトえもんやってくれるところも最高!

ユニークな望海さんと、明るい真彩さんと、優しい咲ちゃんとでほのぼのと楽しそう🎶

 

写真スタジオの場面。

写真を撮るためにメイクをバッチリしてもらった望海風斗。
N「どうです?フランス人みたいでしょ。」

咲ちゃんと真彩さん、普通な感じで、
A&M「あ!フランス人!」

適当なやり取りには笑えたけど、この3人の写真がとっても素敵なんです。
欲しい・・^^;

 

訪問先は3作品のゆかりの地でしたが、オペラ座だけは撮影NG
見学した3人がそれぞれ印象に残った場所を絵に描いてくれました。
これは見てのお楽しみ、個性が出てます♪

ところで、前々から望海さんにはいつかぜひ個展を開催してほしいと、わりと本気で思ってます(o^^o) 

 

旅の終わり、
これから雪組はどのように向かって行くか、組を引っ張っていく3人の話し合い。

望海さんは個々の力を伸ばすことで組力が強くなるのではないかと。
咲ちゃんは自分の理想を個々に持つことが大事だと。

2人の目指す方向は同じではないでしょうか。

咲ちゃんは夢に向かう望海さんを尊敬していて、
望海さんは咲ちゃんを信頼しているの分かりますね^ - ^

 

この旅でパワーを貰ったと言う望海さん。
咲ちゃんも真彩さんも同じかな。

『ファントム』の舞台を観る限り、パリで満たされたパワーは尽きることがないように思います。 

 

チャンスは準備した人にやってくる

 

NHK 「トップスターが語るタカラヅカ」

 

各組のトップさんが宝塚に関する同じ質問について答えられる番組でした。
雪組特集という事で (^^;毎度のことですが→)望海さんをピックアップ!


お話を聞いて2つ印象に残ったことがありました。

 

エネルギーについて

望海さんの舞台はいつも熱いエネルギーを感じますが、そのエネルギー源はやっぱり音楽のようです。

望海さんが『ひかりふる路』の舞台で感じたこと。

音楽の持つ力は大きい。
歌うことで感情が湧き上がってきて自分でもエネルギーが湧いてくる。


だからこそ私たちはあなたの歌に心を揺さぶられ、お芝居に感動できる!

 

他組で、同期が活躍、主演するのを観て。

悔しいけれど、自分にはそれだけの勇気、覚悟がなかったのではないか。
チャンスは準備した人にやってくると何かで読んだ。
そこから自分自信と向きああって戦ってこれた。

いつもさらさらと本音を語ってくれますね」。
その中に、何かしら心に残る言葉をポーンと投げかけてくれる。
舞台を降りてもホント素敵なのぞ様なのです^ - ^


チャンスは準備した人にやってくる。

ぜひ後輩たちにキャッチしてほしい言葉ですね

 

雪組情報いろいろ

 

発売決定!

2019年1月5日発売予定

望海風斗写真集「Voyage」(DVD付)

やった〜

 

2019年2月12日発売予定

雪組大劇場公演
『ファントム』 (ブルーレイ)
『ファントム』 (DVD)
『ファントム』 (ライブCD)

シャンドン伯爵役 彩凪翔
アラン・ショレ役 朝美絢

収録日:2018年12月6日
収録時間:約160分(予定)+スターアングル+役替わりダイジェスト
映像及び音楽の割愛、差し替え等はなし!←\(^o^)/

 

スカステ 

望海風斗「Photographie」
写真集「Voyage」の撮影現場に密着したメイキング番組ですよ!

撮影場所は京都と中国・上海。
1番早い放映日は12月29日19時〜。

上海・・

お忙しい身の上で、いつの間に!・・(゚o゚;


1月のスカイステージは盛りだくさん。一部紹介

12月28日/1月4日 
 宝塚クロニクル2018Special 雪組編
2018年の雪組を振り返る90分番組ですね。

 1月〜
・ Brilliant Dreams +NEXT 「彩風咲奈
・ JURIの宝塚音楽同好会「朝美絢

・音楽の宝箱「永久輝せあ叶ゆうり
・トークスペシャルin東京「煌羽レオ永久輝せあ野々花ひまり
・Young+「彩海せら有栖妃華

 

☆∻∹⋰⋰


さて、最近は『ファントム』に意識が集中しておりますが、れいこ(月城かなと)さんのこともしっかり覚えてますよーー(๑›‿‹๑)

来月はいよいよ『アンナ・カレーニナ』です。
れいこさんのことは、またあらためて!

 

☆∻∹⋰⋰

 

再び『ファントム』の世界に入ります。

 

雪うさぎ

 

↓ 以前3作品の舞台パリについて書きました。www.wind-waltz912.com

 

 

雪組『ファントム』感想⑥ 彩凪翔・朝美絢〜美と笑の役替り

真逆の役を演じる


雪組『ファントム』の、彩凪翔さんと朝美絢さんの役替わり。

真逆の役ですが、2人の役作りが話題になっていますね。

翔ちゃんとあーさのそれぞれの役についての感想です。

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シャンドン伯爵とアラン・ショレ


簡単に紹介を。

フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵
華やかな世界に住む、若く美しい資産家。
絵に描いたような幸せオーラをまとった人。
プレイボーイだけど、勇敢で一途な面もあり好感度抜群! (//∇//)


アラン・ショレ
あーさ曰く、変なおじさん。
オペラ座の新支配人で、常に嫁のカルロッタの機嫌をとっている。
そこそこの年齢かと思うけど、渋みが出るタイプではなく、むしろ小物感が漂う愛すべきキャラクター。


2人とも、完全にシャンドン伯爵タイプですよね。  笑
そこに、アラン・ショレ役の面白さがあります。

 

彩凪翔の役の振り幅の広さ


彩凪シャンドンが登場すると空気がパッと変わるところは凄いと思いました。
お芝居で翔ちゃんのキラキラ系の男役を観るのは久しく、改めて雪組は夢々しい作品というよりディープでドラマティック、シリアスな作品が多いことに気づきます。(今回もですが)

翔ちゃんのシャンドン役は予想通りと言えば予想通り^ - ^ ぴったりです。
持ち味の品の良さがシャンドンの育ちの良さに繋がり、華もあって素敵
爽やかな歌声も良かったし、真彩さんと2人で歌うシーンも合ってました。

翔ちゃんのシャンドン伯爵好きです。

 

翔ちゃんのアラン・ショレは、あーさショレより少し弱そうで優しそう。
背が高くて見た目はかっこいいショレですが、嫁の顔色を伺ってばかりという、
シャンドン役とのギャップがいいですね〜。

翔ちゃんは、2〜3年前まではまだ線が細いイメージでしたけど、今、円熟期を迎えて役の振り幅の広さを感じます。

 

朝美絢の可能性

 

あーさのアラン・ショレはひたすら可愛かったです

ショレショレしてるのがツボで(笑)、かなり役作りを工夫されたかと思います。
細かい動き、表情、声の出し方、全てがコミカルで素晴らしかった。

新境地を開いたということでは大成功、今後あーさのコメディも観たいと思いました。
→その時は青年役で。

そして今回の公演で、ショレが思っている以上に出番が多い役だったことに気づく。
翔ちゃんとあーさが演じると、やはり目立ちますからね(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

あーさのシャンドン伯爵ですが、こちらも予想通りの素敵さ。
歌も良いし綺麗だし文句のつけようもないのですが、今回はショレ役のインパクトが強過ぎました。

あーさの演者としての可能性が、まだまだ進化していることに感動です

 

2人の役替わりは

 

今回は美のシャンドン伯爵笑のアラン・ショレという違うタイプの役を2人が演じるという悩ましい舞台となりました。→どちらも観たくなるという。

もちろん本来の2人は完全にシャンドン伯爵タイプです。
2人とも美の人ですから。

 

個人的には翔ちゃんはシャンドン伯爵、あーさはアラン・ショレが好きだったかな

 

シャンドンは登場シーンから、あまりにも翔ちゃんにぴったり。
1幕はクリスティーヌへの真っ直ぐな恋を爽やかに。
2幕からは熱く一途な思いと勇気ある行動力をしっかり演じ分けてくれたのはさすがでした。
翔ちゃんのこのような正統派男役をまた観たいですね

 

あーさがインパクトある思いきった演技でアラン・ショレという役に光を当ててくれたことに感動
美しいイケメンを封印して(隠しきれない美は仕方ない)全く別のコミカルなキャラを演じてくれたことにも感動

なので、私の場合はAパターンがより好きだということになります^ - ^

 

来週、もう一度Aパターン観劇予定です。

観劇感想、もう少し続きます。

 

本当に素晴らしい舞台で、感動が尽きません。

 

 雪うさぎ

 

↓ファントム感想・

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雪組『ファントム』感想⑤ 注目の役〜永久輝せあ、舞咲りん、縣千など

 

主要人物を支え深める役

 

『ファントム』感想⑤です。

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『ファントム』には、主演級でなくても、
物語に厚みを加えて、主要人物を際立たせ、
深みを持たせる、注目の役がたくさんあります。


例えばキャリエールには、
若き日のキャリエールやエリックの母ベラドーヴァが。

クリスティーヌには、敵役カルロッタ

エリックには、従者(5名)たち。

 

永久輝せあ・朝月希和


若き日のキャリエールを演じるのは永久輝せあ(ひとこ)さん。
エリックの母ベラドーヴァに朝月希和(ひらめ)さん。


キャリエールが過去を振り返る場面ですが、彩風咲奈さんの語りがいいですね。
ソフトで落ち着いた口調で、切なく悲しいストーリーを語ってくれます。

ここは、エリックの生い立ちを知るとても重要なシーンです。


ベラドーヴァのひらめちゃん。
愛する人に裏切られた悲しみを受け入れることができず、
愛しいエリックの傷を美しいと言う。
もしかしたら彼女には見えてなかったのかもしれません。
その全てをセリフではなく、歌で表現しなければならない。

ひらめちゃんは歌がとっても良かった。
それだけにとてもベラドーヴァが悲しく哀れに感じられて切なかったです。


若い日ののキャリエールのひとこちゃん。
やはり華がある。
1幕のセルジョ役の時も出てくると舞台が明るくなりますね。

2役のうち、印象に残ったのは2幕の若いキャリエール役でした。

難しい役ですが、ひとこちゃんなら出来ると思ってました。
たった1シーンでキャリエールの弱さや、どのようにしてエリックが誕生したしたのか、全ての悲劇の始まりを演じることになるので、ここでの表現力はとても大切ですね。

この場面を経て彩風キャリエールの背負っているものを理解することで、より深くこのストーリーの中に引き込まれていきます。


話は逸れますが、永久輝せあさん。
来年のバウ主演も決まっていて、与えられた役を着実に演じる力をつけていると思うので、もう少し大きな役が欲しいところです。
今後のことを考えると、場合によってはひとこちゃんの他組異動の可能性も頭をよぎらないではない。

今の雪組メンバーが作り上げた舞台が素晴らしいだけに、翔ちゃんやあーさの役がわりの意味も含めて、今回の公演は感慨深いものがあります。

 

舞咲りん


カルロッタは完全に主要メンバーですね。
コミカルな面も担当の悪役。
歌の演技もすごくお上手なんですね〜
とっても難しいでしょうが、全く難しさを感じさせないのはお見事。
その上、役がわりのイケメン旦那を操るあざとさも必要。


今の時点で、朝美ショレしか観ていませんが、絶妙なコンビで観客の笑いを誘い、
クリスティーヌには気持ちいいテンポで意地悪をグイグイと。
今回の役作りはとても素晴らしいと思います。
すでに評判を博している彩凪ショレとのやり取りも楽しみです^ - ^

 

従者たち


かっこいいですよ〜〜
前作より人数が少ない分目立ちます。

男役  /  凰華はるな 諏訪さき 
       眞ノ宮るい 縣千←
娘役  /  沙月愛奈 笙乃茅桜


さすが選ばれしダンサー達
キレッキレで素晴らしい!

この従者たち、元々は浮浪者達で帰る場所もなく、自分では生きていけないそう。

では、エリックに寄りかかって生きているのかと言うと、それだけとは思えないのです。
エリックも彼らに支えられている部分があるのではないかと。

孤独に生きるエリックにとって、ありのままの自分を見せられるのはキャリエールと従者たちだけですから。

従者一人一人にも (多分最悪の)過去があるはず。
そこはトートの黒天使と少し違うところかな、と思います。


そして従者のメンバーに縣千さんがいたことは嬉しかった♪
ダンスも素敵なんですよ。
新公ではキャリエール役に挑戦ですね。
また注目してみてくださいね^ ^

 
ファントムは主演級以外はセリフは少なくなりますが(無い場合も)、その分歌やダンスでの表現力が素晴らしく、これを経験することは大きな成長に繋がるのではないでしょうか。

『ファントム』を過去2度経験されている望海さんが実証されているように思います^ - ^


次回の『ファントム』感想は彩凪翔さんと朝美絢さんの役替わりについてです。


雪うさぎ
 

↓ ファントム感想
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雪組『ファントム』感想④ 真彩希帆〜天使の歌声クリスティーヌ

「複雑な愛」のかたち

 

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2度目の観劇でしたが、舞台も観客も一段と熱かったです。
特に前回より観客の熱量が凄かった。
舞台と観客の一体感を強く感じました。

終演後はあちこちから感嘆の声。

この熱気は雪組の皆さんにもきっと伝わっていると思ってます。
私もかなりエネルギー使いました。


望海風斗さん、彩風咲奈さんに続いて、今回はヒロイン・クリスティーヌ役の真彩希帆さんについての感想です。
エリックと一緒に見ていきますね。
内容に触れるのでお気をつけください。

♪。.:*・゚ ♪。.:*・゚ 

 

疑問でした。

なぜクリスティーヌは逃げたのか
エリックへの愛はどのような形の愛だったのか

 

クリスティーヌとエリック


クリスティーヌの前に初めて現れたエリックが(も)忘れられません。

色彩のなかった彼の日常が、突然美しく色づき彩られた。
そんな喜びに満ちた表情と、拒絶されるかもしれないという不安な表情と。
いろいろな思いが入り混じっていて、何とも愛しいだいもんエリックでした。


望海さんの演技は本当に自然で、等身大のエリックが目の前で呼吸しているようです。

実は真彩クリスティーヌにも同じように感じるのです。
希望に満ちて、明るくまっすぐに音楽へ向かう様子は真彩さんそのものかと思うほど。


エリックとクリスティーヌの歌のレッスンのシーン
♪ラララララ
美しい旋律
美しい2人のハーモニー
思わず息を止めて聴き入ってしまいます(๑˃̵ᴗ˂̵)危なかった


真彩さんの歌は耳に心地よくて心に響く歌声。
まろやかで優しくて、高音も綺麗で素晴らしい美声に毎回うっとり。
クリスティーヌは真彩さんの為にある役ではないかとさえ思えます。


衣装も全て似合っていてとても可愛かった
望海さんの相手役でありがとう!

 

エリックへの複雑な愛


出会いから音楽を通して満ち足りた日々を過ごす2人

クリスティーヌもエリックに恋していた。
クリスティーヌは愛だと言ってましたが。
そうなのかもしれません。


では何故逃げたのか?


仕方のないことかもしれませんが、
エリックの心を愛したと言っていたのに、ちょっとなぁ、あまりにエリックが可愛そうではない?
と思いました。


この場面について、プログラムの中のインタビューで、真彩さんがこのように語られています。


決して顔の傷ではなくて、エリックが背負い続けてきた全てのものを、母親のように受け止めきれないことに怯えたのではないか。
親子の愛とは違う、愛の複雑さを感じる。


クリスティーヌはただの傷では済まされないものを瞬時に悟った。
彼女の立場に立って考えてみると十分理解できることだと思いました。


私の場合、ここの場面は完全にエリックに感情移入していたので、クリスティーヌの行動が共感しづらかったのでした。

 

望海さんと真彩さん


仮面を外すシーンもですが、2人はエリックとクリスティーヌについて多くのことを語り合ったそうです。


舞台を離れても2人の信頼関係を感じるし、特に音楽で繋がれているようなイメージがあります。

まさにエリックとクリスティーヌ
2人で音楽のレッスンをするシーンは、役と演者が溶け合っているような感覚でしたよ。

真彩さんは、望海さんとはもちろん、咲ちゃんとも翔ちゃんとも並びが合いますね。
ホントに貴重な愛すべき雪の歌姫さんです^ - ^


 
最後に真彩さんが銀橋で歌うシーン

クリスティーヌの心の嘆きを見事に歌いあげてくれます。

天使の歌声の呼び名にふさわしい素晴らしいクリスティーヌでした☆彡


♪。.:*・゚ ♪。.:*・゚ 


彩凪翔さんと朝美絢さんについての感想は、来週の役替わり公演観劇後に書きたいと思います。

次回『ファントム』の感想はその他の役、永久輝せあさんや従者たち、フィナーレなどについての予定です。


♪。.:*・゚ ♪。.:*・゚ 


昨日は望海風斗さんのお茶会だったのですね
私はどなたの会にも入っていないので、残念ながら参加することができませんㅠ_ㅠ
レポ禁なので詳細は分かりませんが、皆さんの楽しそうな様子を羨ましく感じています。
やっぱりおすすめでしょうか、ファンクラブ(//∇//)

とりあえず1人で小さくお茶会お酒会~

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雪うさぎ

 

 『ファントム』感想です↓

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雪組『ファントム』感想③ 彩風咲奈〜難役キャリエールを好演

 

素晴らしかった彩風キャリエール

 

『ファントム』
今回は主にキャリエール役の彩風咲奈さんについての感想です。
(内容に触れますのでご注意ください。)

 

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観劇前は


再演ものの時は、観劇前に演者と役柄とを頭でイメージしてみます。

望海さん、真彩さん、彩凪さんと朝美さん(2人はシャンドンの方) などの主要メンバーはすぐにイメージできましたが、咲ちゃんのキャリエールだけイメージしづらかった。

自身のキャスト予想の過去記事を読み返しても、いろいろと御託を並べながら咲ちゃんをキャリエール役に位置づけています。


スタイル抜群、爽やかで若々しい咲ちゃんが、重い過去のあるエリックの父親キャリエールの悲哀であったり渋さを出すには、まだ少し若いのではないかと思ったからです。


その後、制作発表やお稽古の映像を見ているうちに、少しずつイメージが膨らんできましたが。

今回 、咲ちゃんには良い意味で期待を裏切られました☆

落ち着きと温かみのある歌と演技で、深みのある素晴らしい彩風キャリエール
私はとても感動しました。

 

キャリエールとエリック


彩風キャリエールがしっかりと望海エリックのパパに見えたことは、このストーリーにおいては重要なことではないかと思います。
それは見た目ということではなく、2人の間に漂う空気のことです。
親と子の間にだけ存在する空気感。

感想②でエリックはキャリエールに対して、まるで駄々っ子のようになるところがあると書きました。

どこか心に幼さが残るエリックと、それを受けとめようとするキャリエールと。
2人の演技を観ていると、自然な形で信頼関係が伝わってくるのは必然なのかもしれません。


・:*ೄ‧͙·*


キャリエールは物語の要となる人物です。
全ての悲劇はこの人が始まり。
優しくていい人なのでしょう。
でも、弱さもある若き日の過ち。
その日からずっと十字架を背負って生きている人です。


・:*ೄ‧͙·*


キャリエールはエリック、クリスティーヌに続く大きな役ですし、だいきほ主演である以上ソロでの歌唱力もかなり注目されますね。


銀橋での望海エリックとの2人のシーンはキャリエールのみならず、ストーリー最大の見せ場と言っても良いでしょう。

2人の歌と演技の素晴らしさには心から感動しました。

 

最後はキャリエールの決断と行動でエリックの悲劇に幕が閉じますが、あれは誰の為でもなく息子エリックへのであったと信じています。

 

・:*ೄ‧͙·*


実力に穴がないことはわかってましたが、ここまで出来る咲ちゃんが頼もしくて嬉しくて。

静かで穏やかだけど、心に熱さを持つキャリエールを歌で、演技で、魅せてくれました。


私は今までだいきほを注目し過ぎるあまり、咲ちゃんのことを、見ているようで見ていなかったのかもしれません。
マクシムとダントンも良かったけれど、エリックとキャリエールは更ににパワーアップ!
まだまだ2人の進化は止まらないようですね

これから咲ちゃんには、今まで以上に注目したい、
注目します


次回はエリックとクリスティーヌについての感想です(=^・^=)


雪うさぎ
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雪組『ファントム』感想② 望海風斗〜エリックの心を奏でる

「素晴らしい演者」望海風斗

 

舞台は19世紀後半、パリ、オペラ座

『凱旋門』でのラヴィックとボリスの別れから、30年ほど時間が戻ります。

 

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『ファントム』②
今回はエリック役の望海風斗さんについての感想です。

(内容に触れるのでご注意ください。)

 

ドラマティックな始まり

 

映像から流れるようにオペラ座地下室へ移動していき、自然な形で舞台へ。
月光に照らされて座っているファントム。

エリック(ファントム)が歌い始める。

何てドラマティックな声なんだろう。

観客は一瞬でストーリーの中に引き込まれていく。

舞台で心の悲しみを歌うのはエリック役の望海風斗ではなくて、オペラ座に住むエリック

 

絢爛豪華ななオペラ座の下、
暗く閉ざされた地下室に住むエリック。

不思議なことに、その空間には、上の華やかな美しさとは別次元の美しさが存在していました。
キャンドルの灯のようにあたたかく、
切なく悲しい美しさです。

 

愛しい望海エリック


望海エリックは、全体を通して抱きしめたくなるような愛しいエリックでした。

寂しさと孤独に耐えて生きてきて、子供のような心を持ち続けているエリック。
キャリエールに接する時は駄々っ子のようでもあり、クリスティーヌには母親の面影を求める。

エリック、クリスティーヌ、キャリエール
3役者の演技はこの舞台を成功へと導きます。


ピュアな心を持ちながらも深い闇を抱えているエリック。

皆に恐れられる傷を持つ怪人だけど、宝塚の怪人は視覚的には美しい。
それゆえに演じる難しさもあるでしょう。


仮面の下に隠された喜びや、怒り、悲しみが痛いほど伝わってくるのは、望海さんの高い演技力と歌唱力の為せる業。


美しい望海エリック
切なく愛しいエリック

 

忠告ですが、類稀なるだいもん美に心を射抜かれてしまったら、
おそらく2度と戻ってはこれません・・よ( ΦωΦ )フ

 

エリックの心の歌は哀しく


以前にもどこかで書いた覚えがありますが、望海さんが歌うから名曲に聞こえるのか、
名曲だから名曲なのかわからなくなる時があります。


『ファントム』の楽曲は間違いなく全て名曲であり難曲です。
リズミカルな曲というよりもクラシックやワルツなどが多く、またコーラス部分などもかなり難しいそうです。


今回感動したことの一つは、雪組全体としての歌のクオリティが予想以上に高かったことです。
コーラスもソロで歌ったメンバーも全て◎
難しさを全く感じさせないところも◎

 

「僕の悲劇を聴いてくれ」

登場シーンで月明かりの下、エリックが歌うシーン

いきなりを掴まれます。

望海さんが以前エリックの心の中を覗いてみたかったと言われてましたが、まさに彼の心の叫びを聞くようで心が震えました。


感動とは深く感じて心を動かすこと。
上手いだけでは耳は満足してもまで動かない。

歌で感動させられる人はそんなにいるものではない筈なのに、

この舞台には望海さんの他にも音楽の天使がいるという、奇跡。

 

「Home」私の夢が叶う場所

過去に望海さんのように素晴らしい歌唱力を持つ春野寿美礼さんがファントム役を演じられました。
オサさんファンだった妹1、当時どうしてもデュエットに違和感があったそうな^^;ゴメンネ
歌が上手過ぎるトップさんの相手役は大変なのです。

 

望海エリックと真彩クリスティーヌの「Home」は2人が大切にしている歌ですね。
2人のハーモニーは夢心地です。
同時にこの先の結末を憂えるシーンでもあります。

 

「You Are My Own」お前は私のもの

キャリエールと歌うシーン
2人の歌がまた素晴らしくて素晴らしくて。
私の中で咲ちゃん急上昇⤴︎
このシーンや彩風咲奈さんのことは次回に書きたいと思っています。

 

素晴らしい演者


以前『ファントム』作曲のイェストン氏が望海風斗さんの歌を聞いて、
「素晴らしい演者」であると称されました。


この言葉は、望海さんが喜びや怒り、悲しみ、人としての感情を全て歌で表現できる素晴らしいスターであることだと、私は受けとめています。


実はここまで書いて、望海エリックのことだけを書き続けることに限界を感じています。

やはりエリックは、彼が愛し求めたクリスティーヌとキャリエール、この2人との関わりなしに語ることは難しいですね。

 

また感動を言葉にするのを今回ほど難しく感じたことはありません。

少しパターンを変えて、次回はキャリエールとエリックについて書いてみたいと思います。

 

・゚・✽:.。..。.:+・゚


☆ファントム美容フェイスマスク・レポ☆

シートが3枚、何と仮面の絵柄!←ここ(だけ)がポイント!
化粧水を含ませて、目と口をくり抜いて顔にペタっと貼り付けます。

鏡に写すと、「おおファントム!」

となります。

使用中の写真を撮ったものの、ここに貼り付ける勇気などさらさらなく^^;
こっそり付けてこっそり外します・・

望海さんファンの皆様、ファントムファンの皆様、純粋にこのマスクファンの皆様、ぜひこのマスクを一緒につけて、ファントム祭りやりません・・よねぇ  ^^; ザンネン

つけてみて楽しかったし
お肌も潤ったような気がするし、
明日の朝に希望ももてるぞ!♪

また楽しいグッズ開発してくださいね(*ΦωΦ*)v

雪うさぎ

 

↓『ファントム』感想①

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雪組『ファントム』感想〜心から感動する舞台はそうそうない

  

感想、今夜は少しだけ

 

『ファントム』観劇しました。


あまりに感動が深いので、詳しい感想は少し時間をおいてからにしたいと思います。
(興奮していると、文章が支離滅裂に^^;)

なので今日の感想は簡単に、控えめに。

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映像が効果的に使われていて新しい『ファントム』でした。

根幹は今までと変わらない、美しく悲しい物語です。

エリック役とクリスティーヌ役のトップコンビは見事なはまり役。
言葉にできないほど素晴らしかったです。
音楽の天使がついていますね、ふたりには。
間違いないと思います。


望海風斗さんと真彩希帆さんがトップであるという限りあるこの時に、2人の舞台を観劇できるのは大きな喜びです。

作品が大きいほど、楽曲が難しいほど、望海さんは実力を発揮できる人だと思いました。


もちろん素晴らしい舞台は2人だけで作れるものではなく。

雪組の集結力と今まで培ってきた底力を感じました。
それがなければ成り立たない作品ですね、『ファントム』は。


さらっとですが、
底力① キャリエール役の彩風咲奈さん
やりましたねー(拍手)
個人的に大ヒット!本当に良かった。


底力② シャンドン伯爵役の彩凪翔さん
すごくイケメンですよ。
翔ちゃんのこういう役久しぶりかな ♪
何より翔ちゃんの歌がたくさん聞けた!


底力③ アラン・ショレ役の朝美絢さん
コミカルな役になりきっていて面白かったです。
あーさ、お芝居上手!
動きがなんとも言えず可愛かった
役がわり楽しみですね。


それぞれの詳しい感想は(多分)明日から、ぼちぼちと書いていきたいと思います。

来週も観劇予定ですが、また泣いてしまうでしょうね。

 

*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

エリックについて↓
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 キャリエールについて↓
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望海さん発案の例の美容マスク、買いましたよ。
そのご報告もまた


雪うさぎ

彩凪 翔『ファントム』に向けて

彩凪翔さんに注目

いよいよ明日は『ファントム』の初日です。
作品が発表された時には、まだ遠い先のことのように思えました。
今やっと『待ち人来たる』の心境です。


スカステでのお稽古風景を見ると熱気が伝わってきて、ワクワク感が高まるばかりです。

今日はその中で彩凪翔さんのことを。

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彩凪翔〜芝居心を感じる


翔ちゃんは、言うまでもなく雪組きっての美しいスターであり、この夏の写真集「FOCUS ON」では余すところなくその魅力が収められていて話題になりました。


以前私は、舞台の翔ちゃんをビジュアルとダンスをメインに観ていましたが、いつの頃からかお芝居での存在感が増してきて、最近は演技もかなり注目して観ています。


特に印象的だったのは春の全ツの『誠の群像』
見目麗しい勝海舟、彩凪翔。


勝海舟は、大らかで軽妙さを持ち合わせている魅力的な人物です。
堅物過ぎても砕け過ぎても魅力が半減してしまう。
翔ちゃんは人間味溢れる勝海舟を上手く演じて、舞台に程よいスパイスを効かせてくれました。

そんな翔ちゃん、歌うまさんというわけではないかもしれません。
ダンサーのイメージが強い翔ちゃんですが、今回『ファントム』ではにもぜひ注目したいと思っています


たぜなら、

 

彩凪翔/朝美絢 (役がわり)


なぜなら『ファントム』の座談会(雑誌 歌劇)で、翔ちゃんの歌への思いを知ったからです。

「素敵な曲ばかりだけど、音階が複雑で難しい。感情を乗せすぎると音が不安定になる。そのバランスに気をつけて精一杯お稽古していきたい。」


やはり『ファントム』の楽曲は難しく、お稽古の始まった当初は皆さん苦戦されていたようですね。
お稽古を重ねて、雪組全体のレベルアップはかなり期待できそうです。

翔ちゃんも気合いが入ってますね〜^ - ^
私の場合、歌は私のハートに響けばOK!
翔ちゃんの優しい声、よーく聞きますよ ♪

 

もちろん、役がわりに対する熱い思いはあーさも同じでしょう。

 

ファントムでは2人の役がわりが話題になっています。
ビジュアル抜群ということは共通点。
ショーでの2人の熱いオラオラ熱視線も共通点かな。

お芝居になると、2人の持ち味は違ってきますね。

先日 、梨花ますみ組長と望海さんの対談で、『ファントム』のお稽古で1番大変なのは、翔ちゃんとあーさだと語られてました。
確かに2役は大変です。


また演じ手が変わると周りの役者の演技も全く異なるそうですから、観客の私たちはその辺も注目ポイントかと思います。


それぞれの思いを胸に、強い決意を持って舞台に挑むであろう2人の2つの役を楽しみにしたい思います。

 

彩凪翔〜これから

 

よく話題に上るのは翔ちゃんのこれからのポジションですけど、
路線とか別格とか関係なしに、翔ちゃんの個性と魅力を生かせるような方向へ向かってほしいというのが願いです。


歌劇誌での翔ちゃんの組レポや、スカステのトークや、数々のエピソードからも優しくて明るく、あったかい人柄が伝わってきて、舞台から降りても素敵な人だなぁと思っています

ずっと応援したい彩凪翔さんです!

 

*:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚

 

明日開幕の『ファントム』
今の雪組は今だけの雪組です。


来年、再来年、変わっていくのが宝塚です。
変わるのは宝塚だけではなく、
私たちもです。
それでも、私たちが観た舞台はいつまでも残りますね。


雪うさぎ
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今年の雪組はパリ一色〜舞台は凱旋門から『ファントム』オペラ座へ

 

革命広場ー凱旋門ーオペラ座


いよいよ雪組『ファントム』の開幕が間近になってきました。


望海風斗さんの就任以来、雪組の大劇場公演はフランス、パリ一色ですね。
雪組タカラジェンヌの皆さんは、舞台上ではパリジェンヌ、パリジャンとして生きる1年となりそうです。

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今年、東宝は『ひかりふる路』から始まり『凱旋門』
ムラの締めくくりは『ファントム』と、またまたパリ旋風を巻き起こしそうな予感がします。

 

舞台は全て同じパリですが、望海さんの役は革命家亡命者怪人と、多種多様。
美しく哀愁ある面差しと、ドラマティックで深みのある歌声は、いつも私たちをストーリーの中に引き込み感動させてくれます


ラッキーなことに、この1年、私たちもパリの歴史に触れることで、パリを身近に感じることができました。

カルヴァドスを飲んでみたり、シャンソンに興味を持ったり、
粛正という言葉が流行ったり。(←どこで?^^;)

今月はファントムグッズがたくさんありますね〜美容に効くというお洒落なフェイスマスクにも注目です。
かなり楽しみですよ!遊び心もあって◎


これほど雪組がパリづくのも何か意味があるに違いない・・(*ΦωΦ*)ふふ

と考えて、今日は3作品の中のパリを訪問してみようと思います^ ^

 

『ひかりふる路』のパリ


『ひかりふる路』は18世紀後半、フランス革命時の話でしたね。
新生雪組のためのオリジナル作品にして、マクシミリアン・ロベスピエールの物語。

 

理想に燃えていた青年が、いつしか革命の象徴となり恐怖政治を行い堕ちていくという衝撃的なストーリーでした。

革命で国王夫妻が処刑されてもフランスに平和が訪れたわけではなく、パリは混沌の時代でした。

そこへ現れたのがジャコバン派のロベスピエールです。


「恐怖政治」の始まりですが、これはフランス語で「テルール」といい、「テロ」の語源になっています。
ちょっと驚きですね。

理想を成就させるためとはいえ、当然このような激しく無謀なやり方は長続きしません。

 

最後に彼が行き着くところは革命広場(現 コンコルド広場)

220年以上前に、ルイ16世やアントワネットが処刑された広場ですが、皮肉なことにロベスピエールもここで処刑されました。

その後に現れたのがナポレオンですね。


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⤴︎ 悲しい過去を持つ夜の「革命広場」
今は調和を意味する「コンコルド広場」となって、世界遺産に登録されています。
中央のオベリスク(柱塔)や、噴水が綺麗☆彡

 

『凱旋門』のパリ


『凱旋門』については、以前にいくつか記事を書いた覚えがあります。
重複するところもあると思うので、こちらについてはさらっと。


『凱旋門』は小説を元に映画化された物語でした。
20世紀半ばのパリということなので、『ひかりふる路』から約145年後のパリが舞台となっています。

第二次世界大戦前夜のパリ。
当然この時代のパリも不安定で政治的にも混乱の時期でした。

そんな中でラヴィックを中心に、生きることへの執着や愛することの輝き、希望を見出そうとする若者たちの姿をに胸打たれました。


初演時は、平和な時代の平和な国に生まれた私に、このストーリーの持つ真の意味は掴みきれませんでしたね。
幾度かの観劇(年も^^;)を重ねるうちに、名作と言われる所以がわかるようになりました。


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⤴︎ ラヴィックとジョアンがカルヴァドスを飲んでいたカフェ「ル  フーケ」です。
凱旋門近くにある今も実在しているお店です。

舞台にもありましたが、写真にあるように赤い屋根のオープンカフェもあって、シャンゼリゼ通りを眺めながらのティータイム。

はぁ、そんな生活をパリ市民はしているんですね〜オシャレすぎだな (//∇//)


フーケは創業が1899年、ラヴィックらが通っていたのは1938年ですから、創業から既に40年たってたんですね。

最後にラヴィックとボリスが希望を持って会う約束をしたのが、このフーケです。

 

『ファントム』のパリ


こちらも小説「オペラ座の怪人」をもとにしたミュージカルです。

1905年のパリという設定なので、時代は『凱旋門』より30数年ほど前に遡ることになります。


オペラ座が完成したのが、1875年ですから、『ファントム』はそこから30年後の物語になります。

年代的には古い順に、ひかりふる路→ファントム →凱旋門ということになりますね。

 

エリックがオペラ座に住んでいたこの頃のパリは大都市に生まれ変わり、芸術の中心として華やかに繁栄していた時代です。


ストーリーは、1896にオペラ座で実際に起きたシャンデリア落下事件と、建物の下の防水用貯水池からヒントを得て、当時新聞記者だった原作者ガントン・ルルーが作り上げたようです。

凄い想像力ですね。
この原作(小説)は一読の価値があるようです。


劇団四季の『オペラ座の怪人』観に行かれましたか?
私は数年前に観ましたが、やはり楽曲が素晴らしく結構はまりました。
映画版もこちらと同じですね。

 

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⤴︎ 豪華絢爛オペラ座の天井画、

シャガール作『夢の花束』です
色彩が美しくて夢を見るよう♪ 大好きな絵です。

 

11月号『歌劇』のワールド オブ タカラヅカはオペラ座の歴史とエピソード。

詳しく書いてあって、おススメです*:゚+。.☆。


✽:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+


さて、先日発表されました。

BS-TBS 「ドリームメーカー3 ~望海風斗、パリ夢紀行~」
12月2日(日)13:00~14:00(放送予定)  

彩風咲奈さんと真彩希帆さんも一緒です
やはり「オペラ ガルニエ」が中心になるのでしょうか。

3人がどのようにパリを見て、何を感じるのか楽しみですね。

 

雪組公演『ファントム』まであと4日です

 

雪うさぎ

 

↓ 以前書いたエトワール凱旋門オペラ ガルニエについて。
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Happy Birthday だいもん!雪組ファミリーと希望の海へ☆

今日はHappy day!(*ΦωΦ*)

 

望海風斗さん!
お誕生日おめでとうございます♪

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今日はどのような1日をお過ごしでしょうか。
雪組さんは『ファントム』のお稽古真っ只中ですね。
皆んなに愛されているだいもん、きっとたくさんの祝福を受けたことでしょう。

そして、望海さん自身も宝塚愛、雪組愛に溢れた人です

 

Happy  family!


少し前の話ですが、雪組のお稽古に『ファントム』の作詞・作曲を担当されたモーリー・イェストン氏が来られて、嬉しいコメントをされていましたね。

たくさんの賛辞の中で1番嬉しく思ったのは、「雪組は1つの大きな家族のようだ。誰1人独りよがりな演技はしていない」という言葉です。

 

雪組はだいきほコンビ色が強く出るとよく言われますが、確かに歌うまコンビの活躍は凄いですね。
私はいいように受けとめています。

2人の影響を受けて学んで、組全体が活性化して、良い状況を作っているように思えるからです。

舞台を観れば一目瞭然ですね


トップになった日から、望海さんは希望の海を渡る白雪号の船長です^_^
真彩さんは、時に寄り添い歌いながら、時に操縦もしてくれる頼もしい相棒

そんな白雪号に組子たちは安心して乗っています。
もちろんのんびりと乗っているだけではなく、
個々に役割があって皆、日々切磋琢磨。
嵐が来ても一緒に乗り越えていく。


イェストン氏の言葉は、そのような空気を雪組に感じとられての言葉でしょう。

雪組の愛の詰まった素晴らしい『ファントム』になりそうで楽しみです。


明るく (超真面目で) 前向きな望海さんと、
明るく (男前で) 前向きな真彩ちゃんと。
これからも雪組ファミリーと共に希望の海を渡り、たくさんの夢を叶えてください☆彡


今夜は『真面目』(=台本)はちょっと片付けて(笑)、楽しいバースデーになりますように

 

*現在、国外におり予約投稿です。
不具合があれば帰国後修正します。
メッセージなどのお返事も遅れますがゴメンナサイ。

雪・うさぎ♡

雪組『ファントム』新人公演キャスト発表ー縣千はキャリエール役

 

キャスト発表 

 

『ファントム』新人公演の配役が発表されました。


今回は先にファントム役とクリスティーヌ役が発表されていましたね。

綾凰華さんは、3度目となる望海風斗さんの役。
歌も演技も安定感ありで、新公最後のファントム役も充分期待できると思います。

ひまりちゃんは2度目の新公主演。
歌姫の役ですね頑張って欲しいです。

 

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縣千・キャリエール役


さて、注目していた縣さんはキャリエール役!!

キャリエールかシャンドンかで、妹1と意見が分かれていましたが^_−☆

前回『凱旋門』では主演ラヴィックを見事に演じたけれど、キャリエールは主演とは別の意味で難役ですね

ストーリーの中で大きな役割を持つ大人の役、
エリックと2人で歌う最大の見せ場もあります。

あやなちゃんに代わって、これからの新公ではだいもんの役を演じることになりそうな縣さん

前回は轟悠さんに。
今回は彩風咲奈さんに。
違うタイプの先輩から学べるというのも恵まれたことですね。

まだまだ若い縣さん、今出来る最高の力を出してキャリエール役に挑んでほしいです。
頑張って!!

 

 新人公演の主なキャスト (  )は本役


ファントム:綾凰華 (望海風斗)

クリスティーヌ:野々花ひまり(真彩希帆)
キャリエール:縣千(彩風咲奈)
シャンドン伯爵:彩海せら(彩凪翔 / 朝美絢)
アラン・ショレ:陽向春輝(彩凪翔 / 朝美絢)

ガブリエル:彩みちる(梨花ますみ)
カルロッタ:羽織夕夏(舞咲りん)
ジャン・クロード:凰華はるな(奏乃はると)  

セルジョ:眞ノ宮るい(永久輝せあ) 
若い頃のキャリエール:真友月れあ(永久輝せあ)

モーク・レール:ゆめ真音(久城あす ) 
リシャール:星加梨杏(煌羽レオ)
ラシュナル:一禾あお(綾凰華)    
ソレリ:潤花(彩みちる)
メグ:花束ゆめ(潤花)      
 ベラドーヴァ/ レミー:有栖妃華(朝月希和)
幼いエリック:聖海由侑(彩海せら)
ルドウ警部:諏訪さき (真那春人)
 

あみちゃん(彩海せら)来てますね〜

 

雪うさぎ♡

雪組 東急シアターオーブは『20世紀号に乗って』/ バウ主演は永久輝せあ

雪組2つの公演

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雪組の来年3月〜4月の「東急シアターオーブ公演」と「宝塚バウホール公演」のラインアップが発表されました!

 

『20世紀号に乗って』


まず、東急シアターオーブ公演は、トップコンビによるブロードウェイミュージカル『20世紀号に乗って』

どこまでも陽気で洒脱なミュージカル・コメディということで、
底抜けに明るい役をやりたいという夢を、またしても叶えることになりそうなだいもん☆彡
良かったですね〜〜(T . T)嬉し泣き


↓ こんな作品だそうです ↓

・1978年にブロードウェイで初演
・トニー賞5部門を制覇
・2015年リバイバル上演で作品賞にノミネート
・サイ・コールマン作曲の軽快な音楽
・スピーディーに展開する
・ブロードウェイ・ミュージカルの真骨頂

    (詳しいことは宝塚HPをご覧ください)


ストーリー、音楽と、大作っぽい香りがプンプンして、素敵な舞台になりそうですね。

 

『PR×PRince』


さて、バウホール公演は永久輝せあさん主演。
ひとこちゃん、初主演おめでとうございます!
こちらも首を長ーくして待ってました

演出家・町田菜花さんのバウホールデビュー作品です。
タイトルの、PRとはPR大作戦のことのようですよ。

ハートフルなコメディということで、こちらも楽しそうな舞台になりそう♪

ひとこちゃんは王子様になるのですね。
3人の王子役も楽しみです


♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・


2019年雪組は、東京宝塚劇場『ファントム』で幕開け

春は、
シアターオーブ『20世紀号に乗って』
バウホール『PR×PRince』


バラエティに富んでいて雪組公演充実していますね(^_−)−☆


雪うさぎ♡

3度目の『ファントム 』出演ー望海風斗ーエリック役への軌跡

 

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雪組公演『ファントム』開幕まで1ヶ月ほどとなりました。
エリックを演じる望海風斗(だいもん)さん、先日の『ファントム 』制作発表は今までで1番緊張されたとのこと。

大作、再演に加えて、だいきほへの期待が大きい分プレッシャーも大きくなるでしょう。

ファンは皆んな知ってるんですけどね、
素晴らしい舞台になることを

ですが演じ手の皆さん、取り分けだいもんは最後の日の幕がおりるまで、一瞬たりとも気を抜くことはないのかもしれません。


さて、『ファントム』出演は3度目ということもあり、だいもんにとって感慨深い作品となっているようです。

 

1度目☆2006年花組公演


ファントム / 春野寿美礼
クリスティーヌ / 桜乃彩音

若き日のだいもんの役は従者

役の名前はありませんが、従者役はダンスなど見せ場もあってかっこいい役ですね。
同じメンバーには、華形ひかるさんや朝夏まなとさんなどがいました。

次の雪組公演での従者役は、諏訪さきさん、眞ノ宮るいさん、縣千さんなどですが、このメンバーは新人公演の配役も気になりますね。


だいもんは、この時、新人公演でセルジュと若き日のキャリエールの2役を演じています。
次回の本公演で永久輝せあさんが演じる役ですよ^_^

 

2度目☆2011年花組公演


ファントム / 蘭寿とむ
クリスティーヌ / 蘭乃はな


この時、私は宝塚離脱期でした。残念!
妹1は観劇していますが、映像は持っていない。
なので、私は観劇はおろか、映像も観ていないのです( ; ; )


だいもんはリシャール役。

この役は団員の一人で特別に目立つ役ではないけれど、ソロで歌う場面も少しあって、だいもんはキラリと光っていたそうです←妹1より。

声が良く通るので、セリフも聞き取りやすく、舞台人として恵まれた宝 (資質)を持っている人ですね〜❤︎


過去にリシャール役を演じた人は、遼河はるひさん、未涼亜希さん。
次回演じるのは、煌羽レオさん
名前の如く、カリちゃんもキラキラ光るリシャールを演じてくれるでしょう。

 

この公演では何と、ひとこちゃんが団員の一人として出演!知らなかった〜
なので『ファントム』2度目になりますね。

 

3度目☆2018年雪組公演


ファントム / 望海風斗
クリスティーヌ / 真彩希帆


そして遂にファントム役です!


過去にブリドリでだいもんを尊敬していた真彩さんとデュエットしたのが「home」でしたね。
『ファントム』の中の名曲です。


2人は組替えで離れてしまったけれど、今度はトップコンビとして歌うことになるのですから、感動もひとしおです♡


また、だいもんはパーソナルブックでもファントムに扮していました。


制作発表会で「音楽に魅了された。ファントムを演じたいという夢が叶った。」
「彼の心の中を覗いてみたかった」と語っただいもん。


今までの全てのことは、ファントム役を演じるようにと繋がっていったのでしょう
2人のレベルの高い歌と、雪組の皆さんによる熱〜い感動の舞台を期待したいと思います。

 

雪・うさぎ♡